#20 【事例あり】ファンコミュニティ作りが流行ってる話
こんにちは!Hossyです!
最近ビジネスの場でも、個人活動でもコミュニティ作りに力を入れているのをよく見かけます。
SNSで誰とでも繋がれる時代になり、今後は気の合う仲間との繋がりを強化していく、そんな流れになっていくのかなと見ています。
いくつか気になったコミュニティの活動を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
サッポロビール「ヱビスビアタウン」
サッポロビールさんのやられている「ヱビスビアタウン」。
こちらはヱビスビールのファンコミュニティで2022年に運用が開始されました。
ビールの中でもエビスビールが好きなユーザーが会員登録をして、エビスビアタウンの中で“住民”となる、というストーリーです。
日常でビールを楽しむ様子をシェアして住民同士で交流したり、エビスのブランド担当から商品開発の裏側を聞いたり、一緒に開発をしたりできるというコミュニティになっています。
会員登録者数は24年2月末で約12万人に達しており、国内でも大きな規模のコミュニティです。
新しい学校のリーダーズ「Discordコミュニティ」
昨年紅白歌合戦にも出場した、新しい学校のリーダーズが2023年11月に「Discordコミュニティ」を開設しました。
リリースによると、
とのことで、SNSメディアの数や言語も多様化している現代にあわせたファンコミュニティで、時代の時代の先端を行っているなぁという印象です。
XやInstagramなどのオープンなメディアに比べ、Discordは本当にファンしかいないのでコメントの治安も保たれ(アンチをシャットアウト)、共通の好きなことだけを"熱く"話して繋がれる、そんなメリットがあるように思います。
"メディアの多様化"や"ファンの熱量"、このあたりのニーズに応える新しい形のコミュニティで、とても注目されています。
今SNSはタレントへの誹謗中傷も社会問題になっていますので、「アンチを切れる」というアーティストのメンタルケアの効果も期待されます。
富士フイルム「House of Photography in Metaverse」
カメラでよく知られる富士フイルムさんは、デジタルカメラのショールームや交流スペースなどを備えた写真愛好家向けWebメタバースをスタートしました。
リリースによると、
とのことで、2月に行われたカメラの祭典、「CP+2024」でも公開されました。
このコミュニティは、①エントランスホール、②X/GFXショールーム、③ギャラリー、④コミュニティエリア、 ⑤アリーナ、などのルームを備えたメタバース空間となっています。
ユーザーがアバターとなって、イメージング関連製品・サービスの情報を得たり、フォトセミナーや新製品発表会、オンライン写真展などイベントに参加することが可能になっていて、ユーザー同士での会話や、コンシェルジュへの製品に関する相談など、双方向のコミュニケーションも楽しめます。
開発コストはものすごくかかりますが、流行りの没入体験型のコミュニティとなっていて注目されています
まとめ
企業でも個人でも、ファンやターゲットにあわせてコミュニケーションを変えてきているのがよく見られます。
SNSではマス向けに認知を取りに行くコミュニケーションを、
熱量高いファンにはファン同士で繋がれるクローズドなコミュニティを。
そんな風に、時代にあわせてファンとの距離感を適切にとっていくマネジメントはどの分野でも大切になんだなと気づきになりました。
自分もコミュニケーションをもっと勉強したいと思います。
今回のタメになったと思ったら、ぜひ感想やスキなどいただけると活動の励みになるのでよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました!
Hossy
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