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ショートエッセイ集⑦ 〜綴ってきた思い出〜

『ショートエッセイ集』では、今までSNSで綴ってきた言葉たちをまとめています。
その時々に思った言葉は、川の流れのようにどんどんと流れて忘れ去られていってしまうから、ふとした時に自分自身を振り返り、思いを馳せる…。

…そんな宝箱のような言葉の空間にします。
①目を閉じ春の音を聴く。

桜の花びらがまぶたの上にゆっくりと舞い降りて、
私の涙とともに哀しみも苦しみも
一緒に連れて流れていったよ。

桜花
ふわりと舞って
また来年

②鬱絶頂の時「死にたい。生きるの辛すぎる」
って大泣きしながら電話して、落ち着いたときに「一番しんどい状況の時に一番しんどいこと聞かせてごめん。」って謝ったら

「いいねん。いいねん。むしろ一番しんどい時に自分を選んで頼ってもらえたの嬉しい。光栄」って言ってくれた妹、神すぎて泣いてる

③鬱絶頂の時「死にたい。生きるの辛すぎる」って大泣きしながら話したら「死にたいって言うたびに100円な。死にたい貯金するから。貯まったら美味しいもの食べよ。元気出そ。」と、お賽銭箱作り出す母、それはそれでいいねん。いいねん。死ぬ気失せさせるセンス面白すぎて笑ってる。明るくていいねん。

④私が病気になってから、元気な人が突然死した。「いつ死ぬか分からないから後悔のない様に生きよう」と思った。
大切な人が幸せになった。「私も自分で自分を幸せにしてあげよう」と思った。哀しいことも喜ばしいことも、常に私の背中を前向きに押している。だから今日もこうやって生きてる。

⑤作曲していて弾く予定のなかった音を間違えて弾いてしまったけど「意外とこっちの方がいいやん」ってなるとき、失敗は成功のもとをとても身近に感じる。こんなことが人生のところどころで大きく時に小さく弾けている。私の人生も「意外とこっちの方がいいやん」ってなっていく過程なのかもしれない。

⑥幸せになることが目標の頃は「今が幸せではない」ということを認めているような気がして好きになれなかった。
今起きている全ての出来事から「幸せを見つけること」を目標にしてから少しだけ幸せになれた気がした。
本当の幸せは目指すものではなくて見つけるものなのかもしれない。

⑦今日は事故から寝たきり5周年目の
誕生日のお祝いです。

今も現状は受け入れられないけど
お祝いできるようになった心と周りの支えに感謝します。

みなさんのあたたかい励ましや応援があって今の私がいます。

いつも本当にありがとうございます。
そしてこれからも私と音楽をよろしくお願いします。

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