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今 私が持ち合わせるのは、とても ちっぽけな目標だから。

まだ痛むなぁ...そう思いながら腰から脚にかけて念入りにさする日々。

少しずつ動けるようになっても、まだ痛みも増す時もあったり。
まさに一進一退だ。

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今でこそ、こんな時(体調が万全でない時)は無理をしないし、
いつでも、どんな時でも 人にも自分にも
「無理をしないのは大切」なんて言っているけれど。

かつての私は、無理ばかりしていた。

と、言うより 無理をしていることすらも自覚していなかった 。

だから、とも言うべきなのか。

大きな目標を掲げ続けて、
それがどれも叶わないことに失望し続けていた。

身の回りにある、小さな幸せとか ありがたみとか、
もしかしたら、見逃していたことも沢山あったかもしれない。

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仕事でも、研究でも。
そして、「これは年を取っても続けていく」と決めていた 舞踊でも。

実際は、夢が叶わなかったことももちろん辛かったのだが。

【調子のよかったとき】に、周りにいた仲間や味方(と思っていた人たち)が

潮が引いていくように サーっと離れていったことが何よりも辛かった。

なんだ、結局 あいつら 私がダメになったら離れていくのか

でも、これは、今だから 冷静に振り返ることができるし、
今だから
「世の中、そんなもんだよ(甘くないよ)」と自分自身に対しても思えるのだけれど。

どれもまだまだ30代前半の段階での出来事だったから
当時はかなりきつかった。

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「人はいつ死ぬと思う? (中略) 人に忘れられた時さ...!」

大好きな アニメ/漫画 ONE PIECE にて
Dr.ヒルルクがこの世を去る前 のセリフの1つ。

心も体もズタズタになって寝たきりになっていた頃に さらに響いた言葉だった。

このセリフを借りれば、私 はこれまでの人生、もう既に沢山の人から忘れられて
何度も何度も【死んでいる】。

けど、だからこそ、もう何も失うものはないと、時間はかかっても 立ち上がれたんだなと改めて思い出す。

そして

一度 心も体もズタズタで【ダメになって】
そして 【忘れ去られた】人間だからこそ
見えてきた世界があるから今がある。

私には大きな目標なんてない。
今も、これまでもなぜか 勝手に私のことを【ライバル視】して 武装して挑んでくる人が必ずいるけど。

「頑張るなら勝手に頑張ってください」
としか言えない。

なぜなら、私には 本当に小さな、ちっぽけな目標しかないからだ。

大層な目標を掲げた 人に戦いを挑まれても
ダチョウ倶楽部さんのように「どうぞどうぞ」しか言えない。

私は 私の歩みで歩いていく。

ちっぽけな目標を遠くに見据えて。

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今日は一段と寒いせいか、腰から脚にかけての痛みも、加えて 古傷の痛みも増しています。
あらゆる意味で無理しない日々が続きますが
今週は引き続き 無理せずぼちぼちいきますね。

今日はとても寒いので、皆さんも暖かくしてお過ごしください。

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