目次ほたる/Metsugi Hotaru

「書く」「撮る」「見る」「話す」を生業にしているフリーライター。 愛猫と写真を愛する日…

目次ほたる/Metsugi Hotaru

「書く」「撮る」「見る」「話す」を生業にしているフリーライター。 愛猫と写真を愛する日々を発信中。ほそぼそと書き綴ったエッセイや、体験をもとにしたコラムを載せています。

マガジン

  • 目次ほたるの日々エッセイ

    目次ほたるが執筆したエッセイをまとめました。

  • 目次ほたるの月報

    毎月、担当したお仕事や1ヶ月のハイライトをまとめた月報を公開しています。このマガジンでは、そんな月報をご紹介します。

  • 目次ほたるの旅の記録

    旅の思い出について綴ったnoteをまとめました。

  • 目次ほたるがお手伝いしたnote

    執筆や企画、編集、撮影に携わったnoteをまとめました。お仕事をご依頼いただく際に、ご参考にしていただけると嬉しいです。

  • 目次ほたるのスキマラジオ

    目次ほたるが日々心に浮かんだことや、ちょっとした話題を数分だけ話す音声配信です。

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目次ほたるの自己紹介&お仕事実績/ご依頼

ご覧いただき、ありがとうございます!ライターの目次ほたるです。 「うまく言葉にできない」を一緒に考えるフリーライターとして、取材や執筆などを行っています。 主なテーマは働き方や社会課題、人生や生活を豊かにすることなど。専門家やインフルエンサーの方への取材記事、自身の知識や経験を中心としたエッセイやコラム、企業のコンテンツを執筆しています。 【最終更新:2024年2月26日】 ーーーー ■自己紹介学生時代にはじめた家事代行サービスをきっかけに、高校3年生で株式会社「B

    • 1年ぶりに訪れた沖縄・伊是名島。「都市生活」から、たまに離れてみることの重要性を再確認した

      取材で、1年ぶりに沖縄県の離島・伊是名島に訪れた。去年は心身ともにボロボロな状態で行ったので、正直仕事の内容以外は「海がきれいだったなぁ」くらいしか覚えていなかった。 でも、元気になって訪れてみると、新たな魅力がふつふつと見出すことができて嬉しかったので、メモ程度にちょっと綴っておきたい。 凡庸だけど、やっぱり海がきれいだった。快晴とまではいかないものの、緩やかに日が出る晴れ空の下、船で沖へ出た。 それから2〜3時間釣りをして、涼しくなってから、水中へ飛び込む。海に入る

      • 私たちは、選び、選ばれることに慣れすぎてしまった。

        ひさびさに、風邪をひいてしまって、今日は朝から一日中寝込んでいた。熱ともいえない微妙な発熱と倦怠感、あとひどい頭痛。勘弁してほしい。 ここのところわりと忙しかったから、ベッドの上でぐだぐだと時間を過ごすことがほとんどなくて、久しぶりに1人で横になりながら天井を見上げていると、言いようもない不安に襲われた。 こうしてる間にも原稿の締切は迫っているし、このまま明日も体調不良が長引いてしまえば、クライアントに迷惑をかけるかも。 そんな考えばかりが頭の中をぐるぐると巡るので、必

        • 大好きな人たちのnoteを読める幸せを噛み締めて。

          最近、周囲にnoteを書いている人が増えてきて、とても嬉しい。 以前から書いている知り合いを含めれば、ちょっとした作品集でも作れてしまうんじゃないかというくらい、みんなたくさんnoteを書いている。 noteはとても良い。Twitterよりもずっと長い文章が書けるけど、ブログよりも手軽で、Instagramのように写真は載せなくていいし、facebookのように他者の目線は感じない。 なんとなくフワリとした周囲の気配に包まれながら、しかし目線を気にしすぎず、あくまでも自

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          7本

        記事

          どうしようもない夜は、とにかく歩く。

          3ヶ月に1回くらいのペースで、どうしようもない夜が訪れる。昨夜はちょうど、そんな夜だった。 自分の息遣いと、世界のあり方が少しずつズレていって、そのズレから少しでも目を背けようと必死に前を向いているうちに、心の大事な部分が削れていって、呼吸がしづらくなる。 そういうとき、大抵の場合は日が出ている間は、頭の中がぼーっとしていて何も考えられず、疲労感に打ちひしがれながら、その日やらなければならないタスクに追い立てられている。 そして、夜になって一息つくと、頭の中でもう一人の

          どうしようもない夜は、とにかく歩く。

          双極性障害になって1年半、やっと「心の台風」が来る前兆がわかってきた。

          あまり周囲には言っていなかったのだけど、去年の頭くらいから双極性障害、いわゆる躁鬱というのを抱えていて、そいつとの関わり方を模索していた。(別に大々的に発表するようなものでもないので、このあたりでサラッと書いておくことにする。) 双極性障害というのは、簡単にいうとめっちゃ気分が上がってハイになる「躁状態」と、逆にとてつもなく気分が落ち込む「うつ状態」が繰り返し訪れる状態のことである。 私の場合、どちらもそこそこ緩やかなので、それほど大事には至らないのだけど、とはいえ感情の

          双極性障害になって1年半、やっと「心の台風」が来る前兆がわかってきた。

          【月報】2024年6月のお仕事・活動記録

          7月がはじまってからすでに1週間が経過…!月報と謳いながら大遅刻をかましましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 当たり前のように平均気温が35度を上回る日々が続いており、暑いのが苦手な引きこもり人間としては、気が狂いそうな気持ちです。 とはいえ、暑さに負けず、どんどん新しいことに挑戦していきたい…!と意気込みながら、6月を振り返ってまいります。 今月のニュース京都出張に行きました! 久しぶりの出張で、京都に伺いました!これまで関西方面の出張は少なく、京都は人生

          【月報】2024年6月のお仕事・活動記録

          100スキを超える「自分らしいnote」を生み出すための3つのコツ

          みなさんこんにちは。目次ほたるです。普段はフリーランスのライターとして取材記事やら企業のnoteの運用やらをやって食わせていただいている者です。 最近、個人としてもnoteを書くのが楽しくて週2本くらいは投稿できるように頑張っています。個人的なことをグダグダ書くのもやっぱめっちゃ楽しい。 さて、そんななかで、現役ライターとして、「こんなことを気をつけると、たくさん読まれるnoteになるかも!」というコツみたいなものに気がついたので、今回は皆さんにいくつかご紹介します。

          100スキを超える「自分らしいnote」を生み出すための3つのコツ

          「諦める」ことを決めると、「諦められない」ことが見えてくる。

          最近、もう「諦めよう」と思うことがどんどん増えてきた。 苦手な早起きを得意になること、長時間働くこと、大人数のいる飲み会で上手に話すこと、低気圧の日に集中力を発揮すること、無理をして集団行動に馴染むこと、などなど。 自分をアップデートするために努力することは大事だし、前向きに成長を追い求める人の姿はいつだってカッコいい。 でも、人間には、たぶん持って生まれたものがあって、それはなかなか変えられない場合が多い気がする。 どんなに頑張っても「無理じゃね?」と思うことも山ほ

          「諦める」ことを決めると、「諦められない」ことが見えてくる。

          コミュ障が「大人数の飲み会」を乗り越えるためにやっていること

          突然ですが、みなさんは「大人数の飲み会/交流会/イベント」は得意ですか? 私はあんま得意じゃないです。昔から人と喋ることに苦手意識を持っていて、大人数のいる場を避けてきたがゆえに、いつまでも得意になりそうな気配がありません。 参加者が4人までの飲み会ならなんとか脳内の交通整理ができるけど、5人を超えると完全にキャパオーバーで、脳の機能が一瞬でストップしてしまうのが悩みです。 でも、別に飲み会自体が嫌いなわけじゃないし、誘ってもらえるのは素直に嬉しいし、どうしても参加した

          コミュ障が「大人数の飲み会」を乗り越えるためにやっていること

          あなたの「ままならなさ」が、きっと誰かを救うから。

          最近、家事代行について書いた記事がnote公式に取り上げていただいて、たくさんの方に読んでもらえたのが、嬉しかった。 高校時代にやっていた家事代行の経験が、今でもこうして誰かに面白がってもらえるのは、頑張ったかいがあるというものだ。 何が嬉しいって、家事代行を始めたきっかけは自分自身のままならなさが出発点だったから。 こうして過去の思い出を読んでもらえると、かつても自分がちょっと救われる気がする。 私は学生のとき、本当にアルバイトができなかった。何をやっても物覚えが悪

          あなたの「ままならなさ」が、きっと誰かを救うから。

          noteを公開するのが恥ずかしい人ほど、書き続けなきゃいけない理由。

          このまえ、先輩のライターに「よくnoteを書いているけど、記事を公開するのは恥ずかしくならない?」と聞かれた。 「そりゃあもう、めちゃくちゃ恥ずかしいですよ!!!!」と、大きめの声で即答した。 だって、自分の気持ちやら考えやらを赤裸々に綴って、それを誰もが見られる場所に公開するのだ。恥ずかしくないわけがないじゃないか。 そもそも文章を書くというのは、希望と絶望の繰り返しである。 「こういうものを書いたら、世の中の人に面白がってもらえるかも!」と淡い期待を抱いて、まだ真

          noteを公開するのが恥ずかしい人ほど、書き続けなきゃいけない理由。

          ある冬の日に出会った子猫に、不登校児が救われた話。

          その日は、異様に寒かったことを覚えている。昼過ぎまではなんとか耐えられるほどだったが、夕方に差し掛かるにつれ、さらに気温が下がっていき、私はたまらずストーブの前で身体を温めていた。 高校1年生の終わりごろから学校に行けなくなって、すでに数ヶ月が経っていた。 担任の先生からは「あと◯日休んだら、卒業できないぞ」と心配する旨を綴ったプリント用紙が届いていたが、当時の私にはそれすら鬱陶しくて、資源ごみをまとめた紙袋の上に、先生の優しさを無造作に放り投げた。 最初は、「学校来れ

          ある冬の日に出会った子猫に、不登校児が救われた話。

          【月報】2024年5月のお仕事・活動記録

          いよいよ、5月も終わり!夏の気配がどんどん色濃くなるこのごろ、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 私はちょっと重めの仕事が落ち着いて、5月はややゆるっとした1ヶ月になりました。 すこし時間的な余裕が出てくると、今まで考えていなかったようなことを考えてみたり、将来に思いを馳せてみたりと、「集中して思考する」ことにちょっと力を注げたかな。 そんなわけで今月の振り返りもやっていきましょ〜〜。 今月のニュースWorkship MAGAZINEさんで初めてコラムを書きました!

          【月報】2024年5月のお仕事・活動記録

          最近、夜は湯船に10〜15分浸かる、全身を保湿して、マッサージやストレッチをする、寝る30分くらい前には部屋を暗くして灯りをキャンドルだけにする、というルーティンを入れてみたら、寝つきが良くなった気がする。そして、たぶんすぐ飽きる。意識高くなりたい。

          最近、夜は湯船に10〜15分浸かる、全身を保湿して、マッサージやストレッチをする、寝る30分くらい前には部屋を暗くして灯りをキャンドルだけにする、というルーティンを入れてみたら、寝つきが良くなった気がする。そして、たぶんすぐ飽きる。意識高くなりたい。

          家事代行時代、部屋を片付けられない人に、「神棚を作ってほしい」と提案していた話

          今はフリーランスでライターをやっている私だけど、ライターを始めるまえは、「家事代行」を仕事にしていた。 高校2年生の終わりから、卒業後の数年間を合わせた4年の間で、回った家は150軒を超える。 家事代行というと、料理や洗濯なども含まれるが、私が得意としていたのは、「掃除」だ。 お客様の家に行って、困りごとをヒアリングしながら、居心地良く暮らしてもらうために、お家の隅から隅まで、キレイにしていく時間が大好きだった。 年齢も性別も生活スタイルも経済状況も、まったく違うお客

          家事代行時代、部屋を片付けられない人に、「神棚を作ってほしい」と提案していた話