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#2 「君ノーバリューだから」(就活シリーズ)

こんにちは!前回に引き続き話していきたいなと思います。

(前回:#1 東大早慶高学歴が感染するコンサル病)

そうしてなんだかんだ
「やっぱり外資コンサルってカッコイイ!」
と思ったリオネルほっし。

自分は、いわゆる”コンサル塾”に入りたいと思った。

なぜなら
・ケース対策や面接対策を無料で受講することができる。
・講師陣が外資の一流企業の人たちばかり

こんなことで自分は、外資就活アカデミアとYC塾を受けてみることにした。
ちょうど学年も変わった4月の頭の頃の話。

まずは、外資就活アカデミア。ハウテレビジョンっていう会社が運営しているらしいが、そんなのは後でわかった話。”外資コンサル養成所”的な言葉に誘われて、渋谷の会場に向かった。

到着するやいなや、席に案内されいきなりまさかの”筆記試験”。
内容はあまり詳しく言えないのですが、これがむずい。

「なんだよ。こんな難しいのかwww
全部終わらないんだけどwww」

最悪のデビューである。

つづいてグループディスカッション。グループディスカッションとは何らかの共通のテーマに対して、4人から5人の人たちがそのテーマについてディスカッションをして答えを出すというもの。
だいたいコンサルの選考でも使われるもので、論理的思考やグループに貢献するリーダーシップ、フォロワーシップを見られることが多い。

テーマは「○○の売り上げを2倍にせよ」ってものが多かった気がする(笑)

この時がほぼ初めてであり、グループディスカッションのいろはが何もわかっていなかったので、怖いもの知らず?的な勢いで思ったことがバシバシ言えた(笑)
結果的に外資就活アカデミアの方は何とか次の選考に進むことができた。

この時期はそのレベルだったが、時期が進むとケース対策やグループディスカッション対策の本を買って読み始めるため、そこらへんの知識も後々書いていきたいですね。いまはこのレベルです(笑)


その1週間後にはYC塾で選考会があったので、またしても行くことにした。ここでは、メンターの方々がいわゆる一流企業に行く人たちばかりで圧倒された。

ここでは2回グループディスカッションの後に簡単な座談会の流れであったのだが、2回目のグループディスカッションの時にちょっとしたことが起こった。

自分のチームメンバーに圧倒的なカリスマがいたのだ(笑)
その人は学生のうちに起業をしており、”このようなグループディスカッションめっちゃ得意なんです俺”オーラをめちゃくちゃ出していた。


完全なビビりなんだよな。俺・・・


いやー本当何も話せなくなったんですよ。はい。なんかその人のいうこと一つ一つが正しく思えてきて、いわゆる宗教の教祖のお言葉みたいな(笑)

その人以外にも、ここまでではないが頭の回転が早い人が集まっており、完全に圧倒されてしまった。

ボクシングで言う井上尚弥ですよ。はい(笑)

それで、とどめはディスカッションが終わった後のメンターからのフィードバックタイム。ボクシングで言うゴングがなって、トレーナーのもとに戻るときのこと。

メンターにバサッと
「君さー(リオネル)、ほぼ空気みたいなもんじゃん。マジノーバリューだかた。」

完全にノックアウトされた。これまで一応まっとうに生きてきたと思われる自分が、ある意味”初めて”あったばかりの他人から存在価値を否定されたことはなかったため、当時の自分には衝撃的であった。

もちろんその後にどうすればよいかでったり、次につながる内容も話してくれたので、感謝である。シェイシェイ。

しかし、同時にある違和感を感じた。それは
「ある一つの力(この場合、論理的思考力)のみ求められている」
という感覚だった。

コンサル目指すからにはアタリマエじゃん。って思われるかもしれないが、当時の自分の中では”大きな違和感”となって、今後の就活に大きな影響を与えていくことになるのである…

最後に、いつの間にか「です・ます調」から「である調」に文体が変わっていますが、こっちの方が書きやすいというのもあるので、ご容赦ください('ω')

ではでは!



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