現代ビジネスに息づく〝茶の湯〟/茶道、始めてみませんか?
社会人の皆様。
5月になりましたね。
仕事が順調に進んでいる方もいれば、
五月病等に苦しんでいる方もいると思います。
本日はそんな悩める後者の方々へ、
このnoteを捧げます。
社会人(会社員)のみんなは何に悩んでるの?1位は?
社会人って日々悩みが多いですよね。
自身の成長やマネジメント等の
比較的ポジティブなものから、
ハラスメントや業務量等の
比較的ネガティブなものまで、
その悩みは様々です。
では、その中で最も生じている悩みとは何でしょうか?
答えはズバリ〝人間関係〟です。
会社とは〝赤の他人が一つの目標に向かい邁進する〟組織です。
経済を回すために必要不可欠とはいえ、
当然ストレスは生じますよね。
周囲を見渡すと、
理不尽な上司からの指示や自分勝手な後輩等、
気に病んでストレスを溜め込む人たちが実際に数多くいました。
私自身も日々人間関係に悩んでおります。
そんな時、私は〝茶の湯〟と出会ったのです。
新入社員からのお誘い
今年4月、我が部署にも新入社員が入ってきた。
中々慣れない業務も多い上、
特殊なコロナ禍の中、
本当によく頑張ってくれている。
ただ本人は〝人見知り気味〟とのことで、
日々結構苦労しているよう・・・。
近年、転職に対する抵抗感は薄れていっていると感じる。
終身雇用は崩壊し、年功序列から実力主義へ。
若者であれば、尚のこと。
適性がないと感じ、新天地を選んでしまうかもしれない。
私自身指導する立場にあるので、
そのあたりはどうしても心配になってしまう。
「でも大丈夫です」と彼女の言葉。
「私にはとっておきのストレスの解消法があるんです。」
そして彼女は「ふふ、知りたいですか?」と、
いたずらっぽく続ける。
私が深く頷くと、
「では土曜日、私の家に来てください。」
彼女は意味深な笑みを浮かべていた。
新入社員のヒミツの休日
休日、東京郊外。
その日は「日頃のお礼も兼ねて」と
彼女の実家にお呼ばれした。
ご両親は料理がご趣味らしく、
テーブルには素敵な光景が広がっていた。
素敵な新入社員に素敵なご両親に素敵なお料理の数々、
話が弾まないわけがない。
前菜からデザートまで、
あっという間に食べ終わってしまった。
そして最後に出てきたもの、
一生忘れることはないだろう。
それが〝日本茶〟であった。
デザートのお皿を下げながら、
彼女は私に誇らしげに囁いた。
「これが私のストレス解消法です。」
その背中がいつもより少し、
いや何十倍も逞しく思えたのは言うまでもない。
休日の〝茶の湯〟は心身に最高!
実は日本茶は、科学的にも心身に最高なのである。
日本茶には、主に3つの成分が含まれている。
それ以外にも様々な成分が含まれているが、本日は割愛。
まず①のカテキンだが、お茶の渋みを構成している。
この成分には、コレステロールや体脂肪の低下、
更にガン予防や虫歯予防に効果があるとされる。
そして②のカフェインだが、お茶の苦みを構成している。
この成分には、疲労感や眠気の解消、
更に利尿作用や代謝促進に効果があるとされる。
最後に③のテアニンだが、お茶の旨みを構成している。
この成分には、興奮の抑制等の〝リラックス効果〟があるとされる。
今日のテーマでは、最も重要と言えるかもしれない。
〝茶の湯〟は社会人の最重要ツールだ!!
以上より、〝茶の湯〟の重要性がご理解いただけたと思います。
〝茶の湯〟というと、お茶を点てて・・・
のような堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、
現代社会に生きる忙しいビジネスパーソンは、
平日だけでなく休日までも、
パソコンとにらめっこしているかもしれません。
そんな時にたまにお茶でほっと一息ついてみてください。
必ずや心身の助けになります。
目の前の業務や先述の人間関係で苦しんでいたとしても、
テアニンが少し落ち着けてくれるかもしれません。
新入社員も使うビジネスツール〝茶の湯〟
そうそう、その新入社員なんですが、
〝茶の湯〟を活かして重役と交流していました。
と、ここで私は思いました。
あれ、重役も新入社員も共通のイエモン好きだったっけ・・・?
そして私は気づくのです。
さあ、ここからどうする私。
さあ、ここからどうなる会話。
さて、週明けどうしよう。
重役に正直に伝えて失望させることを選ぶか、
新入社員に休日に必死に勉強してもらうか。
人間関係の悩みはやはり尽きそうもないなあ・・・。
なんとか〝茶〟番にならないものでしょうか。
お後がよろしいようで。
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