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【初心者でも簡単】これから栽培にトライしたい春野菜3選!

かれこれ農作業を初めて3年目の春を迎えます。
もともと大阪の住宅街で生まれ育った私は、農業とは無縁。そんな私が育ててみて、「これなら誰かにオススメしたい!」と思った簡単栽培な野菜3選を、写真とオススメの食べ方と一緒に紹介します!

※普段は香川本鷹という唐辛子を栽培する唐辛子農家をしています

①ルッコラ

ルッコラが一番簡単な野菜説
実はキャベツやダイコンと同じアブラナ科。そして、アブラナ科はしばしばチョウの幼虫の餌食になります。しかし、ルッコラはあの独特の香りのせいか虫が付きにくいand葉を随時外葉を順次むしりながら食べられるので、長期間収穫楽しめるという利点も。
また種まき後の発芽も、すこぶるgood!

ルッコラのつぼみ。もう少しすると、白く可憐な花が咲きます。草丈は30~50㎝くらいです。
ルッコランの花(引用:https://sakata-tsushin.com/yomimono/tokushu/20160310_001748.html
採れたてのルッコラ。ここまで大きくなると少し固いので、生食ではなく火入れするのがベター。生で食べたい場合は、小さな葉っぱを選んでくださいね

私のおすすめは「ルッコラの胡麻和え」です。ルッコラの独特の香りが苦手という人も、下茹でするとずいぶん食べやすくなるのでぜひ。ただこの香りが案外和食とよく合います!

ルッコラの胡麻和え(といいながら、小松菜も入ってます。濃い緑色がルッコラ)

※プランターでも十分育てられます!間引き菜も楽しめるのでぜひ!

②サニーレタス

レタスの旬は実は冬~春です。ハウス農家の頑張りで、年がら年中スーパーにいるので、季節感を覚えづらいですが、、、
またレタスは発芽温度(作物は種類によって発芽する温度が異なります)が低いので、暑い夏場に種まきしても基本発芽しません。

さて、レタスも虫が付きにくく、外の葉をむしりながら長く食べることのできる野菜。それもそのはず、なんとレタスはキクの仲間です。防虫菊なんてものがあるくらい、キク科には虫が付きにくい。そのため、アブラナ科とキク科を一緒に植える、アブラナ科の虫を防ぐ効果も期待できます。

発芽して間もないレタス
間引き菜
種類が変わりましたがこちらもサニーレタス。春は雑草もかわいいので一緒に育てたいところ(ちなみに映っているのはカタバミ、オオイヌノフグリ、オランダミミナグサ)

レタスは何といってもサラダです!採れたては歯ごたえもあるのでぜひ。

レタスサラダ(違う)。4~5月頃に畑でレタスを食らう。

※プランターでもベビーリーフは楽しめますが、根張りが大きな作物なので、大きく育てたい場合は畑にて。玉レタスは難易度が高いのであまりオススメできません(正直僕もうまくいってません(笑))

開花時期のサニーレタス。80㎝くらいには成長します。

③コマツナ

初心者向け作物の代表格ともいえるかもしれません。一番のメリットは、春の場合、ヘタすると30日で食べられるくらいに成長すること(実は小松菜もアブラナ科)。スーパーで売っている葉物野菜はどうしても輸送中にしおれてしまうので、採れたてをぜひ一度食べてほしい!

塩ゆでしたコマツナ。開花前なら茎も柔らかく食べられます。

採れたてのコマツナは葉も美味しいですが、開花前の茎が甘くておいしい。軽く塩ゆでするとそれはそれは。お好みでマヨネーズを付けて食べてみてくださいね!

※プランターでOK。間引き菜も食べられます。

開花後のコマツナ
菜の花と梅のスパゲティ(写真がいびつ・・・)

※アブラナ科の植物はもし食べきれなくても、菜の花を咲かせてくれれば菜花として、それを楽しむことができます。黄色い菜の花を使った料理はきっと春らしい味がします!

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というわけで、オススメの春野菜3選をお送りしました。
一点気を付けないといけないのは、春は驚くようなスピードで成長するので収穫時期を見誤らないことですかね・・・

とはいっても、スーパーでは見られない野菜の花を見られるのも、家庭菜園の良いところかもしれません。

★ご宿泊者様の農業体験は無料です(ただし、ガッツリ作業になります(笑))↓

次は4月中頃に夏野菜の苗編をお送りします!


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