水口克夫

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Schola-hotchkiss1期生にインタビューしてみた。Vol.3

昨年9月からスタートしたSchola-hotchkiss。11月で1期も終了し、2月19日から2期がスタートします。卒業生のコミュニティができつつある今、その雰囲気が参加を検討している人に伝わるといいなと、オンラインでの講座を振り返ってもらうインタビューをしました。 第3回目はモツさん(30代男性)です。普段からデザインの仕事に携わっているモツさんにSchola-hotchkissの学びがどのように活かされたのか。ぜひ、読んでみてください。 ------モツさんは2019

    • Schola-hotchkiss1期生にインタビューしてみた。Vol.2

      昨年9月からスタートしたSchola-hotchkiss。11月で1期も終了し、2月19日から2期がスタートします。卒業生のコミュニティができつつある今、その雰囲気が参加を検討している人に伝わるといいなと、オンラインでの講座を振り返ってもらうインタビューをしました。 第2回目はぱっぱさん(50代男性)です。自分の頭が固いことに気づいたぱっぱさんが講座を受けるうちにどう変化していったのか。ぜひ、読んでみてください。 ------コロナウイルス感染で世の中の価値観が一変しまし

      • Schola-hotchkiss1期生にインタビューしてみた。Vol.1

        昨年9月からスタートしたSchola-hotchkiss。11月で1期も終了し、2月19日から2期がスタートします。卒業生のコミュニティができつつある今、その雰囲気が参加を検討している人に伝わるといいなと、オンラインでの講座を振り返ってもらうインタビューをしました。 第1回目はマイマイさん(30代女性)です。はじめはめちゃめちゃ緊張したというマイマイさんがどのように打ち解けていったか。ぜひ、読んでみてください。 ------コロナウイルス感染で世の中の価値観が一変しました

        • この夏、本をめぐる旅 〜轢かれた仔猫と雷蔵とひとりの編集者〜③

          校舎に入ろうとドアを開けると 油絵の具や日本画の膠(にかわ)などが混ざったような匂いがする。 その匂いが漂う同じ空間で同じ時期に表現について語り合った仲間。 いま何をしてるかと思い出そうとすると、その匂いが蘇ってくる。 雷蔵本の残りが3分の1を過ぎた頃、 清野さんから「金美の後輩で、南部麻子って、ご存知?」というメッセージが届いた。 金美とは僕の母校金沢美術工芸大学のこと。 金沢・兼六園の奥、小立野という台地にある小さな大学だ。 在学生合わせても600人程度だから、同じ学科

        Schola-hotchkiss1期生にインタビューしてみた。Vol.3

          この夏、本をめぐる旅 〜轢かれた仔猫と雷蔵とひとりの編集者〜②

          コロナウイルスの影響でものづくりの現場が大変なことになっている。 特に映画や演劇が大打撃だ。 感染対策を入念にやった上で、リスクを超えるような作品にするための 現場関係者への負担は計り知れない。 逆に考えれば、そこまでリスクを負っても製作しなければならない作品って何だろうと 考えるためのきっかけをコロナがつくってくれたとも言える。 経済優先ではなく、本当に残すべきものは何なのかを考えるための。 清野さんにメッセージを送ったけれど、返信がなく諦めかけていた頃、見過ごしていて申

          この夏、本をめぐる旅 〜轢かれた仔猫と雷蔵とひとりの編集者〜②

          この夏、本をめぐる旅 〜轢かれた仔猫と雷蔵とひとりの編集者〜①

          本を読むことで何かのヒントを得たり、 ちょっと背中を押されたりすることがある。 今年4月に閉めてしまったが、金沢でBooks under Hotchkissという アーティストの頭の中を覗く本屋兼ギャラリーを運営していた。 だから、その大切さと効用はわかっているつもりだったけれど、 このコロナ騒動が始まって以来読んだ本のうちの3冊から、 僕の想像をはるかに超えるものを受け取ることになった。 それは本によって長い旅をしたような感覚だ。 その感覚を残しておきたいので、ここに書いて

          この夏、本をめぐる旅 〜轢かれた仔猫と雷蔵とひとりの編集者〜①