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電力使用履歴からペルソナ分析へ

博報堂HDと東京電力は、契約者の電力使用履歴を分析し、マーケティングに活用する取り組みを始めます。

2022年4月より、個人が特定できる電力利用データを企業が扱えるようになる為です。

電力の使用料や時間帯から世帯構成(ペルソナ)を分析していきます。

分析したペルソナを基に、対象地域に住む人のスマートフォンへ最適な広告を配信します。

また佐川急便は、電力利用データから在宅にいるであろう時間を予測して最適な配送ルートをつくる事業を検討しています。

この電力利用データですが、スマートメーターと呼ばれる電力計(IoT)が大活躍します。

スマートメーターは、無線通信機能を搭載しており、30分置きにクラウド上に電力の使用履歴を送信します。

そして、自動で蓄積されたクラウド上のデータをデータ分析者が分析していくのです。

電力使用履歴を分析してマーケティングに使うとは、よく考えたものです(笑)🤣

個人的には、佐川急便の取り組みが面白いと思います。

少し調べてみると、スマートメーターから得られたデータの分析は結構注目がされているようです。

こちらに資料を置いておきたいと思います。

最後に気になるのが、個人への同意取得についてです。電力使用履歴は個人情報となるため、個人一人一人に利用に際する同意を得る必要があります。

きっと、オプトアウト方式だとは思いますが、そうなると中々声をあげる個人はいないでしょう。

いつの間にか、自分の生活スタイルを勝手に分析されているといった気持ち悪さが若干ありますね。

最近、とある店舗にいくと店舗に関連する広告メールが後日配信された経験は皆さんありますでしょうか。

あれは、位置情報を取得して私がこの店舗に行った事を分析、この商品を買いたいんだろうなーといった仮説を立ててメールを配信してきます。

あれ、なんかどこからか見られているようで気持ち悪いんですよねー笑😅

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