絵本レビュー 『どこでもない場所』
久しぶりに、不思議な魅力を持った絵本をみつけました。
タイトルは『どこでもない場所』。
1つのストーリーではなく、一つ一つの絵につながりはなく、それぞれがだまし絵になっており一枚ずつ楽しむことができました。
遠近感があやふやの世界の世界を描いており、エッシャーのだまし絵をみているようです。
トレッキングの延長線上に遺跡探索が。
人形遊びの延長線上に、現実に人が住む家が。
うたた寝をしているソファーの延長線上に、海が。
それらの奇妙な世界をながめることで、自身の持