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【体験談】夫婦でイーブンに育児をするための準備ができた

S.T様ご夫婦
産後すぐにお越しくださり2週間程滞在されました。パートナー様も育休を取得されており、毎日面会にいらしてご夫婦で育児のスタートを切る過ごし方をされました。

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🍑実際にご宿泊されて、施設見学時のイメージと変化はありましたか?

妻)私は期待していた以上でした。私が産後の生活の仕方に関して、自分の時間はちゃんと持っていたいというか、親じゃない時間っていうのも持ちたいと思っていたし、常に育児は夫とイーブンでいたいみたいなところがあって。だから里帰りも選ばなかったし、退院して家にすぐ帰っても、意外と育児はできそうかなって思ってました。
 けど、出産してここに来て、本当にすぐ家に帰らなくて良かったなって、2週間HOTEL CAFUNEに滞在する期間があって良かったなって、夫婦で話してたんです。滞在3日目ぐらいでも既に実感していました。
 産院では解消しきれなかった育児の疑問や不安が思ったより多かったし、産院で教えてもらえたことでも、入院している期間だけでは習得しきれないこともありました。赤ちゃんの授乳や、寝るリズムもどんどん変わってくるので、HOTEL CAFUNEに来てから助産師さんにたくさん教えてもらいました。
 例えば、どういう育児用品を揃えた方がいいのかは、実際に赤ちゃんが産まれてみないと分からなかったんですが、産院を退院してすぐ家に帰るとなると、助走期間が短いから出産前から事前に買わなきゃいけなかったりしますよね。もしそこで自分の判断で準備をしていたら、多分要らないものも買っちゃってたと思います。オムツにしても種類がたくさんあって、何が一番いいんだろうとかは検討しきれなかったので、実際に赤ちゃんが産まれてからHOTEL CAFUNEで教えてもらえて本当に良かったです。自分が出産前に期待してた以上に、得るものが多かったっていう印象です。

∟他の産後ケア施設も見学されたと伺いました。

妻)他の産後ケア施設も見学して、それぞれ特色があるなと思いました。私はあんまり大規模な施設や、リフレッシュすることが目的じゃなかったんですよね。産院の延長じゃないですけど、その先の生活をちゃんと確立させたり、夫とイーブンで育児ができるように使いたいなと思っていたんです。退院して初めての長距離移動になるので、近さももちろんポイントになりました。
 見学の時に対応してくれた助産師さんの雰囲気も、特色が違うような気がしました。他の施設の助産師さんはぐいぐい系っていうか「こうした方がいいですよ」っていう強め提案型かなと思ったんですね。逆にHOTEL CAFUNEの助産師さんは、「言ってもらったら、それに合わせて提案します。」みたいな印象を受けて、私はHOTEL CAFUNEの雰囲気の方がフィットするなって思ったので、HOTEL CAFUNEを利用することを決めました。
 実際宿泊してみて、助産師さんたちは皆さん提案型なんだけどそこまで押し付けもせず、かゆいところに手が届く対応をしてくれました。夜とかお預けする時も預けやすいというか、あんまりこう後ろめたさがないというか。逆にそうじゃないと色々頼みづらくて活用しにくいかなって感じはするので、私はHOTEL CAFUNEで凄い快適に過ごせました。

🍑HOTEL CAFUNEを利用するきっかけはありましたか?

夫)基本的に産後ケアについて調べてはいたんですよね。調べていくと、産後うつとかマタニティブルーのような産後に起こりやすい問題について分かってきたんですが、これって解決するようなサービスがきっとあるんだろうなと思ったんですよね。
 それでインスタを見てたら、モデルの方が産後ケアホテルの体験談を投稿していたのを見つけて、こういう施設を利用すれば産後の問題も解決できたりするのかなって思ったのがきっかけでしたね。

∟パートナーの方が積極的に産後ケアを探されるのって、素敵だなと思いました。産後ケアがSNSのおすすめに出てくるのも、女性の方が多い印象です。

夫)僕の検索欄は赤ちゃんばっかりですよ(笑)僕のアルゴリズムはもう完全に、猫と野球と育児、みたいな感じです。

妻)私も妊娠出産と産褥期とかインスタで調べてたんですけど、私が特に怖かったのは出産の痛みや、産後体力がどれぐらい回復するかとか、あと会陰が切れたらどれだけ痛いのか?についてでした。
 産後ケア施設とか、産後に包括的にケアしてくれるところの情報とかは、夫の方がたくさん情報を調べてくれていたので、夫の話を聞いて初めて「そういう施設があるんだ」って知りました。周りの友人も、まだ産後ケア施設を活用している人もいなかったので、こういうものあるんだなと思いました。
 妊娠を1つのプロジェクトとして考えたときに、プレーヤーは私なんですよね。肉体的に産むのは私なので。だけど、プロジェクトってプレイヤーとマネージャーが一緒だと、一杯一杯になって炎上したりするじゃないですか。だから夫にプロマネはやってほしいと依頼をしました。産後の制度とか、流れ、保活の見学時期とかも、彼が事前に調べてくれて。私は代わりにつわりに耐えるとか、そういうフィジカル系を担当していました。

夫)妊娠すると体のことはやっぱりすごく心配になるんだなと思ったので、そういう役割分担がいるのかなと思いました。

妻)実際、私たちはこの分担ができたので負担もなかったです。これで保活とか、自分の職場復帰のことまで考えると、自分の精神衛生的にも厳しかっただろうなと思います。

夫)全部1人でやったらしんどいよね。


🍑HOTEL CAFUNEでのご宿泊に対して、ご家族や周りの方の方の反応はいかがでしたか?

妻)私は、自分の親世代の人にはあんまり受け入れてもらえないのかなって思っていました。昔は産後ケア施設がなくて、辛い時も我慢して育児をされている方が多かったと思うんです。だから、「産後ケアに頼らなくてもいいんじゃない?」とか、「里帰りした方がいいんじゃない?」って言われるかなと思って、実は結構ギリギリまでHOTEL CAFUNEに泊ることを言わなかったんです。
 でも、いざ言ったら、どっちの親もすごいポジティブで。「そういうのは使えた方がいいよね」とか、「産褥期は休むのが大事だから、プロの方に頼めるんだったらいいんじゃない?」みたいな反応でした。
 今の時代は私たちの親世代も定年後再雇用とか、仕事を続けてたりしますし、共働きが当たり前になりつつあるので、親世代も産後ケアを受入れやすくなってるのかなと思いました。「怠けてる」と思われるんじゃないかと心配でしたが、親に理解を得られたのもありがたかったですし、そういうことを言う人もいなかったです。
 友達も産後ケア施設について知らない人が多かったです。出産報告した時にHOTEL CAFUNEの話をしたら、経産婦の人も「自分は使ったことがないんだけど今は産後ケアが充実しているから、次産むんだったら使ってみたい!」と言っていましたね。


🍑HOTEL CAFUNEにご滞在中に、印象に残った出来事はありますか?

妻)妊娠とか出産が近い時期の人と話す機会がなかったので、お茶会でお話しできて良かったなと思いました。どちらも経産婦さんだったので、お話していてすごい勉強になったんですよね。
 あとは助産師さんのアドバイスがすごい有効で、気になったことをその場できけるって良いなって思いました。育児をしていると日々疑問が湧いてきて、それをSNSやサイトで調べたりもするんですけど、情報がちょっと古かったりして。その場で適切にアドバイスしてくれるっていうのは、本当にありがたかったです。
育児の疑問って調べればクリアになるっていうよりは、その手技を求められるじゃないですか。「授乳の時はこの手をこうしたら、腱鞘炎にならないようにできるんだよ」とかって、動画で見ていても実際やってみるとよくわからなくて。そういうのを同じ目線で指導してもらって、ちょっとずつ自信がついてきました。
 特に私は、授乳にすごく自信がなかったんですよ。産院では、結構熱血的な指導を受けてきたので「私下手なのかな」と思ってました。でもHOTEL CAFUNEの助産師さんたちは純粋にほめてくれたので、すごい嬉しかったです。ちょっと自信が持てました。

夫)僕も育児の指導をしてもらったのが一番印象的だったと思います。産院はコロナの影響で面会制限があって1日3時間ぐらいしか居れなかったんです。そうすると、産院に入院している期間だけでも、妻に比べると抱っこの仕方とか、育児スキルの差が出てきてるなと思っていました。その差を埋められたらなって思って、HOTEL CAFUNEの助産師さんに相談させてもらって、ゲップのさせ方とか、抱っこの仕方とかを見てもらって上達できたのはすごく大きかったですね。

妻)私も確かにちょっとスキルの差があるなとは思ったんですよ。正直。なんですけど、赤ちゃんと過ごしている時間の差があるから、それはある意味しょうがないですよね。私は産院にいる間から数をこなしているので、ある程度なんとかできるようになっちゃうんですけど、夫はそのチャンスもなくて、いきなりこれで家に帰って奥さんから「できてなさすぎるよ!」って言われたら、旦那さんの方が嫌になっちゃうし、育休を真面目に取ってる旦那さんの方が悩んじゃうんじゃない?って思いました。

夫)旦那さんによっては育児のスキルを身につける事を諦めちゃった人もいるんだろうなって感じました。今の産院のシステムだとギャップを産みに行ってるような現状あるなっていうのは思います。「それなら僕は育児の時間は短めにして、家族のお金を稼ぐことに専念するよ」って考えちゃう人もはいなくはないなって思います。
 僕自身、身近で女性より男性の方が出世している感じがしたり、暗黙のものがあるぞっていうことが引っかかってて。それって突き詰めると家事育児の負担を、女性の方がハンディキャップ負っているなと思っているんです。仮に会社が男女に評価差別をするみたいなことをやってなかったとしても、自然と女性の負担が重いなということは気になっていて。今回特に女の子が生まれたので、そんなことをしていたら娘に顔向けできないなって思います。

妻)出産すると女性はキャリアの終わりみたいな感じがしますよね。終わりじゃないし、時短もできるし細く長くはできるんだけど、多分出産前と同じスピードで出世はできないな、とよぎりますよね。

🍑HOTEL CAFUNEをどういった方におすすめしたいですか?

夫)男女が働く上で家事育児のハンディキャップをなくしたいって考えがあるような夫婦には、特におススメです。僕は男性の視点から見て、現状の環境だと男性が育児をしようとしても、壁がところどころにあるなと思います。
 例えば、産院でも助産師さんが妻の方ばっかり見て話していると、夫側がカットインするのが難しいんですよ。妻がメインだっていうデフォルト感で全てが動いていくという感覚ですかね。HOTEL CAFUNEでは夫婦関係なく助産師さんにいろいろ聞けたので、その差を埋める期間になりました。男女の育児差分を埋めていきたい方にはおススメです。

妻)私は特に、育休を取ろうと思っている男性に産後ケア施設の選択肢が見えてくるといいなって思っています。会社とかで『パパ育休の有効な取り方のセミナー』とかを開催してるんですけど、そういうセミナーで産後ケア施設についてのプレゼンがあると、取り入れやすくなったりするのかなって思います。
 パパ育休を取る時に一番難しいなって思うのが、仕事の引継ぎの調整だと思うんですよね。計画分娩で計画通りいかない限り、出産日と育休の期間がずれちゃうから、仕事の引き継ぎが大変になると思うんです。例えば、パパが仕事の引継ぎで育休を取れない期間に産後ケアホテルを利用すると、それだけでも大分準備期間ができると思ってます。無理に退院の日に合わせて育休をとって、3週間ぐらいで復帰しちゃうよりは、たとえば産後直後の期間に妻と子は産後ケア施設に入ってその間夫は業務の引継ぎして、その期間はちゃんと仕事をしっかりやりつつ育児の疑問を休日などに産後ケア施設で一緒に解消してから育休に入ってくれた方が、会社も男性が育児にコミットすることをより応援できるし、広まるのかなって思ったんですよね。

 私がnoteのインタビューで出ていた記事を読んですごい共感したのは、旦那さん側が言ってたんですけど、オールインクルーシブで出産から産後ケアはセットでパッケージでやったらいいみたいな意見で。

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 自分たちの親世代も高齢化してるし、出産年齢も高齢化してるので、里帰りが絶対正義でもないかなと思います。産後ケアホテルでお世話になることで、育児のサポーターが少ない場合でも補完されたり、最新の育児情報を教えてもらえることを考えると、オールインクルーシブで提供されるといいなと思うし、みんなにおすすめしたいって思います。HOTEL CAFUNEで色々聞けるのが安心だったので、自信を持って帰れそうな気もするんですよね。

夫)めちゃくちゃ自信つきました。いや、産院から直接家に帰っちゃってたら、大変だったろうなあ。産後って、本来幸せを感じるべき時のはずだと思うんですけど、その時に慌ただしく寝れない日々を過ごすってなんか違うなと思ってたんですね。それを解消してくれたって感じがします。なんかもっと、喜ぶべき時だよなって。

妻)ね、幸せに浸るべき時だよね。私の場合は、本当に夫の努力によるところが大きいので、彼の考え方に共感する男性は、産後ケア施設の選択肢を選んだり、知ってもらえるといいなって思います。



💌スタッフからのコメント

見学に来てくださった時お子様はまだお腹の中にいたのかと思うと、今回の宿泊でS.T様ご家族にお会いできたことに感動いたしました。お二人でイーブンな育児体制を作りたかったというお言葉がとても印象的で、ファミリーハネムーンというコンセプトを掲げる我々の励みになりました。お子様も滞在中に少しほっぺがぷにぷにしてきて可愛らしさが増していきましたね😊
S.T様ファミリーのお手伝いができて光栄に思います。本格的に暑くなってきましたので、どうかご自愛ください。S.T様ご家族のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

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