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Episode 307 新たな課題も見えるのです。

私は早朝にブログを書いて更新する作業を行っているワケですが、これは朝の時間だから出来るのです。
決して夜にはブログは書けない、それは私が静かな環境でないと想いを文字に乗せることが出来ないからです。
夕食後の環境では、雑音が多すぎて集中できないのです。
当然ですが、私は家族のだれよりも早起きです。
誰かが起きている環境ではダメなのです

そうすると、必然的に早寝になるのです。
単純な話です…午前4時に起きて活動を開始しようとした時、6時間の睡眠を確保しようと思えば午後10時の就寝が必要になるということです。
ただ…いい歳の大人が午後10時の就寝って…。

夕方、私とパートナーの仕事が終わって、それぞれが帰宅します。
残業がなくても午後6時は確実に回るのが普通、そこから夜のルーティン家事が始まるわけです。
休みの日にある程度の食事の下ごしらえをしてあったり、お互い仕事に日の料理は焼くだけとか炒めるだけとかの簡単なものにしたとしても、食事の準備と洗濯物をたたむのと、それに並行して交代で風呂に入って…で、頑張っても1時間ぐらいは掛かるから、夕食のスタートは午後7時半で精一杯。
食事を済ませて後片付けして、洗濯物を干して…で、最短でも午後9時過ぎ。
午後10時に寝るとなると、もう時間がありません。

作ろうと思えば、合わせられる時間はいくらでもあるのに、先に寝室に行ってしまう私。
誰もいない早朝のリビングでPCに向き合っている私。
パートナーはどんな気持ちで私を見ているのか…と考えることもあります。

私には物理的にひとりの時間が必要なのです
でも、ふたりの時間が必要だとも思います。
お互いにリビングで家事をしながら…が、ふたりの時間かと言えば、それもちょっと違うわけでして、かと言って面と向かって何かをつまみながらお酒を呑むなど…会話が持たなかったりするわけです。

私が思っているひとりとふたりのバランスが、必ずしもパートナーの想いとリンクしない。
基本的には私は夏休みの小学生が書くような予定表みたいなもので動いているワケで…。

午前4時に起床、コーヒーを淹れてブログを更新、
午前6時に朝のルーティン家事開始、
午前6時半に朝食、食べ終わったら後片付け、
午前7時半に出勤…

午後6時半頃に帰宅、夜のルーティン家事開始、
午後9時半頃までに家事と食事を終了して、
午後10時に就寝。
これを毎日繰り返すわけですよ。
予定調和が安定なので、これがラクなのです。
正直言って、パートナーと対面の時間って殆どないです…。

「あなたはひとりが良いのでしょう?」
このひとことをどのように解消するのか。

大好きなパートナーと、家事は"50:50"で出来たとしても、共有する気持ちが"50:50"になっているのか…と考えることがあります。
この辺のバランスをどうするのか。

子どもが成長して長女は就職して独立、次女も家を出て独り暮らし、高校生の長男は家にいますが、小学生時代のように手がかかるわけでもない。
必然的に増える夫婦ふたりだけの時間。
家事をしていようといまいと、ふたりでリビングにいる時間は増えるのです。
面と向かって組み合わないことが良いのか悪いのか…。

子どもが成長することで、やがて訪れる夫婦ふたりの生活で、「ASDの私とパートナー」という新たな課題が生まれてきていると感じるのです。
新婚のころのふたりとは違う、「新しいお互いの生活」という熟年夫婦がもつ、共通の課題ではあるのだと思うのですが…。

旧ブログ アーカイブ 2019/7/18

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