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お金と人間

The Pychology of Money
お金に関する話題の書籍を読んでみました。日々仕事で超富裕層のお客様と接している私にとってかなり納得感のある内容にまとまっています。
20の章から成り、お金に対する人間の心理が分かりやすくまとめられています。
その中でも印象に残った章を一つだけご紹介します。
読もうか迷っている方は是非手に取ってみてください。

●“足るを知る“ことの重要性

お金にまつわる失敗のほとんどは「これで十分だ」という感覚の欠如

大富豪の失敗はなぜ起こるのか?
→不要なものを手に入れるために大切なものを失うバカげた感覚原因

結果 ー 期待 = 満足度/幸福度

無限の欲求に駆られないための留意点

① 動き続けるゴールポストを止める

求める成果を手にしてもそれに合わせて求める基準を上げ続けていたら永遠に更なる成果を求め続けなければならない。「金」「権力」「名誉」を手に入れたいという欲望に駆られ、満足よりも野心の方が大きくなっていく。

② 「富」の比較ゲームに参加しない

他人と年収を比較してもキリがない。このような比較を続けている限り誰も頂点に到達できない。これは決して勝つことができない戦いだ。InstagramやTwitterの奴隷になっている場合ではない

③ 吐くまで食うな

自分がどれだけ食べられるかの限界を知るには、吐くまで食べるしかない。しかしそんなことをすれば食事が台無しになってしまうので誰もそんなことはしない。
お金の世界では欲に駆られ破産や倒産が後を絶たない。

④ 大きな利益が得られる可能性があっても、危険を冒す価値のないものは多い

自由と自立、家族と友人、愛と幸福にはお金で飼えない価値がある
これ以上リスクを取るのをやめるタイミングを見極め、「もう十分だ」と考える大切さを知ることだ。

備忘録として

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