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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#発達障害

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

知的障害×自閉症×支援力UPのためのメルマガです!

そんな思いが込められたメルマガ「ひろがり通信」です。 「ひろがり通信」の2014年9月16日のブログで10周年記念の緊急企画で読者全員に「自閉症の人への支援力をみがく16の話」のプレゼントがありました。(定価1100円) プレゼントの「自閉症の人への支援力をみがく16の話」を読んで ちょっとひといき(その1) 「自閉症の人と接するときには、わくわくします。難しい問題を出されて、試されている感じが好きです」 は私が何故彼らと関わるのが好きなのかを気づかせて頂いた1文でした

なぜ知的•発達障害者支援をやりたかった分かった気がする

2024年6月時点で重度訪問介護の仕事をしていますが本当は「知的・発達障害者の支援」をやりたかったと思える出来事がありました。 重度訪問介護の道に進んだのは弟が脳腫瘍の手術の結果、不運にして遷延性意識障害(世間で言う植物人間)に陥りました。本人の術前の言い残し遺言と言いたくないのでこう表現しましたが「延命措置はしない」と言われたと聴きました。 本人に意識がなく夫婦になった連れ合いが延命を打ち切った気持ちは言葉で言い表せないものだったと感じています。本意は本人しか分かりませ

ふくはぴ愛知の松本さんの生き方で方向性が見えたような

先ずはふくはび愛知と松本さんの紹介です。 現在の重度訪問介護の仕事を行うなかで多くのALSや筋ジストロフィーの方の支援をしつつ、何か違和感を感じることがありました。 今年2024年に還暦を迎えて定年歳になります、再雇用はあるものの、人生の大きな区切りの年であり人生50年と真剣に思っていた私にとっては7日しか生きられない蝉がもし8日目の日を迎えたらの「八日目の蝉」の感じでした。 松本さんを知るきっかけになったのは林さんでした。 林さんと話す中である共通事項がある事を知り

これでいいのかのモヤモヤもあるけど人は人自分は自分!

リアルで出会った知人に自分の理念にあった新規事業の営業で各地へ告知に行かれているのを目にして羨ましさや嫉妬感があったりします。 これまで福祉・介護職をしていてやり甲斐と言うか感動を感じたのは発達障害の子供さん(兄)の同行援護を新たに始めたご家庭でお母様が「これで今まで寂しい思い弟とゆっくり話しが出来る」とご家族がとても嬉しいそうに話された時でした。 たった2時間程度の移動支援、入浴&食事のパート仕事でそこまで喜ばれる事に驚きもありました。 今の仕事は散々転職して巡りあっ

介護で物言えぬ利用者さんと出会って1年たって気付いたこと。

私が重度訪問介護会社に入った一般会社で言えば常連さんで脳障害でベッド生活をされて話す事の出来ません。 重度知的障害者の支援経験があったので関わりは自分なりにスムーズでしが身体介護に時間が掛かったように思います。   話せないからと言っても意思があり介護の鉄則である「同意」を取る事から始めますが自分事に捉えれば理解出来るが「酸欠で苦しくなる吸引」や「口の中に歯ブラシを入れられる」のは否定したい気持ちは理解出来ます。 生活で必要な事は拒否の思いを受け止めながら工夫しながら楽

介護職員って割と発達障害者が多い事知っていました?!

これは介護業界に入った時に管理者から「この業界は発達障害のスタッフさんが多い」事を聞きました。 職場によってはプライバシーの関係で人事担当者のみ知っていて現場の人間は知らない事も多いようです。 幸いにしてそこの管理者は、本人の了解があればお互いがスムーズに行くように、手帳無しでも障害特性を伝えていました。 例えば難聴で有ることを知らないと「挨拶もしない」とトラブルになりやすいですが障害特性を知る事でお互いが気持ち良く業務が行えるのでそのようにしているそうでした。 かれ

重度障害者介護で思う事と1ケアワーカーの気持ち

中日新聞の朝刊(2022/10/18)に載っていた記事にあった 全身の筋肉が弱っていく難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)は常にヘルパーの支援が欠かせない。しかし重度障害者への障害福祉サービスは長時間対応出来ずに報酬単価が安いと言った全国的な課題がある。 その中で自身の「自薦ヘルパー」九人を雇用して、他の障害者らの医療ケアなどをサポートする ALS当事者であり訪問介護事業所を立ち上げた社長の記事が目に止まりました。 著作権の関係で記事は載せれないので文章と写真は削除しまし

書籍「愛着障害」ケーキを切れない非行少年たちから「境界知能」を学びました

新聞広告に愛着障害の書籍が載っていたので今日が期限のAmazon limitedの読み放題で3冊読みました。

HSP特有の共感覚と発達障害の敏感感覚

HSP特有の共感覚って誰もが知っていて、感じる事かと思っていたけど違うみたい。 ネガティブな面で言えば人の怒りや悲しみを自分事と感じて地獄の苦しみ ポジティブな面は天使のような想いの人が近くに居るだけでこの世で感じることの無い幸福感を味わう 発達障害の知名度は上がってきたようだけど、実体験を通して特徴は五感の内1つ無いし複数の感覚が極めて敏感な事です。 視覚なら太陽光が爆弾の閃光のように見えたり、聴覚なら工事現場のような騒音に聞こえます。 行動も決まった手順に拘りが

発達障害者(児)に関われたら嬉しい!

ご縁があって入社した今の高齢者介護の仕事は色々な意味で波乱万丈あって楽しいし、時には利用者さんから感謝の言葉が頂けてやりがいもあります。 自分から去る気持ちは無いけど、出来るならボランティアとして、もう一度発達障害者(児)と関われたら嬉しいです。 大企業の社長と違ってフレシキブルな考えのトップなので現会社が障害者施設の併用も考えられるが、高齢者介護と障害者介護ではヘルパーの特性が異なるので一から人材を集めては考えにくいし、ある程度先の収益性や将来性を考え方たら高齢者介護一

発達障害者や認知症者と関わっている時が楽しい!

57歳になってあと数年で還暦と人生を諦めていた節があったように感じました。 人生100年時代で平均寿命80年で80、90歳の高齢者と接していると自分はまだまだと感じる時があります。 障害者ボランティアから始まり老後に予定していた障害者支援に50歳で関わり、その先の障害児童の支援に55歳で関わりました。 更に障害者の就労支援や高齢者介護など一通りやりつくした感じでした。 もういいかなと思ったりしました。もし何の制限もなく自由に仕事が出来るとしてら「脳機能障害における本人

発達障害特性-脳が疲労する事の苦しさ

怠けてるように見える発達障害の人の行動は実は脳が疲弊してる。 Line@登録している『あなたの人生を爆笑に変える発達障害子育てカウンセラー』こばねえこと小林高根さんから実体験に基づいた記事から「発達障害」を学んでいます。 想像を絶する「脳疲労」とは

共感力と発達/愛着障害の対応が違うって知ってますか?!

体感覚を知ったのは重度知的障害者との関わりを通して共感感覚が育まれたように思います。言葉による意思疎通が不可能ですので表情を中心にして介助者が体感する感覚を元に介助した経験から何となく「体感覚」が分かるようになりました。 発達障害者支援を通じて学んだこと言葉が通じずに流れについてこれない方の対応(例) 話しが通じているかを表情や感覚で確認する→通じていなければ通じる方法を考える 短めに、1つ1つを分けて、ゆっくりと具体的に話す。「ノートをカバンにしまって」ではなく「カバ