クリーンイーティング経過報告

こんにちは!バルセロナ在住の画家川口ほたるです。今日は個人的に取り組んでいるクリーンイーティングプロジェクトの紹介と経過報告をしたいと思います。

2020年、私は家にこもってお菓子を食べたりご飯を食べたりお菓子を食べたり(お菓子多め)して気分も体調もめちゃめちゃにしてしまいました。なんだか落ち込みがちになったし、パートナーとはけんかばっかりしていたし、毎日おなかの調子も悪くて、戻りたくないダークな日々、、

落ちに落ちた分なんだか逆にすっきりとして、今は上がるぞという気合に満ちているので、これも必要な経験だったのかなとか思いつつ、、

そんなわけで2021年は心機一転、心も体も最高の状態に持っていけるよう、いろいろな調べものと実践を組み合わせて自己管理に精を出しています。

そうして始まった私の総合的な自己改善プロジェクトの中でも大きな部分を占めるのが食事です。体と心をきれいにするために、以下のようなルールを設定して、無理せず毎日ちょっとずつ理想の食事に近づけるように努力しています。

①野菜や果物をなるべく取り入れる

②炎症や水分の滞留を招くものは体になるべく取り込まない(動物由来の食品、五葷、砂糖、加工食品、カフェイン、小麦製品、ナッツ)

③食事の量と回数を少なくする

精進料理やホールフードビーガンのような食事が理想です。加熱したほうが栄養素の吸収効率が上がる食べ物もあるので、とくに生食にはこだわっていません。まだまだ続くコロナの自粛ムードを逆手にとって、なるべく自炊するいい機会ととらえています。

三つのルールについて、それぞれ説明していきます。

野菜や果物に関しては、バナナと豆乳のシンプルなスムージーを朝に作ることを習慣化させ、バナナがあるときは毎朝それを作って飲んでいます。二月に入ってからは、おやつもなるべく市販のクッキーから果物にシフトしようとしています。友達の家の庭でとれたオレンジを大量にもらったのでそれをスライスしてオーブンでカピカピ(?)にしたのに、溶かしたチョコレートをかけて食べたり、 焼きシナモンリンゴを作ったり、簡単だけどおいしいおやつアイデアを試して楽しんでいます。まだまだチョコチップクッキーはやめられませんが、それでもクッキー10枚食べるよりは、クッキー二枚と焼きリンゴのほうが、脱小麦、脱砂糖の目標に近づいているはず!

ちなみに最近友達がふるまってくれたメキシカンライスのお供で食べた揚げバナナに大ハマり中!お粉を使わずシンプルに縦割りにしたバナナをたっぷりのオリーブオイルで上げるだけなのですが、これがおいしいのなんの!主食のパンやパスタの代わりにこれをよく食べているのですが、トマトソース、醤油味、どんなメインにも合う素晴らしい代替主食で、GI値も低いので大変お薦めです。

野菜に関しては、サラダなど生の野菜があまり好きではないので、もっぱら炒めたりゆでたりして食べています。フムスやマスタード、ピーナツバター(ピーナツ100%の、砂糖の入っていない甘くないやつ)を使ったソースなど、野菜をよりおいしくする添え物を手作りすることで、毎日飽きずに野菜を摂取できています。今でもめんどくさいときやどうしてもパンが食べたいときなんかはついピーナツバターだけのサンドイッチを作ったりしてしまいますが、やっぱり満足感と腹持ちが全然違ってきます。なのでルッコラやベビーホウレンソウなど、なんにでも合う邪魔しない葉っぱ類をちょっと忍ばせるところから始めて、地道に地道に習慣化させています。例えば今日はフライドポテトを作っていたのですが、最後にちょっとルッコラとごく細切りにしたパプリカをフライパンに入れてさっと炒め、塩の代わりにピーナツバター、胡椒、ターメリックで味付けしていただきました。ピーナッツの自然の甘さとしょっぱさが、スパイスにピッタリ合って、かつルッコラとパプリカのおかげでジャガイモだけの時よりずっと満足感があり、添え物としてでなくメインとしていただくことができました。お野菜が何種類か入ることで、揚げ物特有のウエッとした食後感もなく大成功でした。

動物食品に関しては、私は健康上の理由の前から・動物愛護・環境保護・政治的立場の観点からここ数年なるべく避けていたので、一切断ち切るのもそんなに大変な作業ではありませんでした。いうまでもなく体調はいいし、何より気分が爽快です。

五葷というのは、玉ねぎ、ネギ、アサツキ、ニンニク、にら、ラッキョウなどネギ科ネギ属の食べもののことで、これは臓器を酸化させてダメージを与えるとても強い食べ物です。もともと私は玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラの食後感が嫌いだったのでこれもやめるのに特に困りませんでした。口が臭くなることもなくなったし、身体がとても軽いです。五葷は一か月ほどやめてみて、再び食べてみると驚くほど体が拒否反応を示すので、ぜひ試してみてほしいです。

砂糖、加工食品、カフェイン、小麦製品、は言うまでもなく体にも心にも悪影響を及ぼすことは知識としても、体験としてもおなじみかと思います。個人的にはどれも私のお気に入りなので、まだ完全には断てていません。

砂糖はクッキーを果物にしたりという上記の工夫で何とかなりそうですが、意外と市販のトマトソースや豆乳にも添加されていたりして、その辺はまだ見過ごしています。

加工食品は外食の際はあんまりヒステリックにならないようにしていますが、家で料理するときにはなるべくソースを手作りするなどできる範囲で気を付けています。

カフェインは、コーヒー好きな私にはとても難しく、デカフェにして減らしたり、紅茶を飲むようにしたり、まずは毎日飲むのを辞めるという小さい目標を設定して毎週少しずつ摂取量を減らしています。今は二日に一回小さめのカップに豆乳と1:1で割ったカフェラテで十分というほどに落ち着いてきていて、毎日フラットワイトを三倍以上飲んでいた一年前と比べるととんでもない進歩を遂げています!偉い!

最後にナッツですが、個人的にナッツを食べると下痢になってかつおなかがパンパンに膨らみ始めます。ナッツバターのほうがましですがおいしくて止まらないので結局同じ症状に至る量を食べてしまいます。なのでなるべく控えつつ、たまに料理の味付けやソースの材料として使うようにして、プーさんのように瓶からそのまま食べたり、ピーナツバターサンドイッチのように単品かつ小麦粉と組み合わせるというようなことはなるべくしないように気を付けています。毎日アーモンドバターをなめていた一年前と比べると、これまた今年に入ってからまだ一回しかピーナツバターサンドイッチを食べてないという快挙!偉い私!(再)

食事の量と回数は、少ないほうがいい、これは、いろいろな健康法についてしらべたのと、実際に自分の体と心の調子を注意深く観察してきた実体験を総合して言えることです。人によって違うと思うのでこれはあくまで私による私のための結論ですが、美学的にも健康的にも、最小限の量を、一日の決まった時間に意識を集中させていただくというのが素敵だなと私は考えるので、惰性で起きてから寝るまで何か他のことをしながらだらだら食べていたのから、一日一食、マインドフルに食事を楽しむより洗練された食事習慣を達成できるところまで、長い道のりだとは思いますが地道に自己改善していく所存です。二月初めの現在はというと、一日二食にしておやつもなるべく控えられるところまで来ました。今でも夜中にパートナーがいい匂いのぷんぷんするパスタなんかを料理して寝室へもってきて食べ始めたりすると、プツンと我慢の糸が切れてボカディオを作って食べたりしてしまいますが、小腹がすいた時にも、お菓子を食べるよりはちゃんと野菜を料理するとか、少しでもましな選択をするように気を付けてはいます。そして常に、食べたいなら野菜を料理する!と頭に言い聞かせるように気を付けているので、ちょっと小腹がすいた時にもさっとクッキーをつまめないため、手間と天秤にかけてスナック欲をスキップできたりして、なかなかうまいこと改善できています。

一日三食から二食にしても、一回に食べたい量、食べて気持ちの良い量というのはあまり変わらないし、次の食事までの空腹感もそんなに変わらないのが面白いところです。実際私の場合おなかがすいたからではなく、なんとなくナーバスになったり、暇だったり、そういう精神的な理由で食べていたんだなあというのがよくわかります。様子を見つつですが、来週からはいよいよ一日一食にシフトする予定です。Noteを書くことで、これまでの地道な変化を改めて振り返ることができ、更なる進化に向けてワクワクしてきました。

それではまた!良い経過報告ができるよう、引き続きマイペースにがんばります!

それではよい一日を!ほたる


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