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hoshikuzu
2023年5月17日 14:33
このところ木を削っていると、なんだかやたらにうねりのきいた形状のものばかりになっていることに気づく。最初はなんてことない、ただの正方形をつくっているつもりだったのに。絵も物も文章も、作品と呼ばれるものはその人から滲み出た結晶なのだとよく感じる。どんなに考えて考えて捻り出したものも、頭を振ったらぽんっと耳からこぼれ落ちたようなものも、核は同じ。しかも前者と後者、どちらがより誰かの心を動かす