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くるくる流れる不思議なご縁・・・*荻原葉子さん 麻伊ちゃん 在也くん 荻原朔美さん*ホシノハナからの*半農半X便*

葉子さん・・・そう思った。
長いご縁の大切なお客様*高橋麻伊*さんの絵画「うつろぶね」

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆

20代前半のある日。ホシコは、ちょこんと小田急線の座席に座っている。
両隣には、何故だか?2学年下の後輩2人。左には、その後ミュージカルスターとなるM、右隣には、画家さんの御子息がいかにもという感じのJ。学園きってのイケメンボーイズ!

「私ね。フラメンコを習おうと思うの」
アンダルシアのオレンジの花咲く丘
ホシコは、高校時代からスペインをこよなく愛する*天本英世*さんのご本や*ロルカ*の詩が大好きで、いつかスペインに行きたいと憧れていた。
(ちなみに天本さんは、仮面ライダーの死神役で活躍した方です。)

「だめだよ。ホシコ先輩、これからはタップダンスだ!」
「・・(·◇·)(·◇·)(·◇·)・・」
その後、ホシコ先輩は、電車の中で、学園きってのイケメンボーイズに洗脳され続けた。「フラメンコはやめて、タップダンスにしなさい!」と・・・

電車はようやく下北沢駅に入る。ホシコ先輩は毅然と立ち、イケメンボーイズにきっぱり宣言した。
「うるしゃい!!私は、スペインが大好きなの。私は、フラメンコをやるわ!何で、私があなたたちの言うことを聞かなければならないのよ(`⌒´)ノ」

トトトン♪トントン♪トトンがトン♪
軽やかなステップの音が鳴り響く・・・

ホシコは、*フラメンコ*・・・ではなく (-_-;)彡 
*タップダンス*スタジオに立っていた。

「葉子さんって、とっても足が綺麗♪」
「あらそう?」
「葉子さんは、小さい時からダンスをやってらしたの?だから、そんな綺麗な足をしているのかしら?」
「私はね、40歳を過ぎて、好きなことを全部やろうと思ったの。だから、それからダンスを始めたのよ。」
「それって、素敵♪」
60歳をこえていただろうとは信じられないほどの綺麗な足をしていた葉子さんは笑った。

葉子さんとは、レッスン時間が重なることがよくあり、基本ステップの練習を時折ご一緒させて頂いた。

「ホシコさん、葉子さんが萩原葉子さんだって知ってた?」

萩原朔太郎さんのお嬢さん荻原葉子さん?」

昨年末に日経新聞の土曜日版に、葉子さんのことが連載された。
(2021年11月13日から毎週土曜日に連載された「この父ありて」)
ご本人をちょっとだけでも知っているということはとてもリアルなことだ。

「この父ありて」を読ませて頂き、葉子さんがとても厳しい境遇で育ったことを知った。私何も知らなかった。。。

「私はね、40歳を過ぎてから好きなことを全部やろうと思ったの。だから、それからダンスを始めたのよ。」

葉子さんのお母様は葉子さんが年少の頃、ダンス仲間と駆け落ちをしたんですって。その後、本当にご苦労されたと書かれてあった。

何も知らずに気軽におしゃべりをしていた私、遠い昔のほんの数回のご縁だったけど、葉子さんの言葉のひとつひとつが重みを増して心に響く。
とても有名な方なのに、そんな素振りは微塵もなく、気取りもなく、私のような人間にも気さくにお話しして下さった。

私は、お会いした当時の葉子さんの年齢に近づいてきた。

歌を忘れたカナリアはどうして生きていったら良いのだろう・・・
踊りを忘れた踊り子はどうして生きていったら良いのだろう・・・

葉子さん、私はもう全然踊っていないの。
葉子さんみたいに、綺麗な足になることはなく、今は、しっかり中年太り( .. ) 美しい八ヶ岳の麓で田舎暮らしをしながら、小さなアクセサリー屋をひっそり営み、農的生活を楽しんでいます。

ふと、葉子さんのご本を読みたくなったのは何故?
麻伊ちゃんの絵と葉子さんの思い出が私の心の琴線にふれる

*萩原葉子 ダンスで甦った生きる喜び (人生のエッセイ)*

萩原 葉子(はぎわら ようこ、1920年〈大正9年〉9月4日 - 2005年〈平成17年〉7月1日)小説家 エッセイリスト

葉子さんは、62歳で愛するダンスのためにスタジオ中心の家を建てられそこで生涯を終えたそうです。葉子さん、やっぱり素敵♪

葉子さんはフラメンコも習っていらしたんですよね。
やっぱり葉子さんは凄い!
ああ、久しぶりにロルカの詩も読みたくなった。
ほんの数回出会っただけの、ささやかなご縁だったけど、葉子さんには大切なものをたくさん頂いたように思うのです。感謝♪(*´艸`*)

麻衣ちゃんの絵に触れて葉子さんを思い出した。

そして、ご縁が続く・・・
麻伊ちゃんからのご注文

零下5度を下回る極寒の八ヶ岳南麓で奇跡的に咲き続けるたんぽぽとともに映るマラマンバタイガーアイ♪ホシノハナ御用達!オーストラリアの名バイヤーさんに譲って頂いた宝物。
最後の一点は麻伊ちゃんのもとへ・・・
旅立ち前に、アメジストのドームの中で浄化中!アメジストドームは、浄化能力が高く、自らを清めてしまう為、他のものを頼ることなく自らを浄化してしまうほど♪

麻伊ちゃんもよくクルクルデザインをARTの中へ織り込んでいらっしゃるけれども、私たちもクルクルモチーフが大好き。
くるくるくるくる 流れるエネルギー ●●●
アクセサリーの中へ織り込みます♪

たくさんの音や色や光が、風のごとく、水のごとく、さまざまな時の流れを回していく・・・

寅年のお守り石となるタイガーアイ一族の中でもスペシャルなマラマンバ!
オーストラリアのアボリジニの音楽が聞こえてきそうな美石、素敵なご縁を本当に嬉しく思っています。

自然風味の沢庵と黒炒り玄米茶。私たちからの感謝いっぱいのオマケ(箱の中ではほとんどオマケの方が幅を利かせている(-_-;)彡)
まるで、*半農半X*便(笑)

ただいま、ホシノハナの商品を一万円以上ご注文頂くと、もれなく手作りの*沢庵*と*黒炒り玄米茶*のオマケがつきます\(◎o◎)/\(◎o◎)/

ホシノハナ名物!郵便局を営んでいた叔父様から頂いた美しい切手たちから、麻伊ちゃんの素敵な絵画をイメージして和の心の入った切手たちをペタペタペコリ♪(沢庵が嵩張って、通常の段ボールに入りきれず、急遽みかん箱で発送。単色の背景だったら、切手の美しさがもっと映えたのにととっても残念(T T))

以前お嫁入りした、ロードナイト♪麻伊ちゃんのブログでみつけました。
マラマンバも麻伊ちゃんのクリエイティブなハートとともに輝いてくれれば嬉しいなと送り出しました。

葉子さんと麻伊さんの「うつろぶね」が心の中でリンクして・・・

そして、麻伊さんのパートナー在也くんが繋がる。

何と!!在也くんの*ひいお爺様*は*萩原朔太郎さん*と交流があり・・・

在也くんが 朔太郎さんのお孫さん、つまり、葉子さんの御子息の萩原朔美さんと前橋市民芸術文化祭で近々コラボするそうです(·◇·)(·◇·)

朗読(萩原朔美氏)+ピアノ(高橋在也君)のコラボレーション♪
ご興味のおありの方は、お調べ下さいね。

・日時:2022年1月30日(日)13:00ー15:00
・場所:前橋市民文化会館大ホール(昌賢学園まえばしホール)https://www.maebashi-cc.or.jp/maebashishibun/

ご縁とは本当に不思議で、そして、嬉しいものです(*⌒∇⌒*)(*⌒∇⌒*)

昨年は、たくさんのお友達から福大根をいただき、4樽もつけてどうしようと思ったけれども、年明けて完成した沢庵を大切な人たちへ☆⌒(*^▽゜)v 親戚や友人、そしてお客様へ贈りました。

麻伊ちゃんからご報告
「こんなに美味しい沢庵を食べたのは生まれて初めてです。本当にありがとうございます。。。!」
友達からも
「たくあん〜💕めっちゃ美味しい👍塩加減とポリポリ歯応えが本当に美味しい👍夫も止まらない〜とウハウハです👏」

漬物名人目指し十年たらず・・・
皆様にお褒めの言葉を頂いたり、売って欲しいと言われたり・・・
でも、漬物は気候や素材の出来具合や作り手の気分などにとっても左右されるし、毎年同じお味を出すのは無理!
プロの方は本当に凄いと思います。
まだまだ未熟者の私としては、今は親しい人にもらって頂けるだけで嬉しく感じています。自然のものだけを使い、心を込めて作っているお漬物、毎年毎年お勉強、終わりなき旅だと思っています。

私は、今は、ダンスをしていない。

若かりし頃の夢や憧れは遠くの空に去りにけり(笑)

でもね、今の生活に結構満足している自分がいる。
大自然の中、美味しいお野菜と素敵な友達たち、ささやかなお仕事、決してリッチではないけれども田舎暮らしにお金はかからない。
ほどほどの生活は穏やかを呼び、今は一番幸せなのかもしれないと思う今日この頃です(*⌒∇⌒*)

今回も麻伊ちゃんにお願いして素敵な絵画たちを使わせていただきました。
本当に彼女の感性が大好きです。
中野信子さんのご本で、今の時代ARTの必要性が書かれていたけれども、麻伊ちゃん、これからも素敵な絵画を描き続けて下さいね。
ファンの一人として、遠い八ヶ岳から応援しています。

素敵なご縁に感謝を込めて・・・(≖ ‿ ≖)(≖ ‿ ≖)

*高橋麻伊ちゃんの絵画室     
*在也くんのサイト
PIANIST & SCHOLAR WEBSITE OF ZAIYA TAKAHASHI

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