マガジンのカバー画像

言葉のカケラ(小説の前身)

76
言葉の断片、カケラ達を拾い集めて小説を創るんだ。 きっとここは小説の裏側になる。
運営しているクリエイター

#わたしの舞台裏

言葉のカケラ 41

言葉のカケラ 41

雨からくもりへ

観察していると見えてくる

同じ様な言葉が行き交ってる事が

途端につまらなく感じる

特別な言葉だと思っていた

ありふれた言葉だった

突き動かされるモノが無い

太陽星座 さそり座
月星座 牡羊座

晴れた
嵐は過ぎ去った

じいちゃんを想う

何もかもが汚れている

汚い

歯を見せて笑えない

必ず手を添える

汚れていると人の目を見て話せない

昨日人が死んだ

葬儀

もっとみる
言葉のカケラ 39

言葉のカケラ 39

とても寒い朝

有る、からいけないのだ。

何も要らない

このままで

ごめん、何もしたくない。何も。

眠ってる時間が何よりも幸せなの。
ごめんね。

モルヒネで強い痛みから解放され
深い眠りに入った。
代わりに話す事は出来なくなった。

にんげんのカラダは時に強く脆い

生と死の狭間

やさしさ

麻痺するこころ

慎重に丁寧にしたはずなのに
逆にミスをした

考えれば当たり前な事なのに

もっとみる
言葉のカケラ 38

言葉のカケラ 38

くもり空

知らない人が
ちょっと知ってる人になって

境界線が曖昧で

書いていると色んなことが少しずつ
分かってくる

心の隅にずっと引っかかっている

何もしない事が1番しあわせで

切な

新しい扉のドアに手を伸ばすのか

暗くて寒くて

白い息が漏れる

ずっと自分の中だけに閉じこもって居たくて

自分の中が好き

あなた方が何かをする度に
責められている気持ちになるのです
何も出来てい

もっとみる
言葉のカケラ 37

言葉のカケラ 37

秋晴れの朝

日差しが顔をめがけて注いでくる

秋の陽気に誘われて
珍しく散歩に行こうと決意する
お風呂に入って身支度済ませたら
酷い疲れに襲われて
布団に身を預けた
起きた頃にはすっかり日は傾きかけていた

下着は黒のレースの気分

毎日が足りなさとの戦い

緊張は苦手です

言葉のカケラ 36

燃えるゴミの日

段ボール回収の日

カラスがうるさく鳴いている

自立心が心をざわつかせるなら
自分の責任は自分で持て

自分を満たせるのは
ある意味自分しかいないのだ。

常にお腹が空いている状態と似ている

言いようの無い淋しさを
誤魔化す、紛らわす、埋める
手段を探している

いや、埋める事は決して出来ない。

言葉のカケラ 35

言葉のカケラ 35

今日が誕生日の人

薄化粧でもほどこせば
気持ちが変わる事を知った

泥のように眠った

程よく疲れが残るカラダが
何故かとても心地よく感じるのだ

ベランダで飲む朝のコーヒーは
一瞬で冷めたコーヒーに変わる

アメリカに行くんだって

カラダに悪いモノは美味しい。

1日1日

ひとつ、ひとつ

あなたには、あなたの世界
わたしには、わたしの世界

気が重くなる事は基本捨てよう

孤独なオジサン

もっとみる
言葉のカケラ 34

言葉のカケラ 34

朝寝坊できる朝

俺は、考えるのをやめないよ。

うん、それでいい。

わたしも考えるのをやめない。

死ぬまで考え続けよう。

顔はイケメンで声と髪型が変な人

チームのそして個人の成長をすごく感じた

久しぶりの外出は物凄く疲れるものだった

言葉のカケラ 33

言葉のカケラ 33

柔らかな雨

まだ誰も起きていない
ひとり静寂の時間が好きなのだ

グッサリ刺さりたい

受け身

自分で刺せよ

いつ以来だろうか?小説を自分で買ったのは。
夢中になり気がつくと20時をまわっていた。
夜ご飯にしなくちゃ。
お腹なんてまったく空いていない。
夕方17時に食べたお菓子が効いている。

言葉のカケラ 32

言葉のカケラ 32

死へのカウントダウン

人は皆死ぬ

しかし遅いか早いかはある

早すぎる死に対面しそうになっている時
どんな気持ちでいたら良いのか

病院に入るということは
命とひきかえに。
という事だったのか。

秋の物悲しさが
余計にさみしくさせる

どんな顔をすれば良いのかすら
わからない

集まることができるのは
人が死んだときと言うのも
哀しいもので

人間が死なない世が来る事を
何度願った事でしょう

もっとみる

言葉のカケラ 31

自惚れ屋

自惚れ屋は待つのだ

何も身が入っていないふたり

ぽろぽろと抜け落ちて

彼らの決断を早く見たいと思ってしまうのは
ただ、わたしがスッキリしたいだけなのかも
しれなくて

日々揺るぐ言動に振り回される毎日で
わたしは、どんなスタンスで見守るべきなのかと
日々頭を悩ませる

親が言う「好きにしな」の破壊力

その景色、自分の足で立ってみなきゃ
分からないから

そっち側に行くから
もう

もっとみる
言葉のカケラ 30

言葉のカケラ 30

お腹が鳴いている

秋晴れと白い息

納得したふりなどするな。
もっと、あらがえ。抗えよ。

その違和感が全てを教えてくれてるのだから。

ノンフィクション作家

歌詞と小説

静かにしようと思って逆にうるさくなる現象

喧嘩とお話し

言葉のカケラ 29

言葉のカケラ 29

雲の淵に朝日がにじむ

どんな言葉ならば君たちに届くのか

過去の選択の連続達が頭をすり抜けてゆく

何を作っても喜ばない

四畳半の部屋の隅に敷かれた布団

何も見ない様に目をつむる

結局、同じ、くりかえし

そっか、与えられる側だからか。

そうか、これが違和感の正体だったのか。

途端に自分が可笑しく思えた。

追って気持ち悪さも覚えた。

そんな事に気がつくのに、40年もかかってしまった

もっとみる
言葉のカケラ 27

言葉のカケラ 27

よく晴れた朝

note Twitter note Twitter 無限ループ

帽子を目深に被り部屋着のままコンビニへ
出来れば誰にも会いたくない
一刻も早くこの店を出なければ
レジに並ぶと後ろには行列
気まづい、はやく終わってくれ

本当に好きな人だけで埋め尽くそう

どんどん面白い人間のストックを増やそう
それならば、一方通行でも構わない

とにかく眠った。

言葉のカケラ 26

言葉のカケラ 26

いつもと同じ朝を迎えている

ゴミ捨て場までの道
誰にも会いませんようにと
願う幸子

カニカマ人間

いちご風味

大きく息を吸い込んで深いため息をつく

何も要らない

一瞬で

心変わり

面倒な事が多すぎて

絶対的なたけのこの里派だった彼女が
突然きのこの山派に寝返った話し

今までやった中で1番しっくり来ている

永遠に尽きる事のないような感覚

楽しい。という感覚はいつ以来だろうか?