木下 秀鷹┃長崎五島ごと 代表取締役

五島列島の社長。 NBC放送「Pint」出演中。 日本一のさつまいも「ごと芋」とレトル…

木下 秀鷹┃長崎五島ごと 代表取締役

五島列島の社長。 NBC放送「Pint」出演中。 日本一のさつまいも「ごと芋」とレトルトで「離島から日本を元気にする企業」を本気で目指す。 神戸出身→東京で広告・メディアのお仕事→2016年に五島へ。 /上智大卒/地方創生/中小企業診断士 スポーツとゲーム好き

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中小企業診断士の養成課程を卒業しました。

一部の方にはお伝えしていましたが、昨年4月より1年間大学院に通っていまして、ついに先週、卒業の日を迎えました。 これにて技術経営修士(MOT)と中小企業診断士の資格を取得できたこととなります。 ただ、本当に大変でした。。仕事と両立しながらだったので、1年間のうち、まともに休日を過ごせたのは何日あっただろうか、、という日々。 しかし数え切れないほどの演習や企業診断実習を経て、自分の中の様々な能力やキャパシティがぐっと広がったように思います。 特定課題研究(修士論文的なも

    • 五島列島から東京まで、車で横断してみた

      はじめに私は五島列島、福江島(五島市)で食品メーカーを営む者であるが、東京でしばらく車を使用する必要があり、いろいろと悩んだ結果、五島列島から東京まで車で移動してみることにした。 普段は島でしか運転をしないので、高速道路を利用することも少なく若干恐怖はあったが、「休憩は多めに」「スピードは法定速度で」という決め事を守りながら実行。 終わってみれば、道中でさまざまな気づきを得たり、日本の美しい景色なども印象に残ったので、自分の備忘録として、また今後誰かの参考になれば、、とい

      • 【ご報告】ごと芋が二年連続で「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました

        昨年に続き、「五島ごと芋」が日本一の安納芋(さつまいも・オブ・ザ・イヤー)に選ばれました! 二年連続は同賞初だそうです。 私も毎年試食でものすごい数のお芋を食べますが、どうしてもお芋は個体差が大きいので本当にちょっと畑や畝の場所が違うだけで味や食感が変わるんです。 そんななか安定して質の高いお芋をつくるウチのメンバーと契約農家さんには、自分ごとを通り越してもはや尊敬の念しか抱かない。。 今年は昨年コロナで叶わなかった、さいたまスーパーアリーナでの表彰式があるそう。生産

        • 内閣府事業「島ビジネスの実践塾」に登壇いたしました。

          内閣府事業「島ビジネスの実践塾」に登壇いたしました。 こちらは「沖縄の離島(沖縄本島以外の離島)を活動のフィールドとして、自身の力で稼ぎ、島を盛り上げたいと考えている方」に向けたプログラムなわけですが、そのビジネスを既に行っている実践者、、ということで僭越ながらお呼びいただいた次第です。 離島でのビジネスは、当然ながら輸送や移動、商圏などの点からもハンデは少なくはありません。 そんな中、離島で事業を起こそう、頑張ろうとしてらっしゃる参加者の皆さんは本当に凄いパワー、バイ

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        中小企業診断士の養成課程を卒業しました。

          「五島ごと芋」がさつまいも・オブ・ザ・イヤーを受賞しました!

          なんと!当社のお芋「五島ごと芋」が、サツマイモ有識者による審査委員会により「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。 また販路開拓なども評価いただき、「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」という賞も受賞いたしました。 正直私が五島にこようと決意したのも、「この芋はヤバい!(いい意味で)」と思ったのがきっかけだったので、このような権威ある方々からお墨付きをいただいたのは大変な自信になります。 当社お芋チームの頑張りはもちろんですが、一緒にごと芋を生産いただいている契約農

          「五島ごと芋」がさつまいも・オブ・ザ・イヤーを受賞しました!

          東京都島しょ部の事業者さま向けセミナーを行いました。

          先日、東京都の島しょ部の事業者さま向け「ブランド力向上セミナー」の第一回講師をさせていただきました! 内容は「島の課題や自分の原体験から自社ビジョンやスローガンを設定し、商品設計まで落とし込んでいきましょう」というもの。当社事例などもお話ししながら、ワークショップも実践しました。 皆さんとても熱心ですし優秀な方ばかり! 五島と伊豆諸島で距離は1000km以上離れていますが、同じ離島という環境で事業をする同士として共感しあうことも多く、私も勉強になることばかりでした。

          東京都島しょ部の事業者さま向けセミナーを行いました。

          五島列島・レトルト加工用新工場の竣工間近!

          当社としての一大プロジェクト、レトルト加工用新工場の竣工が間近となっています! ・配信したプレスリリース 長崎・五島列島の加工食品製造販売 ごと株式会社 五島列島最大規模のレトルト食品製造工場を年内竣工 2022年度のOEM受託製造の受付開始 新工場設立の目的は、 ①コロナ禍での巣ごもり需要や、近年の多発する災害に伴う長期保存食品需要、各小売店・メーカーのPB/OEM製造受託需要などで現行の工場稼働率が限界を迎え、製造能力増強の必要があったため ②食品関連事業者向けHA

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          五島レトルト加工プロジェクトが全国紙に取り上げられました

          以前のnoteに書いた「レトルト加工プロジェクト」の内容について、読売新聞のほか、かなりのメディアで取り上げていただきました。 詳細についてはnote記事に記載しているのですが、簡単に説明しますと以下となります。 ①対象は五島市で飲食業を営む法人、個人 ②加工分担について、原材料調達や一次加工から当社が行うか、最終の加圧加熱殺菌のみ行うか選択可能 ③レシピについて、今回の目的以外には使用いたしません(当然ですね) ④料金は原材料費や水道光熱費などの実費分のみご請求 ⑤最小

          五島レトルト加工プロジェクトが全国紙に取り上げられました

          社会人が新聞を読むべき理由。

          はじめに当社の若手従業員から、「取引先との会話についていけない。また社内でベテラン社員が話している内容がわからない・・・。どうすれば話を理解できますか」という質問を受ける機会がありました。 私は即座に「新聞を毎日読むべき」と返し、その理由も伝えたのですが、このような悩みを抱えている若手社会人は多いようです。 ちなみに私は毎日、新聞を3つ読んでいます。本当はもっと読みたいのですが、日々の時間も限られているので、3つが限界ですね。。 ただ中高生の頃は、親が日経、読売、朝日、毎

          社会人が新聞を読むべき理由。

          NBC長崎放送「Pint」に出演しています

          久々のnoteになってしまいました。 8月より、NBC長崎放送「Pint」に月に一度出演させていただいております。 先月までの3回で、以下のようなテーマでお話させていただきました。 ①初回:当社のご紹介 ②2回目(9月):五島市飲食店向けレトルト加工プロジェクトについて ③3回目(10月):地方移住について ①②については以前のnoteでも書いたことがありますが、③についてはテレビでお話したことを近日こちらでも書きたいと思います。 私なんかがテレビにでて何が伝えられ

          NBC長崎放送「Pint」に出演しています

          今、地方の飲食店が「レトルト加工」をするべき理由。

          先月当社がリリースし、長崎新聞はじめメディアでも取り上げていただいた「飲食店向けレトルト加工プロジェクト」について、改めてnoteでも説明します。 ※前半はレトルト加工についての説明が長いので、「理由」だけご覧になりたい方は目次で後編へ飛んでくださいm(_ _)m 1.レトルト加工食品について・そもそも「レトルト加工」って何?まず、以下がレトルト加工食品の定義です。(公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト協会HPより) 合成樹脂(プラスチック)フィルムやこれとアルミはくなど

          今、地方の飲食店が「レトルト加工」をするべき理由。

          五島列島の経営者です。noteはじめました。

          はじめまして。 長崎県五島市に本社を置く、ごと株式会社の代表取締役社長、木下秀鷹(キノシタ ホタカ)と申します。 ごと株式会社(商号:長崎五島ごと)では、五島列島の食材を使った加工食品を製造し、通販や卸で全国に販売しています。 当社のビジョンは、【地方から日本を元気にする企業の代表として、長崎五島発のおいしい「食」でひとりでも多くの人を幸せにすることを目指します。】というもの。 五島という日本のほぼ最西端の島から、食を通して「日本を元気にする企業」の代表になることを、

          五島列島の経営者です。noteはじめました。

          五島市より感謝状をいただきました。

          昨日、五島市に災害時向け救援物資供給を協力すること、また当社レトルトカレー「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」3000食を贈呈させていただくことになり、市長より感謝状を頂戴いたしました。 今回の救援物資ご提供については、まず2月末頃にコロナの影響でトイレットペーパーが日本からなくなる、というデマ(個人的にはマスコミの煽りのほうが影響大だった気がしますが…)により、日本中からトイレットペーパーがなくなりました。五島もなくなりました。私もすぐにドラモリ(※九州で半端な

          五島市より感謝状をいただきました。