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自己紹介と著作紹介


【自己紹介】

BL小説家の夏乃穂足です。
なつのほたると読みます。
はじめましての方ははじめまして。お久しぶりの方はこんにちは。

ここ数年、商業小説のお仕事では期限を定めないお休みをいただいており、現在再始動を目指している最中です。
書いては休み、というていたらくではありますが、これまでに16冊の本を出していただいています。

noteでは、気ままに綴ったBL掌編や既刊の番外編、日常の雑記などを、のんびりアップしていく予定です。
お時間があれば、覗いていっていただけると嬉しいです。

【著作紹介】


『ワンコは今日から溺愛されます』

2020年9月20日(幻冬舎コミックス ルチル文庫)挿絵:榊空也先生

耳と尻尾をもって生まれ、狗神の呪いだと両親にも見捨てられた鈴が出会ったのは、6歳年上の改。鈴の耳を気持ち悪いと言わず、初めて優しくしてくれた人……。鈴は、改の訪れを楽しみにして、宝物のような思い出を増やしていくが、改の留学により二人は引き離されてしまう。もうすぐ二十歳を迎えようとしていたある日、屋敷にひとり残された鈴を迎えに来たのは、子供のころに出会った改で――。

『真夜中の寮に君臨せし者』

2020年6月30日(徳間書店 キャラ文庫)挿絵:円陣闇丸先生

将来は政財医のエリートか、大舞台で活躍する俳優か――。専門コースを持つ孤島の名門全寮制男子校に入学した瑛都(えいと)。頭脳にも演技の才能にも恵まれ、進路の選択に悩む瑛都のルームメイトは、同級生の志季(しき)。芝居の相方としては相性抜群なのに、誰とも馴れ合わない不遜な志季は、「荷物を纏めてさっさと帰れ」と瑛都にはなぜか冷たくて…!? 己の才能を信じて競い、研鑽する、少年達の恋の軌跡!!

『蜜月ライブラリー』

2020年6月20日(幻冬舎コミックス ルチル文庫)挿絵:六芦かえで先生

活字中毒の地味な高校生・清良は、ある日鏡に映る自分の胸に穴があいていることに気付いてしまう。
今は閉鎖された図書塔で美しい精霊・詞葉と出会い、自分の欠片を本の世界の中で拾い集める協力をしてもらうことになる。 しかし、その欠片を清良の中に戻すには、詞葉と交わらなくてはならず……!?
学園で起こった不思議な事件を詞葉や小さな精霊たちと共に解決していくうちに、やがて自分が抱えた大きな秘密にたどりついて――。

『飼い犬に手を咬まれるな』

2019年3月27日発売(徳間書店 キャラ文庫) イラスト:笠井あゆみ先生

「おまえが忠誠を誓えば、僕が一生犬として飼ってやる」
新しく雇われた庭師の息子に、そう告げた13歳の御曹司・一稀。
従順に懐く猛が可愛くて、一稀は勉強や精通、自慰まで教え込んでいく。
けれど高校に進学し、一稀に手を出した不良を猛が暴力でねじ伏せた時、
歪んだ執着に怯え、猛を拒絶してしまう…。
そんな別れから10年、若き総帥となった一稀は、パーティーで猛と再会して!?

『おやじ貸します!? ~兄弟屋顛末記~』

2015年1月9日発売予定(プランタン出版 プラチナ文庫)イラスト:兼守美行先生

ひっ、膝に座らせていただいても、いいでしょうか……?
便利屋『兄弟屋』の裏メニュー・別れさせ屋。
尚は、双子の弟に代わってその依頼を受けることに。
ところが、ターゲットは男!
経験乏しく、隠居モードで過ごす尚には荷が重い。
だが依頼者の新堂のために、依頼を達成しようと決意する。
最初こそは強面で強引な新堂に怯えていたが、彼は自分に自信のない尚を認めてくれたのだから。
手管を学び、男に抱かれる“練習"をして──!?

『鬼の涙が花だとしたら』

2014年11月14日発売(KADOKAWA フルール文庫)挿絵:嵩梨ナオト先生

鬼が吼えると災厄が起こる――古来より鬼と、それに魅入られる人間の伝説がある地、希望谷でトンネル崩落事故に巻き込まれた古林千鳥。千鳥を助けたのは鋼のような体躯と赤い髪を持つ隻眼の男・森羅だった。
だが彼は、幼い頃に千鳥の父親を殺した鬼・シンの面影を色濃く残している。
手厚い看病と労りの中、森羅の不器用な優しさに惹かれる気持ちと、彼の正体への疑念が膨らんでいき……
人間と鬼、種族を超えて育む一途な愛。

『グッバイ、マイドッグ』

2014年4月10日発売(心交社 ショコラ文庫)挿絵:上田規代先生

保健所で殺処分を待つだけだったその犬は、喫茶店のマスター・小野寺璃人に引き取られ、イチと名づけられる。
初めて愛情を与えられ、生きる喜びを知るイチだったが、ある日不審な車に轢かれかけた璃人を庇い、命を落としてしまう。
イチを亡くし悲しみに暮れる璃人。そんな中、不審な男につけられていることに気付く。
驚くほどの美貌を持ったその見知らぬ若い男は馳辺一夏と名乗り、璃人を守るために付きまとっていると言い出し…。

『脱いだら凄い嶋崎さん』

2013年10月12日発売(プランタン出版 プラチナ文庫)挿絵:明神翼先生

でもこの人、勃たないんだっけ……。
製薬会社勤務の有紀は、偶然出会った素晴らしい肉体美の嶋崎に
一目惚れする。
その“凄さ"が忘れられずにいたが、なんと彼は同じ会社に勤める
研究員だった。
だが再会した嶋崎はぼさぼさの髪に無骨な眼鏡、悪趣味な服装の
冴えない姿。
おまけに婚約者に捨てられ、EDになってしまったそう。
突飛な言動をするものの純朴な彼の助けになりたくて、
恋愛指南をする有紀だったが……。

『君の瞳のデイジー』

2013年8月10日(心交社 ショコラ文庫)挿絵:御園えりい先生

天涯孤独だが明るく前向きに生きる宮永海里は、新聞の尋ね人欄に何度も載る「デイジー」という女性を探す記事が気になっていた。
そんなある日、清掃の仕事で訪れた洋館で、浴槽で眠る美貌の男と出くわす。目覚めた男は海里を見て「ついに会えた」と微笑むが、海里が男と知ると急に冷淡になり、あまつさえデリヘル扱いし奉仕させようとする。
傲慢で意地悪なその男は屋敷の主人・舵正毅で、なんと新聞でデイジーを探す本人だった。

『銀狐の想い人』

2013年1月12日(プランタン出版 プラチナ文庫)挿絵:雨澄ノカ先生

十二年ぶりに帰郷した潮は、初恋の相手・慧と再会する。白狐信仰のある村で、銀髪ゆえに狐神の子と噂されていた潮に慧は屈託なく接してくれた。
かつて潮はそんな彼に恋し、拒絶されたのだ。再会した慧を前に潮は、なおも色褪せない恋を自覚する。
けれど神子を務める彼は素っ気なく、諦めずに会いに行く潮に、自分を忘れて村を去るなら、一晩だけ好きにしていいとまで言って……。

『くろねこのなみだ』

2012年11月10日(心交社 ショコラ文庫)挿絵:六芦かえで先生

人間不信の黒猫は、ケガをしたところを獣医の犬飼克己に保護され、クロと名づけられる。
人には無愛想だが動物には優しい克己のそばは心地良く、このまま一緒に暮らすのも悪くないーー
そう思った矢先、散歩中に猫殺しに襲われ瀕死の状態に。
なんとか克己の元に帰りたいと願いながらも意識を失ったクロが次に目覚めた時、その心は見知らぬ青年の体の中に入っていた…。
人間に恋した黒猫のピュアラブストーリー。

『ドМとドSと、ときどきウサギ』

2012年11月1日(角川書店 ルビー文庫)挿絵:麻々原絵里依先生

憧れの上司・久住と出張に行くことになったゲイの希一。
お仲間と勘違いした希一は、久住をつい襲ってしまったが、それは誤解だった。
このままではクビになると恐怖する希一だったが、久住からある条件を出されて!?

『茜色デイズ』

2012年4月10日(心交社 ショコラ文庫)挿絵:本間アキラ先生

大学時代、親友である倉田英慈への恋心を自覚した鮎川直也。
だが責任感が強くて男気のある英慈には恋人がいて、直也は自分の想いを口にすることなく、卒業後数年経った今までずっと友達として付き合ってきた。
苦しい片恋だが英慈の中に自分の居場所があればそれでいい―そう思っていた直也には、しかし英慈は知らない秘密があった。大学の時一度だけ、高熱で朦朧となった英慈と関係を持ったことがあったのだ…。

『恋の収穫まであと少し』

2012年2月1日(角川書店 ルビー文庫)挿絵:香坂あきほ先生

話題の農業起業家・富樫の許を密着取材で訪れたライターの暁彦。
富樫は精悍な容姿に加え、経営者としての風格があり、男でも惚れるような人物だった。
ある夜、酔って発情してしまった暁彦は富樫から「楽にしてあげよう」と言われ、気持ちよくされてしまう。それ以来、富樫への恋心を認めた暁彦だったが「歳の離れた弟のようだ」と言われてしまい、失恋を覚悟する。
―あの夜は、やはり夢だったのか?
確認出来ないままでいたある日、富樫の婚約者と名乗る女性が現れて…。

『終わることのない悲しみを』

2011年4月10日(心交社 ショコラ文庫)挿絵:三枝シマ先生

外国で心臓移植の手術を受けさせなければならない娘のいる立花透は、十年ぶりに高校時代の親友であり、画家の秋ヶ瀬遼平と会う。渡米のために必要な残りの三千万円を借りるためだった。
過去、別れた妻とともに秋ヶ瀬を裏切ったことに贖罪の気持ちを感じる透に、秋ヶ瀬は再び絵筆を握ることを要求する。
それを拒んだ透は、秋ヶ瀬に「俺の気がすむまでここにいろ」と要求されて――。

『ブルームーン、ブルー』

2011年2月10日(心交社 ショコラ文庫)挿絵:北沢きょう先生

古い洋館に住むライターの堂園要は、満月を映す書斎の鏡から、過去の館に迷い込んだ。
そこで自分の曾祖父である清巳と恋に落ちる。彼のため過去に留まろうとするが果たせず、絶望した要は自棄な生活を送っていた。
そこに清巳そのものの容姿を持った遠縁の高階望が訪ねてくる。
望は姿以外はまったく清巳とは違い、弟妹たちのために必死に働き、前向きに生きていた。要はその望の明るさに徐々に癒されていき―。


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