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Episode 464 大きな振れ幅が惑わします。

トロイの木馬は、実は手を変え品を変え…で、このnote記事に何度となく登場しています。
それくらい、この部分は「ASD×定型」カップルの意思疎通に重要な部分でして、多くのカップルがハマる底なし沼でもある…と私は思っています。
その辺りを過去記事を使ってちょっと整理してみましょうか…。

以前に定型の皆さんを「スズメ」、ASD女性を「ツバメ」、ASD男性を「白鳥」に見立てて連載記事を書いたことがあります。

この中に登場する「白鳥」は、男性優位の社会で、学力を武器に社会の常識の網の抜け穴を突いて(≒ダブルスタンダード)、「スズメ」の社会に潜り込みます。
ここで登場するマジック「外モード」は、「トロイの木馬」の外枠になるものです。

改めてここで言いたいのは、「内モード」は「外モード」の対比となる対極の現象ではなくて、外モードというマジックの効果が切れた「素の私」だということ。
そして外モードと称されるそれは、ASDの「積極奇異」傾向の一面だということ。

ただ、ASDの積極奇異は私自身がマジックと表現したひとつの「傾向」であって、絶対じゃない。
マジックの効果が切れれば、自閉傾向の強い「受動型」という内モードが顔を出すことになります。

ここなんだよね。
外に向く傾向と、内に向く傾向の差が大きい。
それが同一の人間に起こるから、見ている人は驚いてしまうワケです。
この振れ幅の大きさがカサンドラを生み出してしまう要因なのかも…と思うのです。

受動型の解説で秀逸なのは、この記事!

さてさて…。
私自身の「トロイの木馬」に関しては、既にこのコラム記事に書き込んでいるので何度も書きません。
是非、遡って読んでいただければ…と思います。
<過去記事の御案内>
"Home"の共有で躓きます。
言い放ってしまうのです。
上手に充電できません。
後悔先に立たずです。

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