見出し画像

広報担当が新聞を1週間図書館に篭もって読んでみて分かったこと【ホッシーの新米広報奮闘記 #11】 【告知あり】

どうも、ホッシーです!

皆さんはここ最近で「うっわ今日めっちゃ集中力使ったわ〜!!」って思ったことってありますか?
僕には2つありまして、そのうちの1つが「映画ハシゴ」でした!

僕は現在公開中のガンダムとトップガンと犬王を連続で観まして、トップガンを観終わった30分後に犬王を観るというなかなかに集中の切り替えが必要なことをしました。笑
僕は映画を観た後にしばらく余韻に浸りたいタイプなので1日1作が基本なのですが、今回はなぜか2作連続で観てもなんともなかったんですよね。
2作ともアドレナリンが出る映画だったからかな…?

3作ともおすすめなのでぜひ!


さて、今回はもう1つ集中力を使ったお話をしていきます!

わたくしホッシーが広報としてやっている仕事がいくつかあるのですが、その1つに「プレスリリースを書く」というものがあります。

しかしホッシー、新米広報が故にまだまだプレスリリース作成については勉強中です。

そんな時に「プレスリリース作るなら、出した後に記事にしてくれる記者さんたちがどんな風に記事を書いてるか見てみたらええで〜!」というアドバイスをいただいたので、


見切り発車で図書館に引きこもり、新聞を読みまくることにしました!!


というわけで今日はそういったお話です!


図書館に引きこもって1~2ヶ月分の新聞を1週間かけて読んでみた


新聞を読んだ経緯


だいぶ前(新米広報奮闘記 4~6あたり)の投稿でお話しましたが、広報の仕事にとって欠かせない人達がいます。

それが「ステークホルダー(利害関係者)」です。

ステークホルダーとは、自分たちテクノツールの会社に関わりを持ってくださる方々(社員の皆さん、お客様、僕らの情報を発信してくださる報道関係者の方々など)のことを指します。

広報の仕事は、このステークホルダーと呼ばれる方々とより良い関係を築きながら、自分たちテクノツールのことをいろいろな人々の力をお借りして広めていくというものです。

そんな広報の仕事をするにあたって、ただ闇雲に


「なぁ!!!!自分たちを!!!!ただ俺たちを知ってくれ!!!!」


とステークホルダーの方々に一方的に投げかけても、自分たちが本当に知らせたい情報を知ってもらうにはあまりにも伝え方が拙すぎるわけですね。

広報の仕事の一つであるプレスリリースは、自分たちテクノツールが出す新しい情報を書くわけですが、それにおいて

「メディア媒体の記者さんが記事に起すときに書きやすいように、記者さんの立場に立って書く」

ということも求められるわけです。

なので、まずは

「自分たちがお世話になる記者さんが普段どんな仕事をしていて、どういう視点で記事を書いているのだろうか?

ということを探り今後のプレスリリース作成にあてるために、まずは媒体の一つである新聞を深く読んでみることにしました。

要は自分たちと関わる方々のことを深く知ろうというわけですね。

どんな風に読んだのか


今回は以下のルールで新聞を読んでみました。


  1. 有名な全国紙5社(日経新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、朝日新聞)の直近1~2ヶ月分の新聞を読む

  2. キーワードは「障害」「福祉」「働き方」「ゲーム」

  3. テクノツールの広報として見た場合の各新聞の特色を掴む

この流れで1週間、丸1日図書館に篭って新聞を端から端まで読んでまいりました!
なお図書館によっては、昨今の感染症事情により滞在時間が決まっていたり、ソーシャルディスタンスなどのルールが決まっているので、そこは遵守しております。(実際僕も1時間ごとぐらいに外に出たり休憩したりしていました。お昼ご飯を食べに行く楽しみもありました!笑)

新聞を1~2ヶ月分読んでみてわかったこと


さて、新聞を1〜2ヶ月分読んでみて思った所感をいくつか挙げていこうと思います。


各新聞の特色


今回読んだ5社にはそれぞれ特色や読者層がある、という所感がありました。例えば、

日経新聞

経済と名の付くだけあって、経営・経済活動にまつわる動向のセンシティビティの高さ、ビジネスや事業経営にまつわる特集の多さなどが他社よりも顕著だった。
今回のキーワードでフィルターをかけるとなかなかヒットする記事は少なかったが、福祉を一つの事業として捉えるとヒットする記事がいくつかあった。
割と年齢層は高めで、ある程度生活水準が高い層の方々が好みそうな記事が多かった。
ホッシー的には読みやすい新聞だった。

読売新聞

最初はスポーツに関する報道に力を入れている新聞だと思ったが、どちらかというと「人の生活」にフォーカスした記事や特集が多いように感じた。
今回のキーワードで見ると、くらしのコーナーがあることによってテクノツールと親和性の高い記事が他社より多かった。
「今の日本にはこういった方々がいる」というのをある一人の特集から始めて、そこから社会的に必要な提言をするという流れが多かった。
年齢層は幅広く、SNS等の媒体に繋げて新聞の購読者層を増やすなどのギミックが多かった。
テクノツールとの相性はとても良さそうだった。

毎日新聞

読売新聞と同様こちらもくらしのコーナーがあり、テクノツールと親和性の高いテーマ感のある記事が顕著に見られた。
直近1〜2ヶ月分の中では「障害」というキーワードでヒットする記事が少なかったが、「社会福祉」という観点で見ると様々な状況(児童、高齢、病気、など)を取り扱う記事や特集が多く見られた。
年齢層は若干高めで日経の層と似ている感触があり、主婦の層が興味関心を持ちそうな話題が多かったように思う。

産経新聞

広く遍く報道するというよりは独自の思想や提言を持っており、読む人を選ぶ新聞であるという印象があった。
ただその提言をするための「一つの問題への提言に対するシビアな着眼点」というのも特色だった。
今回のキーワードにおいても、社会問題に対する課題点の鋭さは他社よりも一歩踏み込んだものだったように思う。
年齢層は高めで、経済というよりはある一定の政治や社会問題に興味関心のある層が多いように感じた。

朝日新聞

「日常のニュースを満遍なく伝える」という部分にフォーカスしており、他社と比べて中立的な報道をしているように見えた。
今回のキーワードで見つかった記事はなかったが、それも朝日新聞の特色なのか、はたまた直近1ヶ月以内の記事では見つからなかったのかは分からない。
年齢層は幅広く、子供用の記事がコーナーとして紙面に入っているなど教育的な側面もある新聞だと思った。

というのが、僕が新聞を読んで受けた印象です。

紙面だけが新聞ではない


新聞は1日で起こった様々な種類(政治、経済、社会問題、スポーツ等)の報道を取りまとめたものであるため、1日のうちに掲載できる記事や、一つの記事の文字数の制限がある中で何を伝えるのかを吟味する工程があるのだと思いました。
ですが各新聞社ごとにそれぞれネット媒体を傘下に持っていて、紙面では文量的に載せられない記事もしっかり特集を組んでいたりするので、次はその媒体をチェックしてみようと思いました。

終わりに


というわけで、こんな感じで1週間丸1日図書館に籠って新聞を読んできました!

これから先自分たちがプレスリリースを出す際に、記者さんたちに
「おっ、このプレスリリースおもろそうやん!」
と思ってもらえるものにするためには、記者さんがどんなニュースだったら嬉しいか、どんなキーワードがあったら記事を出しやすいかなどを考えるきっかけとして、新聞を読んでおいて良かったなと思っているところです。

各新聞社毎にそれぞれ特色や傾向があるため、それぞれの新聞社が記事を書く際に「この言葉はこの新聞社さんのフックになるのではないか?」などの工夫をしながら、今後のプレスリリース作成に役立てていこうと思いました!

ただ、ものすごい集中力を使った後は炭酸が抜けたコーラのようなズンとくる疲れもありましたが…笑

これを今後の広報活動に役立てていけるように頑張ります!

最後に一つお知らせ


さて、最後にお知らせをさせてください!

6/20(月)の毎日新聞(関西版)の夕刊の一面に、先日行われた「ドローンアクセシビリティプロジェクト」のテストフライトの様子が掲載されました!!

す〜げぇ〜!!!!!!!!
新聞読みまくった甲斐があった〜!!!!!!!!

関西圏にお住まいの皆さん!!
是非ともお手にとっていただけますと幸いです!!!!

それでは、今回はこの辺で!


この記事が参加している募集

#広報の仕事

3,599件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?