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1番散らかっていたのは、クローゼットでも部屋でもなく、心の中だった

子育て中のパパママも、仕事に邁進するお勤め人の皆さんも、少し人生ひとやすみ中の方も、
みーんなお疲れ様です。ほたてです。

タラレバ論を繰り返す、毎日。

最近、家にいて本当にイライラが止まりません。

片付けても片付けても、子供によって散らかされるリビング。
シンクにたまる食器の数々。
こんもり溜まった洗濯かご。
畳まずに山になった洗濯物。
溢れるゴミ箱。
ときめかないクローゼットの中身。

もう全部全部。

部屋が散らかってるせいだ!
クローゼットに着たい服がないからだ!!
この家はいてもイライラする!!!

なーんて考えて、最終的には何故か夫にすべて八つ当たりという形で昇華される。
(マジでごめんよ)

そんな自分がすごーく嫌だったんです。

もっとお金があれば。
もっと時間があれば。

そんなことばかり考えてしまって。

時間とお金から自由になれていない現状にイライラし、そういう自分にもイライラし。

ああ、社会人としての役目も、ママという役目も放り出して、1人になりたい。
時間を気にせず、次の予定を気にせず、好きなことしたい。

そう思ってしまう自分にも嫌気がさして、悪循環。

本当に私がやりたかったのは、心のお片付け。

でも、いざ1人の時間が与えられたとして、私が毎回やることは決まっているんです。

カフェに行ってノートを開き、
コーヒーを飲みながら心の中のあれこれをぶわーーーーっと書き出す。

これに尽きます。

せっかく自由なんだからどっかに洋服や雑貨買いに行けばいいし、なんなら部屋も好きに片付けて模様替えすればええやん?

と思うのですが、どうも家にいたくない、だけどせかせか動き回るよりもぼーっとしていたい…とカフェに逃げ込むのでありました。

たっぷりのコーヒーをお供に、ノートを開く。
感じたモヤモヤも喜びも、言葉にする。
頭と心に抱えていたものを一旦降ろして、軽くしてあげる。
そして、自分の気持ちを客観視して、受け止めてあげる。

そっか、私、こんな気持ちだったんだね。
あのことが嫌だったんだな。
こういうことが私の幸せに繋がってるのかもしれない。

まさに、心の整理整頓。

部屋やクローゼットといった、空間がとっ散らかっていて居心地が悪かったのは事実。

だけど、本当はそれ以上に、
心の中が1番散らかっていたんだなぁ、と気づかされるのです。

抱えていた気持ちを整理整頓して並べてみて、あるべきところに出してしまうか、大切にしまう。

そんな過程が、自分に対して素直に優しくなれる、安らぎの時間なのかもしれません。

心の中の部屋に、ひと息つきに行く。

私がこういう習慣を持ち始めたのは、育休が明けて復職する少し前のことでした。

というか、昔からやってみていたことは度々あったのですが、自分の気持ちを言葉にして向き合うのが怖くて、つい手が遠のいてしまっていたんです。

Voicyという音声メディアで、たまたま、まいちんさんという方の放送を耳にして、はじめて、自分がやっていたことがジャーナリングだと知りました。

それまで、私は、
こんな自分の気持ち、情けなくて恥ずかしくて誰かに話したり相談できないし、
相談できない内向的な自分も好きになれない
だけど自分で抱えるのも辛くて
なのに向き合うだけの勇気はなくプライドだけは高い

そんな状況で思い悩んでいました。

だけど、この行為にジャーナリングという名前が与えられていて、同じように取り組んでいる人がいるとわかって、

ああ、別に、
大人になっても抱えきれない感情が生まれることは変なことでも悪いことでもないんだ
自分自身と対話することを楽しんでもいいんだ

そう思えるようになったんです。

ノートとペンがあれば、いつでもどこでも、
自分の心の中の部屋は片付けてあげられる。
掃除してピカピカにもできるし、換気して新しい風を吹かせることもできる。

そう考えると

たとえ子育て中にイライラしようとも、仕事で不安を抱えようとも、自分自身を全否定したくなっても、
また、心の部屋の中へひと息つきに行けばいい、と安心できるのでした。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今日もみーんな、一生懸命生きた!
明日からも、お互いご自愛しましょうね。

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