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Schola-hotchkiss1期生にインタビューしてみた。Vol.2

昨年9月からスタートしたSchola-hotchkiss。11月で1期も終了し、2月19日から2期がスタートします。卒業生のコミュニティができつつある今、その雰囲気が参加を検討している人に伝わるといいなと、オンラインでの講座を振り返ってもらうインタビューをしました。

第2回目はぱっぱさん(50代男性)です。自分の頭が固いことに気づいたぱっぱさんが講座を受けるうちにどう変化していったのか。ぜひ、読んでみてください。

------コロナウイルス感染で世の中の価値観が一変しました。ご自身で変化したことはありますか?
仕事は映像制作のプロデューサーです。コロナになる以前から会社内では、TVCMやミュージックビデオなどの受注起点の仕事じゃなく、自ら仕事をつくっていくプロジェクトを立ち上げ、そのチームをまとめる役を任されていました。コロナになってますますその重要性を感じて動かなければと思っていました。そう考えていたらこのSchola-hotchkissの体験講座を知り、参加しました。

------ぱっぱさんがその体験講座で感じたことはなんですか?                                自分は何て頭が固いんだろうと思い知らされました。(笑)

------頭が固いっていうのは具体的にどういうことなんでしょう。     自分で決め込んじゃってるってことです。結論を。例えば一つの問題があったら、答えは1つ。これはこういうもんだ、これが正しいんだって決めつけてしまう。

------それは長年の仕事の中でそういう癖がついちゃっているってことですか?                                長年プロデューサーとしてやっているから、当然自分には引き出しがたくさんあるもんだと思い込んでいたんですが、案外その引き出しが少なくなっちゃったなぁって。(笑)客観的な視点とか昔はあったはずのものを実は失ってることが、体験を受けたことで発見できましたね。

------職種としてはクリエイティブな環境を整える役割ですよね。                                こうしておけば予算にハマるぞとか考えてしまう自分を、自分としては面白くないと思っている部分もあり。とはいえ、自分の納得のいかないものは世の中には出してないはずだし、このモヤモヤ感はなんなんだと自問自答することが多かったですね。

------そういう行き詰まり感があったんですね。そんなぱっぱさんがSchola-hotchkiss1日目を受けてみてどうでしたか。                                集団的無意識の話が面白かったです。郵便ポストの上に熊のぬいぐるみがあるっていう、川村元気さんの。この話を聞いてから意識していろんなものを見るようになって。街の中だけじゃなく家にもあったり。何でこんなものぶら下がってるのかなとか。そういう視点が自然と自分の中にひとつできました。

------場の雰囲気はどうでしたか?                   もっと人数多いと思ったんですよ、100人ぐらいいるのかなって。そしたら30人弱しかいなくて。水口さん儲けるつもりでやってるんじゃないんだなって思いました。(笑)人の顔と名前が一致する範囲でした。これが50人を超えるとまったく話したこともない人も出てくるだろうし。

------しかもオンラインですしね。                                グループワークもたくさんあるから、接触したことない人はいなかった。そういう関係性がとても良かったです。

------僕(水口)のことは昔から知っていたと思いますが、シゲの印象はどうでしたか?                             Youtubeに動画アップしてるのでそれをチェックしたり、面白い経歴の人だと思っていました。実際に会ってみると、話はわかりやすいし、めちゃくちゃいっぱい引き出し持ってて、場の盛り上げ方も上手ですね。このご時世なのでオンラインの講座でしたが、これがリアルに彼の授業を受けたらもっと濃い内容を身につけられたかもしれないなぁと。

------実際にSchola-hotchkissを受講してみて、殻を抜け出せたぞって感じたのはどんな場面でしたか?                                確か北極星を見つけるためのグループワークをしていた時だったと思います。テーマが自殺問題だったんですが、そもそも暗くて重い問題だからスポーツジムのように気軽に行きたくなるような場をつくったらどうかって意見を出した時に、シゲさんからそういうポジティブな考えはとてもいいって褒められたんですね。なるほど、そういう考え方でいいんだって思えて、それ以来ポジティブに考えられるようになりました。

------そうやってポジティブに考えることって簡単ではないんですか?                               Schola-hotchkissを受講してなかったらわからなかったかもしれないです。どうしても難しいことは難しく考えがちで。特に自殺なんかの問題だと。もちろん最終的には能天気なアイデアは採用されないわけですけど、過程の段階ではこういう発想は必要なんだと思いました。年齢のこともありますが、どうしてもリスクヘッジしなきゃいけない場面が多いんですよ。予算のことやコンプライアンスなどをチェックする立場になって。だから余計にポジティブな思考は必要ですね。

------卒業後も緩やかにつながっているこのコミュニティはどうですか?                                もっと深みにハマりたいなと。(笑)日曜朝にやっている朝活とか面白いし、さらに勉強したいなと思っています。この先はどうなっているんだとワクワクしながら掘っていきたくて。だから第2期も応募しちゃいました。(笑)

------最後に卒業生としてこんな人こそ受講したほうがいいというアドバイスはありますか?                           頭の固い人。(笑)このSchola-hotchkissが10年前にあったならより良かったなと。自分が40歳の時に受けたかった。社会的にも組織的にも責任を背負わされるような30〜40代の人にぜひ受講してもらいたいです。若い人にも頭の固い人は多いですからね。

------ありがとうございました。
これからもSchola-hotchkissにどんどん関わっていってくださいね。


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