石丸 雄嗣 Yushi Ishimaru

株式会社プレディーカ・マネジメント代表取締役。ホスピタリティビジネス開発者。テーマは、…

石丸 雄嗣 Yushi Ishimaru

株式会社プレディーカ・マネジメント代表取締役。ホスピタリティビジネス開発者。テーマは、「再現性のあるホスピタリティをビジネスの現場へ」。顧客、現場、経営の感情が揃うことを目指して。日々、食い酒を。飲み客としての技を磨くとこも余念なく。極めて個人的な意見と感慨をここでは。

最近の記事

ホスピタリティ・ロジックのこと その3 〜「顧客目線に立つ」ということ〜

閑話休題、投げかけがあったので「顧客目線」ということについて。 (そもそもの「顧客」という言葉の定義と是非については別な回の話題に譲ります) これほどまでに、接客や営業のさらなる向上に対して指示や方向性を現場スタッフへ与える時に「万能な言葉」は他にあまり存在していないのではなかろうか、といつも感じています。 「ホスピタリティのある対応を」という指示と同様に、「顧客目線で考えて」「顧客目線での対応を」や「顧客目線に立って」ということを言えば、現場スタッフは同意するしかない

    • ホスピタリティ・ロジックのこと その2 〜ホスピタリティを追いかけはじめる〜

      あれは、2002年の秋だったと思います。 妻と一緒に、当時の「蒲郡ホテル」に行った時のことです。 浜辺や見事な洋館建築を堪能して食事を済ませ、夜になって、お腹に子どもがいた妻は先に寝てしまったので、独り館内のバーへ。 なにを呑んだかは忘れましたが、そこにいたボクよりも若いバーテンダーと話し込みました。(ボクは当時31歳) チェックイン〜食事〜館内の見学の間で不快なことが一つも無く、とても快適に過ごせていたので、「ホスピタリティあふれるホテルですね」と本心で伝えました。

      • ホスピタリティ・ロジックのこと その1 〜ホスピタリティとの出会い〜

        「ホスピタリティ・ロジック」とボクたちが呼んでいるものについて、文字にして残しておこうと思います。 ホスピタリティの現場を、そのビジネスを、ホスピタリティの経営でマネジメントするということについての理想論。 相手以上に相手のことを考えるということの接客の技術や営業の技術について。 そして、ホスピタリティを発揮できる部下や現場スタッフの環境としての上司やリーダーの技術について。 ボクたちは、ホスピタリティを以下のように定義しています。 ① ホスピタリティ=相手(お客さ

        • なぎさんとのお別れについて/ペットロスな家族へのメッセージ

          今日、愛猫の「なぎ」が死にました。 まさに、死にました、という感じでスーーーッと逝ってしまいました。 家族全員で泣きました。 ボク自身は、泣いている家族に泣いたという感じでした。 なぎには、これまでの感謝しかありませんでした。     そのことを自分のFacebookで報告がてら話したところ、ペットロスの記憶を語ってくれる友人がいました。 その記憶を癒せればと、その方にも下記のメッセージ「なぎさんとのお別れについて」をシェアしたところ、なにかの役に立った様子でした。

        ホスピタリティ・ロジックのこと その3 〜「顧客目線に立つ」ということ〜

          「集スト」という名のNPC

          ボクの(弊社の外部の)ビジネスパートナーである「思考と論理を解析するプロ」に、このところボクが遭っている集スト(集団ストーカー)的なつきまといに関して分析をして欲しいと依頼したところ、しばらくしてレポート(論文?)が届きました。 「Twitterで『石丸は詐欺師だ』と叫ぶ方々の思考検証レポート」という表題のもので、とても面白い内容なので、その著者の許可を取って共有することにしました。 これを読んで、ボク自身が「集スト被害に遭う」ということに対して非常にスッキリし、むしろこ

          「集スト」という名のNPC

          コロナ不況と新しい経済への船出

          こういうデータの真偽はもはや誰も分からないとしても、一つ確実に言えるのは、新型コロナウィルスの世界的拡散なる存在により、経済活動が急激に低速・低回転となったこと。   経済活動を身体の動きと代謝による営み、マネーを血とした巡りと流量だとしたら、少なくとも日本経済という個体はいま、毎日一日中眠りっぱなしのような状態とできる。 不要不急の用事なる活動(本来の経済活動)は停止して筋肉を動かさず、行きたいところ(モビリティ)が無くなり、運動したくてもできず、生きるために必要

          コロナ不況と新しい経済への船出

          「サビタリティ」について

          今日の個人的な感慨として、下記のFacebookリンクにあるような記事を見るにつけ、「いま、人々が知る必要があるのは、『ホスピタリティ』よりも『サビタリティ』なのでは」ということ、その記録がこの記事です。 まず、ロジックとしてのサビタリティのことをざっくり共有。 <資料> サビタリティとホスピタリティ( jpg と pdf ) ※ これらの資料は自由に使ってもらって構いません。 (出典を明らかにしてもらえると嬉しくはありますが、強要はしません) 仕事と自分の事をしてい

          「サビタリティ」について

          平成の総括と令和への展望を

          今日、令和元年の始まりに残しておきたいものとして。 昭和天皇陛下が崩御されたとき、高校2年生だったボクはファミコン(何かのRPGだったと思う)を徹夜でして、そろそろ寝るかとテレビをつけたら、NHKで緊急ニュースをやっていた。 それが昭和の終わり。 それはさておき、平成という区切りを考えてみたとき、どういうことだったのか。 ボクにとっての平成という時代を一文であらわすと、「奪い合う消費経済、その終焉プロセスのシミュレーション」と思える。 シェアを拡大しきって、そこ

          平成の総括と令和への展望を