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仕事で落ち込まず気持ちを切り替えるには?「まぁいっか」の法則

まだまだ不動産業界は「男性社会」と言われています。そんな不動産業界で働くハウスドゥ・ジャパンの女性社員対談企画では、働く女性のリアルな声から会社のあるべき姿や方向性を考えていきます。
今回は、女性管理職の先輩社員に「気持ちを切り替えて前向きに働く方法」について聞きました。ライフステージの変化も激しい女性が長く健やかに働くヒントをお届けします。

【登場人物】
岩本:総務人事部長。新卒入社し、仲介事業部営業サポートを経て総務人事部長に。バックオフィスの要として、総務人事部・採用育成戦略部の部長を務める。
田村:ハウス・リースバック(通称HLB)女性営業。中途入社し、仲介事業部からFC事業部、売買事業部などを経験し、管理職から営業職へジョブチェンジした。

◆長く働くコツは「ちゃんと休むこと」

―――管理職経験があるお二人は、人の入れ替わりをたくさん経験してきたと思います。メンバーの入れ替わりについて、みなさんはどうやって気持ちを切り替えていますか?

田村:育ててきた中堅が辞めるとショックが大きいし、悲しいよね。でも、だれが巣立っても、時間が経てばそれがまた日常になるのよ。

岩本:今見える世界だけを見るのって大事だよね。来る者拒まず去る者追わずで「今、目の前にいる子を守りたい」って思ってる。そりゃよく知っている子が辞めたら一瞬衝撃が走るけど、それがその子の成長に繋がるなら応援してあげたい。そうやって会社は変わっていくものだから、あんまり気にしてないよ。

―――なるほど。みなさんはそうやって受け入れる考え方を培ってきたんですね。田村さんは13年、岩本さんは19年もハウスドゥで働いていますが、辞めずに続けてこれた理由は何ですか?

田村:基本、私は飽きっぽいの。25歳くらいまでノリで生きていて、仕事も住む場所も転々と変えていたんだけど、ハウスドゥはいろんな部署があったり、新しいことをどんどんチャレンジしていく社風だから飽きる暇がなかったんだよね。うちの会社、飽き性な人とかいろいろやりたい人にはぴったりだと思う。今回営業職へ異動したのも「不動産のこともっと知りたい」と思って自分から希望したんだ。

―――すごい。そのエネルギーはどこから来るんですか?

田村:パワフルに生きるコツは寝ることかな。30時間寝ることもあるよ。(笑)家族公認で、その間は夫と子供二人でおでかけしてたりする。もちろん毎日じゃなくて、ちゃんと「休む日」と「活動する日」を決めているけどね。

―――バリバリ働いている人ほど、オンオフのメリハリがはっきりしているんですよね。そのほうが前向きな思考になれたり、活力が湧いてきたりしそう。

岩本:私も電車では寝てる。休日も犬に早朝から起こされるけど、散歩した後はリビングでゴロゴロして休んでるよ。人間、眠らないと気持ちが落ちちゃうからね。

田村:寝ている間に頭の中でいろんなことを処理しているから、睡眠は大事だよ。たまに朝4時までゲームをやり込んで、目がギンギンになっちゃうこともあるけど(笑)

◆気持ちを前向きにする魔法の言葉

―――でも、仕事でトラブルが起きた時に「あぁすればよかったな」「こう言ったほうがよかったな」って悩んで眠れないことはないんですか?

田村:私は家に帰ってからは家事と育児の時間だからバタバタ動いていて、くよくよ考える時間がなくて。それに救われているところがあるかも。あとは、モヤモヤが続くときはひたすらゲームに没頭するかな。そうすると「まぁいっか」って思えるし、ゲームの中で困っている仲間と助けあったりしてるといつの間にか心が浄化されてるんだよね。(笑)

―――ゲームに没頭するのも、無意識に悩みを解消する方法を探っているのかもしれないですね。

田村:極端なことを言うと、悩んだ分だけ解決できる訳ではないのよ。「どうしたらできるんだろう」って解決するために調べ出して、テンション上がって眠れなくなっちゃうことはあるけど、そこまで前向きに没頭できたら、悩んでるわけじゃないよね。

岩本:うん、結局なんとかなる。自分が思うほど他人は気にしてないから「まあいっか。明日はきっといい日になる!」って気にしないのも大事だよねって、幹部陣でもよく話すよ。それは、一つ一つの課題をどうにかなるからいいやで妥協でやり過ごすんじゃなくて。
「いったん冷静になって深呼吸しよう」と思えば、全体像や本当に必要なものが見えてくるってこと。
せっかく挑戦ができる環境なのに、悩んで立ち止まっていたらもったいない。

田村:確かに心の片隅に「まあいっか」の精神を持つのっていいですよね。一旦冷静になって、“ミスをしてしまった、どうしよう...”ではなく”成長のためにこれからどうするか”を考えると、感情をコントロールできて心が落ち着く。
それでも感情のコントロールができなかったら、家で熱唱するのもいいよ。アップテンポでちょっと難しい歌を、一生懸命無心で歌うとすっきりするの(笑)
すっきりした後であらためて全体を見直すと、意外な解決策が閃いたりするからおすすめ!

岩本:悩んで眠れないってことは、自分ではどうにもならないことなのに、完璧主義な性格から苦しさを感じているんじゃないかな。完璧主義で努力する姿勢は素晴らしいけれど、それが過剰になると、自分自身を苦しめる原因になるよね。どんなに頑張っても、すべてが完璧にいくわけじゃないから、肩の力を抜いて立ち止まることも大事。自分を責めるんじゃなくて、自分を大切にしよう。
田村:私たちだって、どうにもならないことや完璧にできないことに直面することがあるよ。そんなときに、「まあ、いっか」と言って次の一歩を踏み出せるかどうか。「いい加減」より「好い加減」に、肩の力を抜いていこうね。

◆上司は怒ったことを気にしていない。軽やかに次へ生かす考え方

―――上司に怒られたり注意されたりすると「信頼を失った」と思ってしまうんですよね。

岩本:信頼してなかったら「言っても通じない」って思うから、怒りもしないし、何も言わないよ。成長すると信じているから「ここで直してあげよう」と思って指導するの。その上司の「怒り」は「叱る」ことよね。「叱る」の反対は「褒める」だと思っているかもしれないけど、実はそうではなくて。「叱る」の反対は「諦める」とか「無関心」なんだよね。つまり「叱られる」ということは、期待されているということ。上司や先輩は「改善して欲しい」「成長してもらいたい」「もっとできるはずだ」という思いがあるからこそ、叱ってくれるんだよ。

―――なるほど。「私を信じて成長のチャンスを与えてくれたんだ」と思うと救いになります。
岩本:あと、上司は部下の失敗をそんなに気にしてないんだよね。どれだけ怒られたとしても、同じこと繰り返さなければいいだけ!だから気に病まず「じゃあ次はこうしよう~」って思えばいいよ。どうせ死なへんから(笑)

―――あまり気にしていないというのは驚きです。反省はもちろん必要だけど、落ち込まずに次に活かす方法を考えることに集中したほうがいいですね。

田村:誤解を恐れずに言えば、怒られたりしたら、しょんぼりした“フリ”だけしたらいいんだよ。ちゃんと考えて、次から改善したらいいの。
指摘を恐れて「失敗しない」を突き詰めると「やらない」になってしまうけど、成長しようと思うなら「失敗してでもやる」って気持ちで学んだほうが絶対自分のためになるし、会社の成長につながるんだよね。

―――そうですね。岩本さんや田村さんのような上司が多いから、胸を借りるつもりでどんどん練習させてもらいます!

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