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本別ってこんなまち(本別の人々)

”自分らしい生き方”を選択できる町・本別町

本別町は、”自分らしい生き方”を選択できる町です。
十勝・本別町は、統計情報からするとピークの1980年ころを境に人口減少が進み、現在は約6100人ほどまでに減少しています。

人口が減少すると、一般的には活力を失い、消滅可能性都市などとも言われるようになります。

それでも、この町の人たちは、とても生き生きとした”自分らしい生き方”を選択しています。

地域参加型ローカルメディアのHOTほんべつでは、この人口減少の本別における自分らしい生き方を選択する人々について切り取っています。


その中で、何人か、本別町で自分らしい生き方をする本別人をご紹介します。

”チャレンジする”本別人

本別町は、もともと江戸末期から明治にかけて開拓された厳寒の北海道の地。本別町という町には開拓時代のスピリットが息づいています。

前田茂雄さん(前田農産食品株式会社)

そうなのかどうかはわかりませんが、チャレンジする本別人といえば、まずは前田農産食品の前田茂雄さん。

開拓時代から4代目になる地元で農業を続けてきた前田農産食品株式会社の代表取締役です。

いち早く、全国各地のこだわりパン屋さん向けの小麦を直売する生産から直販体制を構築しパン向け小麦のポジショニングを確立したかと思うと、次なるチャレンジが電子レンジではじけるポップコーン「北海道十勝ポップコーン」の開発。ポップコーンの開発秘話はHOTほんべつのインタビューでも取り上げています。


樽美瑞希さん(本別町魅力UPコーディネーター)

続いて、ご紹介するのは本別町魅力UPコーディネーターとして活躍される移住組の樽美瑞希さん。

仙台出身で、その後管理栄養士の資格を取得し東京の食品会社で充実した生活をしていた樽美さんは、導かれるように十勝・本別町へやってきたといいます。

樽美さんのような、ヨソモノは、なかなか地方の小さな町では受け入れられずに活躍することが一般的には難しかったりします。

それでも、地域おこし協力隊としてこの町にやってきて、持ち前の発想力と行動力と、この町の懐の深さなどもあり、現在本別町魅力UPコーディネーターとして活躍されています。

なお、樽美さんは、本別町の未来創造課が提供する起業家向けのプログラム「本別町アクセラレータープログラム」なども活用して、新しいチャレンジを町が後押ししています。

本別町地域おこし協力隊のFecebookはこちら。


”コミュニティとかかわる”本別人

本別町では、小さなまちだからこそ実現する地域のつながりが濃い地域です。

もともと、福祉でまちづくりに取り組んでいた本別町では、町の人たちが約80%以上も関わる「在宅福祉ネットワーク」というものを生み出してきました。

そんな中で、この人と人とのつながりの中から生まれる物語を大切にしてきた本別の人たちが沢山います。


池田圭吾さん(源すし/ホテル和さび)

まずは、まちのつながりの中でいつもそこにいる地元で愛されるお寿司屋さん「源すし」の大将・池田圭吾さん。

池田圭吾さんは、地元生まれ・地元育ちで寿司屋の2代目です。

内陸の十勝でも最高の寿司ネタを食べてもらおうとこだわりのお寿司はもちろんですが、商工会青年部などの活動を通じて、地域のつながりを作り出してきました。

その一つが、日本一の豆の町といわれる本別町の奇祭「ほんべつ豆まかナイト」です。
2トン以上の前まきをはじめとして、道内全域から人が集まる一大HOTイベントの一つで、商工会青年部がこのイベント運営に深くかかわります。

これまでも地域でなくてはならない事業を継承したり、地域にとって必要な事業をあらたに始めたり、地域を面的に支えるような活躍をされています。

その一つが、町内で宿泊できるところが少ないために、はじめた寿司屋オーベルジュの「ホテル和さび」。


村上真奈美さん(喫茶ゆゆひ)

つづいてご紹介するのは、本別町出身で2023年に本別で喫茶店をオープンした村上真奈美さん。

地元を出て活躍されていた村上さんでしたが、地域おこし協力隊の制度を活用し地元にUターンし、2年間強の準備期間を経て、2023年9月に「喫茶ゆゆひ」をオープンしました。

村上さんが作りたいのは、大好きな地元・本別町の人々も、それから町外の人々もゆったりと羽を休めることができるような喫茶店。

いつも、不思議なつながりがうまれるような空間をつくっています。


その他、本別では大規模農業を始めたいと思い移住してきた人や、豆のまちでのこだわり手作り納豆を創り続けた人や、ばん馬が好きでばん場農場をはじめるために移住してきた人など、たくさんの自分らしい生き方を貫いてきた人々が暮らすまちです。

本別町の暮らしの情報などはこちらもご覧ください。


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