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生理と闘う女の子たちの葛藤

つい先日、Twitterにこの記事が取り上げられていました。

私も何度となく女の子のこう言った話を取り上げてきていたし、女としての生理の苦労を話してきましたがTwitterのリプ欄には驚きの声も多く見られました。


少し前にピルの事も書きましたし、生まれてから死ぬまでで生理用品にかかる金額も馬鹿にならないのに、それをほとんどの人が毎月の固定費用として扱わないといけないのが本当に辛い現状。


記事では学生を対象にアンケートを取っていましたが、貧困の女性もまたコロナに関係なく同じ思いを抱えています。


海外では既に生理用品は非課税を取り入れたり、無料配布があったりと国によって様々ではあるがこの生理による貧困対策から日本も目を逸らさないでほしい。

肌に直接当たるものだし、加えて生理の時は日常よりも肌が敏感になってる。人によって商品の合う合わないは本当に大きく、男性は知らない人もいるかもしれないが、生理用品売り場は本当に種類が豊富なのだ。

大体の女性は自分にあった商品がもう決まっていて、それを長年愛用している。愛用している商品が高くても他に手を出す勇気はあまりない。だって失敗できない類のものだから。


記事の中には「生理用品を交換する頻度を減らしたことがある」37%というのもあった。

多い日はできるだけ動かないように、私も同じ体験を幾度となくした。“こまめに取り替える”なんて注意書き、そんなのわかっているよ!とたくさんの女性が思ってきたことだろう。


とてもリアルな話をすれば、本当に多い日は2時間に1回トイレに行きナプキンを取り替えるのだ。(人によってはもっと頻繁にってひともいる)

睡眠時間を8時間として、1日に8回トイレに行くとしよう。商品一袋につき10枚のナプキンがはいっている。その一袋の値段が150円前後。

約1週間続く生理の前半(3日間)は8回トイレ、後半は減って5回としよう。

1週間で3日×8回+4日×5回=計44枚のナプキンを使用することになる。

もっと言えば生理は1週間ぴったりで終わることなんてほぼない。それ以上ずるずると長引きちゃんと終わるのは2週間ほどだろう。その間にも出費は発生するわけで。

だから最低でも

150円×5袋=750円の出費は必要となる。

でもこれはあくまで単純計算であり、ナプキンも昼用や夜用等で値段が全然変わってくる。人によって本当に様々なのだ。


友達との遊びの約束やご飯の約束。とっても楽しみにしていた行事が生理と重なれば、本当に辛い時間となる。

薬を飲んでも効きが悪かったりは普通にあって、その腹痛で遊びになんて集中出来ないし、いつのまにか眉間にシワがよってしまう。冷や汗だって出てくる。吐き気だって、頭痛だって押し寄せてくる。


先日『人生が変わる1分間の深イイ話』でも生理について特集が組まれていた。昔ではこういった話題をテレビで特集するなんて考えられなかったと思う。

男女関係なく理解を広めるのにはやっぱりメディアの力が必要で、今回の特集が少しでも多くの人に知識として根付いてくれていたらいいなと思いました。


余談ですが私も昨日から生理が来て、薬を飲んでも腹痛で朝方まで寝ることができませんでした。

昼間は眠気と腹痛と吐き気の戦いです。

世の女子、みんな頑張ろうね…。。



 




HSP気質な私に少しだけ救いの手を…。サーポートにより私に生きてる意味を頂けましたら幸いです。