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おしゃれ迷子が、ファッション本30冊読んでわかったこと。

こんにちは。

ほっと(@hot__chan)です。

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。


元営業職。去年、服が好きでファッションライターに転身しました。

ファッション界にいるスタイリストさん、モデルさん、エディターさん…今までお会いしたことがない、トップクラスにおしゃれな方々に出会い、あっという間に自分のおしゃれを見失い、おしゃれ迷子になりました。


ファッションは大好きだけれど、おしゃれでもなんでもない私が、ファッションについて書く資格なんてないんじゃないか...、そもそも全然ファッションについて理解していないのでは…と悩み、少しでもファッションについて知るために関連する本を読むことにしました。

数がすべてじゃないのは承知ですが、数を読んでわかることもあると思い、とりあえず30冊読みました。100冊目指して読んでみようと思います。

一旦、30のマイルストーンでの報告。

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ファッションは広く深い

まず言うまでもないことですが、思っていた以上に、ファッションは広く深い。30冊…いや50冊読んでもファッションを理解するには不十分なのだと思います。ジャンルも「コーデ」「ファッションの歴史」「ファッションの哲学」「恋愛とファッション」「暮らしの中のファッション」「人生とファッション」「ビジネスや社会学」と幅広い分野で語られています。

面白いと思うのは、それぞれ論じていることが似ているようで違うこと。例えば、ハイブランドのバッグ論。恋愛本では、持つべからず、と書いてあることが多いですが、生き方で言うと波動を上げてくれるブランドバッグは1つは持っておくといい、など。目的が違えば、同じものでも論じ方が変わります。

有名なスタイリスト、エディター、モデル、ブロガー、専門家、と、執筆している人の職種はそれぞれですが、それぞれがそれぞれのおしゃれ論をもっている。おしゃれに正解はない、ということがよくわかりました。

皆、おしゃれに悩んでいる

本の著者はファッション業界にいる、一般におしゃれな方がほとんどです。それでも、おしゃれについてファッションについて、相当悩まれてきたのだと読み取れます。悩んだ結果、それぞれのおしゃれ論を持っていらして、それは時に人生と結びついたり、恋愛と結びついたりしているようです。おしゃれのトップ階層にいるスタイリストさんや専門家の方でさえ、おしゃれに悩むのです。私達凡人がおしゃれになれなくて、おしゃれに悩んで当たり前だと、気持ちが楽になりました。むしろ、おしゃれに悩むことでおしゃれになれるのではないか、とさえ感じます。


『おしゃれをするのに背伸びをする必要はない』と多くの著者が共通して言っています。また、『コンプレックスがある人のほうがおしゃれになれる』というものも何度か出会ったメッセージです。

もし8等身モデルの抜群のプロポーションだったら、おしゃれをしようとは思わなかったかもしれません。皆隠したいところや、もっとこうなったらいいのに、、という場所があるから、おしゃれをしようと悩むのです。


ファッションには力がある

婚活や恋愛の本を読んで驚いたのは、ファッションについて書かれたページが多いこと。心理学の会話のテクニックなどが書かれていることは予想していたのですが、ファッションについて書かれたページが多いのは予想外。それだけ、恋愛においてファッションの持つ力は大きい、ということでしょう。

中でも『スパルタ婚活塾』(水野敬也・著)やファッションバイヤーMBさんの本を読んでいると、ファッションの力で自分に自信がつくようになったり、恋愛を楽しめるようになったりすることがよくわかりました。

確かにこれは私自身も経験があって、着る服によって商談がうまくいきやすいとか、なぜか次回のアポ(仕事でもデートでも)に繋がるコーデがある気がしています。自分の中での勝負服のような、お守りのような存在。ファッションが持つ力は大きい、と信じています。


似合うコーデを知りたい人には

毎日コーデに悩む人、自分に合うコーデがわからない人には「骨格診断」「カラー」「クローゼットの整理」の3つを理解すると、悩みが解決するかもしれません。コーデの本は多いですが、圧倒的にこの3つのことを書いた本が多いです。


骨格診断は自分の体型に合った服を知るために、

カラーは自分の顔色や、与えたい印象をつくるために

クローゼットの整理をすることで、コーデの傾向を知り

おしゃれの無駄がわかるようになります。

以前、雑誌の企画で『いつでも「おしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方』の著者・ミランダかあちゃん(輪湖さま)に自宅に来ていただき、クローゼットの整理していただいたことがあります。クローゼットはただの収納スペースにすぎないと考えていたのですが、プロに整理していただくことで、コーデの作り方が変わりました。クローゼットを見れば、生活や人柄を含めた「その人らしさ」が見えるようになります。整理していただいてから、服を買う時、コーデを考える時、クローゼットを意識するようになったので、自分の似合うものがわからなくなった時、クローゼットを整理するのはオススメです。


人と比べず、自分らしく

30冊読み、考え、わかったこと。おしゃれの正解は自分で決めると楽になる。雑誌やwebの記事は記事の特性上、「今季は◯◯がおしゃれ」「◯◯がモテ!」のように断定的な表現をしますが、30冊読めば30人の正解があって、価値観は皆それぞれでした。誰に押し付けられるものでもなく、自分で考えて、自分が信じたおしゃれをしよう、と。まわりが決めるものではなく、自分が着心地が良く、背伸びをしないものを着ると、ファッションを楽しめるのでは、、、と思いました。


最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

つづく。^^

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