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サインバルタ(デュロキセチン)をやめるまで①

減薬をしよう、と心に決めてからのはなしです

通院先をかえた経緯

まず、体調がちょっとずつよくなって来たことがきっかけで"減薬したい"と考えました

薬を長期的に服用するリスクはわかっていたので大量に飲んでいる薬を徐々にでも減らしたかったのです

そして、その意向を主治医に伝えたところ
「あなたが"こんな症状がある"と言ったから今まで薬を出していた。そういうなら一旦サインバルタともう一種類(何か忘れてしまいました)だけにすれば。」(ニュアンスです)
とすごく乱暴な減薬を言い渡され、処方箋を出されました

減薬は医師と相談しながら慎重に行うもの、とわかっていたので
この医師とは慎重な話し合いは難しいと感じて通院先を変えることに決めました
前々から医師がしっかり話を聞いてくれる、という印象がなかったので転院も視野に入れていたためその日のうちに違う病院を予約し行きました

そこで色々と話すうちに、
・双極性障害っぽい症状は確かにあり、その可能性は捨てきれないこと
・反面、抗うつ薬による賦活症候群の可能性も捨てきれないこと
を聞かされました

賦活症候群
(アクチベーションシンドローム) 薬の飲みはじめ
増量時 不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア(じっとしていられない)、精神運動不穏(精神的に不安 定)、軽躁、躁病

https://www.smilenavigator.jp/utsu/medicine/05.html

わたしの場合、薬の増量をしたのがだいぶ前でその頃新たに出た症状に関して正確に記憶していないのでなんとも言えませんが、
若年層に多い、ことからも可能性としてあるなと思いました

そのためこの病院で減薬をしていこうと決心しました

わたしと抗うつ薬

抗うつ薬服用開始は2020.10いまから3年半前のことです
当初の診断は中等度のうつ病でした
サインバルタは当初から服用していました
そこから一度も途切れることなく服用を続けていました
また、
・自身は他の薬を鑑みても薬の代謝が良い方
・サインバルタは半減期が10時間と少しと短め
・服用期間が長い
ことから離脱症状は苦しいと前々から予想していました

減らしたい薬とは

・服用している抗うつ薬2種類(フルボキサミン、サインバルタ)のうちどちらか
・2種類服用している(目的は違えど分類上は)抗けいれん薬
→頭がぼーっとしてしまうため
を減らす事が当面の目標です

そこでまずは、賦活症候群なのか双極性障害なのかの見極め、そもそも抗うつ薬は双極性障害の治療には基本使用しないため、抗うつ薬どちらかをやめることになりました
サインバルタをやめる、と選択したのは主治医です

そのため予測ですが、
転院時のサインバルタ60mg(デュロキセチン)はMAX量でしたが
フルボキサミンマレイン酸塩錠(デプロメール)50mgはMAX量ではなかった(MAXは1日で150mg)
だったことから、サインバルタの影響の方が強い、と考えられたのかなと思います
(あくまで素人の考えです)

減薬の進め方

①60mg→40mgへ
4月18日に減薬を始めて、20日までは体調が悪かった
主に頭痛
10時ごろまで起床できない
アルバイトには行けないが、全く起き上がれないほどではない
だがその後回復して問題なかった

②40mg→20mg
5月2日に20mgになった
いつも月経期間は体調が悪く薬に関係のないところで体調を崩していた(生理痛)が、
それ以外に体調の異変はなかった

③20mg→なし
5月8日からサインバルタ無しになった
10日から体調を大幅に崩した

5月10日
頭痛、めまい、吐き気で起き上がっているのが辛い状況
かろうじて買い物には出たものの車に乗っていることが耐えられず短時間で帰宅
数日前に強いストレスがかかる出来事があったため、それの影響なのかと考えてすごく悔しかったしうつ状態が再燃した気がして気持ちも後ろ向き
そして焦る

5月11日
11時ごろ起床
頭痛、めまい、吐き気、入眠障害、全身倦怠感で食事と入浴の時間以外はベッドで過ごした
光刺激がつらい
いまのところ吐き気はこの日が一番強かった

5月12日
8時ごろ起床
朝は調子が良かったため近所に車で外出
車の揺れと外の光刺激で体調が急激に悪化しすぐに帰宅
頭痛、めまい、吐き気、全身倦怠感、脳に衝撃を受けるような感覚(内部から打ち付けられるような感覚、🫨こんな感じ)で動くのが辛い
光刺激が辛い
食事の時間と少しの外出時以外はベッドで過ごした
入浴できなかった

5月13日
11時ごろ起床
頭痛、めまい、吐き気、全身倦怠感、脳に衝撃を受けるような感覚で起き上がれない
光刺激が辛い
食事、入浴の時間以外はベッドで過ごした
だが、前日よりかは幾分か症状がましになる

5月14日
14時ごろ起床
全身倦怠感、脳に衝撃を受けるような感覚、めまいがあるが、しんどいが起き上がれないほどではない
食欲はあり食事は摂るものの、食後2時間ほどは頭痛と吐き気が酷く全く起き上がれない
21時半ごろにしんどい中起き上がりミントティーを飲んだらスッキリしたのかだいぶ体調が改善
数日の中で一番体調が良いひと時があり嬉しい
症状が薬の離脱症状である可能性に気づき、先行きが見えて前向きになれた

離脱症状の継続期間について

薬を中断して、およそ1~3日くらいしてから認められます。2週間ほどすると落ち着くことがほとんどですが、重症の場合は2~3か月続くこともあります。

https://cocoromi-mental.jp/cocoromi-ms/psychiatry-medicine/antidepressant/withdraw/


現在

5月15日未明
16日の診察でサインバルタを隔日などにするかこのまま減薬を続けるか迷う
(梅雨の時期はいつも体調が悪いためそれと被ったらどうなるのかが怖い)

前記の通り、離脱症状は2週間で落ち着くことがほとんどだそうだが、これが良くなったり悪くなったりを繰り返して2ヶ月以上とか続いたりすると思うと恐怖があります

だが、この数日辛い中耐えたこと、14日夜少しだが体調の良い時間があったことから、このまま中止したい気持ちがやや優勢です

16日夕方が診察のため
15日〜16日午前の体調で判断する予定でいます

とはいえ、離脱症状きついと予想していたとは言え、本当にこの数日はきつかったです
抑うつ状態で起き上がれない日がこんなに何日も続くことはここ1年以上なかったことから、またうつ状態に入ってしまったのではという恐怖もありました
そしてわたしの場合、頭痛にもめまいにも吐き気にも薬は一切効かずでした

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