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男性性と女性性の統合

ヴァイオリンリサイタルまで、あと2週間とすこし。

今までは、ピアニストさんとお互いの世界観を照らし合わせ、音を探ってきたけれど、ここから先は「ひとつの音」としてふたりが融合していかねばなりません。

そう考えたとき、自分の中に、女性性に対するブロックが根強く残っていることを発見しました。

そう。わたしは、自分が女性であるという事実を受け入れるのに、とても抵抗があるのです。

生まれ変わったら、絶対に男性になって、ひとりの女性をしあわせにしたい。

それが、わたしの昔からの夢であり、野望です。

ということは、今世で自分が女性としてのしあわせを満たすことに、許可を出していないのです。

春分の日を迎えて、柔らかく、ふわふわとした優しい風が吹き始め、急に心がざわつき、揺れてしまいました。

前回、記事にした

「女の子は、みんなプリンセスなんです!」

というお告げ(笑)に一番動揺したのは・・・ほかならぬ、わたしだったりして。

誰かを守ったり、支えたり、励ますことが、真の強さのような気がしていたけれど

誰かに守られて

誰かに支えられて

誰かに励まされている自分

を受け入れるのは

もっと深くて、しなやかな強さ

なのかもしれません。

お互いが支え合い、融合し、愛の源泉は自分の魂にある、と心から信じて、舞台に立てたらいいなと思います。

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飯田橋付近の桜をパシャリ。

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