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ホトゼロってどんな会社?私たちの考えや事業に共感してくれるウェブディレクターを探しています!

ホトゼロは「社会に、大人に、学びの魅力を」をテーマに、大学を中心とした教育・研究機関の広報プロジェクトを伴走支援しつつ、自社でも独自プロジェクトを運営する会社です。このたび、これら取り組みをより一層、加速させていくために、私たちと一緒に働いてくれるウェブディレクターの募集をはじめました。 

どんな方に来て欲しいのか、というのは下記の求人ページにできる限り丁寧にまとめています。noteでは、今回の募集に少しでも興味を持ってくれた方や、そもそもホトゼロってどんな会社なのか気にしてくれている方のために、ホトゼロがめざしていること、やっていることについて伝えようと思います。

社会に向けて大学の価値をあらためて伝える

まずホトゼロがめざしていることについてです。会社のミッションとして「社会に、大人に、学びの魅力を」という言葉を掲げているのですが、最近はここからさらに発展させた2つの言葉で、私たちの考えを説明することが増えています。 

ひとつは、「大学のポテンシャルを伝える」です。大学というと、高校卒業後に進学する“学校”というイメージしかない人も多いように思います。でもよくよく中身を見ていくと、ものすごく面白い場所なんですね。 

大人も使えるさまざまな講座やプログラム、ディープな知に触れられる図書館や博物館、歴史的建造物、学食や学園祭、大学祭などなど。学術的にも、文化的にも、エンタメ的にも、多くの魅力にあふれています。なかでも、研究者たちの研究発表や専門に裏打ちされた話からは、普段なかなか得ることのできない驚きや発見、気付きをもらうことができます。極端な言い方をすると、大学の研究室の扉は、知らない世界に続く“魔法の扉”のようなもの。そんな扉が、大学のキャンパスの至るところにあるわけです。これ、想像するだけでワクワクしません? 

一方、多くの大学は少子化によって苦しい状況に立たされていると言われています。これは、“大学は若者の進学先でしかない”という暗黙の前提があったうえでの話です。確かに現段階での多くの大学は、この前提のなかにいます。でも実際の大学は、もっといろんな活用ができるし、されるべき場所です。それだけのポテンシャルが間違いなくあります。 

ホトゼロは、これからの大学はどうあるべきかを考えながら、大学のポテンシャルをあらためて社会に伝え、また大学のなかの人たちにも知ってもらうことを、大事なミッションとしています。「人生100年時代」と言われる現在、こういった考えや活動は、大学だけでなく社会にとっても意義があると、私たちは強く思っています。

知らないことを知る、その楽しさを社会へ

もうひとつは「知るたのしさを、たくさんの人に」です。「大学のポテンシャルを伝える」は、どちらかというと大学側に寄った言葉だと思っており、より広い視野に立って社会全体を見渡したとき、ホトゼロがやりたいことはどう表現されるのかを考えたところ出てきたのが、この言葉になります。 

「知るたのしさを、たくさんの人に」…。極端なことを言うと、世界平和のために一番必要なことって、まさにこれだと思ってるんです。はい、引かないで。もうちょっと読み進めて。 

現在の社会では、さまざまな人やグループが、さまざまな正義を掲げ、結果的に多くの分断が生じています。皆がバランスよく知識を得ることによって、これら状況は少しずつ緩和されるのかもしれません。でも、自身の考えが正しいと思っている人が、他の間違った(と当人は思っている)考えや意見をわざわざ理解しようとするのかというと、けっこう難しいように感じるんですね。学者や政治家など、それを知ることが職業柄必要な人はそれでも知ろうとするでしょう。でも、そうでない人は、どうなのかと。 

しかし、この“そうでない人”が世の大半であり、この人たちが社会をつくっています。この人たちにバランスよく知識を得てもらいたい。そのために必要なのは、「バランスよく知識を得なさい!」というメッセージではなく、「知らないことを知ることは楽しい!」というポジティブな事実だと思うんです。そして、大学はさまざまな“知らないこと”を知っている研究者たちが所属している場所であり、ここほど知る楽しさを伝えるのに適した場所はないと思っています。 

私自身、“そうでない人”の一人であり、「知らないことを知るのは楽しい!」を実感した一人です。同じような気持ちを、ぜひたくさんの人に伝えたい。それが、その人にとっても、社会にとってもプラスになる。これもまたホトゼロの根底にある考えです。 

入試広報以外の広報活動を二人三脚でサポート

ホトゼロが何をめざしているのかについて書きました。では、どうやってこれらを実現しようとしているのか、つまりホトゼロの事業について、次はお伝えします。 

ホトゼロの主な事業は、大学を中心とした教育・研究機関の広報プロジェクトの伴走支援です。広報プロジェクトってナニ?と首を傾げる方もたくさんいるかと思います。これは本当にいろいろで、大学全体のブランディングや研究所・研究センターの広報、周年事業や産学連携プロジェクトの広報面からの支援、リカレント教育のプロモーションなどなど。いわゆる高校生や受験生に向けた入試広報以外のテーマ性のある広報活動全般です。これら広報活動の多くは、社会人や社会全般をターゲットにしており、ホトゼロのやりたいこととマッチしています。 

また、大学の主なターゲットは高校生や受験生であり、この人たちを振り向かせるための入試広報は、ある程度テンプレが定まっています。しかし、それ以外の人をターゲットにした広報活動は、漠然とした目的だけがあり、具体的な内容がほぼ決められていないなかスタートすることが多くあります。

こういったプロジェクトについて、そもそも部分のコンサルテーションから入り、目的や手法の整理、クリエイティブ、コンテンツ開発、成果の検証、改善活動などを一緒に取り組んでいく。そういったスタートからゴールまでクライアントと一緒に走っていく支援スタイルに評価をいただいており、私たちもやりがいを感じています。 

ごく一部ではありますが、これまで取り組んだ広報プロジェクトのレポートがありますので、こちらもご覧ください。 

大学の魅力を届ける、2つの独自プロジェクト

ホトゼロはクライアントワークだけでなく、独自プロジェクトにも取り組んでいます。こちらについても少し説明させてください。プロジェクトは2つあり、まず紹介したいのは「ほとんど0円大学」というメディアです。 

このメディアは、まさに「大学のポテンシャルを伝える」ということをストレートに実践しているもので、大学の多種多様な魅力を毎週2本記事として配信しています。運営をはじめて今年で10年目となり、「ほとんど0円大学」の取材を通じて、ホトゼロは多くの大学や研究者と知り合い、信頼関係を築くことができています。 

ちなみに「ほとんど0円大学」というサイト名は、大学は学費を払って通う場所というイメージがあるけれど、実は無料で使える取り組みもたくさんあることを伝えたくてつけました。無料と言い切る勇気がなかったし、有料のものもあるので「ほとんど0円」です。お気づきの方もいるかもしれませんが、このサイト名が社名の由来でもあります。

もう一つは「フクロウナビ」というナビサイトです。大学などの教育・研究機関では、研究や学術の魅力を伝えるコンテンツ(記事、動画、音声etc)をたくさんインターネット上で公開しているんです。これらコンテンツを集め、さまざまな軸やテーマで紹介しようというのがこの取り組みです。

フクロウナビをスタートさせたのは、「知るたのしさを、たくさんの人に」を実践したいという想いと、大学関連のメディアが面白いのにあまり見られていないという課題感があったからです。詳しくは別途noteの記事にまとめていますので、ぜひこちらもご一読いただけるとうれしいです。

ともに働いてくれる仲間を探しています

私たちが何を考え、どんな事業を展開しているのかについて、ものすごく駆け足ではありますが、お伝えさせてもらいました。ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。 

最後に、ホトゼロは2019年8月1日に設立し、いま6年目を迎えています。立ち上げた当初に思い描いた活動は、何とかできるようになりましたが、まだまだ発展途上にあると強く感じています。これまで以上に、大学の価値を、知ることの楽しさを、社会に伝えていくには、新たな仲間の存在が不可欠です。私たちの考えに共感し、事業にやりがいを感じてくれる、あなたのご応募をぜひお待ちしています。

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