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【都市伝説で有名なAIのELIZA(イライザ)は無能だった?】

こんにちは!

椎名悠です!

さて、今回はAIのELIZAについてお話しします。

皆さんはELIZAってご存知でしょうか?

今ではGoogleのSiriがありますよね?あれを育てたとと言われているAIです。

そして、某都市伝説でも有名なAIなんですよね。

なんで有名なのかっていうと、人類がAIに支配される、いわゆるシンギュラリティの話によくELIZAが出てくるんですよ。

未来を当てるイルミナティカードにELIZAのカードがあって、ELIZAはSiriを育てた感情のある人工知能、人類を支配するAIの代表なんだとか何とか。(うろ覚えなので詳細は割愛します)

でも、じゃあそもそもELIZAってどんなAIだったの?と思ってたんですけど、ちょうどAIについて勉強していた本に書いてありました。笑

というわけで、今回はその本に書いていた内容から初めに説明していきますね!


〈AIの始まりはチャットボットだった?〉

どうやら初めてAIが発明されたのは1950~1960年代とだいぶ昔だそうです。

その時にAIのアルゴリズムとして「もしAならばBである」といったようなルールを組み込んでAIを動かしていたんだとか。

その時に開発されたのがELIZAなんです!

おー、こんな時に此奴はいたのね、とか思ったんですが、実はこのELIZA、僕が思っていたのとは全然違いました。

なんとこのELIZA、いわゆる「チャットボット」の元祖だったんです。

えー、もっとすごいAIだと思っていたのに…とショックを隠せなかったのは置いといて。

でも当時としては衝撃だったと思います。

なんてったって、単純なルールをベースに作られたとはいえ、ロボットと対話ができるプログラムなんですから。

これならば、確かにSiriの面影があるかもしれませんね!

先ほど話したように、「このフレーズがきたらこのフレーズで返答する」といったようなルールを作ることで、第三者から見たら人間とロボットが会話をしているように感じることができます。

今のLINEアカウントでもそんな感じのことできますもんね!

この時代から発明されてたなんて驚きです。


〈でもチャットボットって…〉

でも、ここで勘のいい方ならお気付きかもしれませんね。

チャットボットって、結構トンチンカンな回答することって多くないですか?

実際に会話を理解しているのではなく、あくまでも決められたルールに基づき、特定のキーワードに反応して用意された回答を出しているだけなので、会話が変になる時が生まれるんですよね。

その時点で、「あー、やっぱりロボットだよなあ」と感じてしまうのですが。

このように、チャットボットは会話の内容を理解していませんので、私達人間の脳ほどの高度な処理を行っていない、ということで人工知能ではなく人工無能と表現されることもあるんだとか。

人工知能なのに、ひどい扱いですよね…。


あれ?じゃあELIZAって意外とポンコツってこと?


ELIZAがポンコツと分かってしまったのは嬉しいような悲しいような。

でも、この時代背景と知識を得たおかげで、某都市伝説でよく出てくるELIZAについては怖がる必要はないなと個人的には思いました。笑

知識って大事ですね。分からないと必要以上に不安を煽られてしまう。

とはいえ、昨今のAIはELIZAなんか比べ物にならないほど優秀なものが多いので、シンギュラリティの問題はまだ解決したわけではありません。

でも、その問題については都市伝説より、実際の知識に基づいて考えましょう、というのが今回の学びでした。笑

というわけで今回はこれで終わります!

AIって難しい印象持ってましたが、少しずつですが理解できてくると本当に面白いです。

今までなんとなく言われていた技術的な話においても、理解が深まり、発想も広がるので。

それではまた次回、お楽しみください〜!


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