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京都でも生活は続く。

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京都で暮らすと見られるもの。観光客の後頭部、遠巻きに人間を見つめる猫と、キノコの生えた街路樹、回収の遅い郊外の生活ごみ。
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#読書

哲学者が、近内悠太『世界は贈与でできている』を読むと気になるところ

近内悠太『世界は贈与でできている:資本主義の「すきま」を埋める倫理学』、むちゃくちゃ話題ですよね。

かつて、この本の書評を書きました。書いたのは、株式会社キャスタリアのメディアです。

書評はかなり好意的なことを書き、批判は重要なポイントに絞りました。

なので、ほかの懸念点は削ったのですが、テクニカルな問題点をいくつか本書は抱えています。それが、本書のカギを握る映画「ペイ・フォワード」解釈です

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2021年の活動

2021年の活動報告~~~

(去年のものは下記からどうぞ)

2021年に読んだ漫画の冊数を数えてみました。漫画は、669冊でした。自分でもびっくりした……。漫画アプリも結構使っているし、再読も含まれているとはいえ、かなり物語に接してきた感がありますね。

論文やアメリカ哲学を除くと、書籍は、267冊読みました。例年よりずいぶん少ないです(例年は月30冊ペース)。

Netflixなどでみた映像

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