イギリス生活22週目ふりかえり
イギリス生活22週目かつ、急にメルヘンチックなサムネイル。
今週はミュージカルと英語のアクセントの分析記事になった笑
これまでのふりかえりはこちら↓
1週間のスケジュール
◯土曜
本日は起床後、身なりを整え、以下の記事作成や仕事についてのまとめなどを行う。
午後からは、イギリスでできた友人からサッカーの試合に招待されたため、参加することにした。
会場はイーストロンドン。プレミアリーグのウエストハムユナイテッドの本拠地に近い場所だ。
駅前には巨大なショッピングモールや新築のマンションが立ち並び、開発が盛んな地域であることがわかる。
土曜日だったため親子連れも多く、夕方からのプレミアリーグを観戦しに行くであろう人たちもいた。
ロンドンはいくつかの地域で開発が進んでいるようで、建設中のマンション群を見かける事がよくある。
このイーストロンドンのエリアには若い人も多く、活気を感じる。
ロンドンオリンピックの際に再開発なども行われたようで、街中には広い道路や巨大なスタジアムが立ち並ぶ。
ロンドンはエリアごとに街の雰囲気も暮らす人たちの雰囲気も大きく異なるのが面白い。
サッカーの参加者は、皆親切でフレンドリーな方達だった。全員綺麗なイギリス英語を話すため、その点でも勉強になった。
サッカーなどを行った後は、帰り道にウェストハム・ユナイテッドのスタジアムを遠目から見学。
試合の日だったため、最初はスタジアムがあるエリアに入れなかったが、ウロウロしていると何故か警備員に通され、スタジアムに近づくことができた。
ちなみにこの日は、マンチェスターシティのハーランドが3ゴールを決めた試合。
ロンドンスタジアムは遠目から見ても本当に素晴らしいデザインで、美しい建築だった。帰りがけのサポーターたちの熱量も凄まじい。
プレミアリーグのスタジアムは本当に大小様々だが、どれも魅力的だ。
スタジアムを横目に見ながら、近くにある伝統的な庭園「ビクトリアパーク」を通り抜けて駅へと向かう。遅い時間だったので、美しい公園の様子は見られなかったが、それはそれで良い。
ウェストハムの閑静な雰囲気、街中を流れる運河などを見る事ができたし、テムズ川から物資などが運ばれてきて、ここで産業が発展したのだろうなということが理解できた。
◯日曜
本日は早めに起床し、9月にある4日間の休暇の計画を立てる。ベルギー、フランス、ルクセンブルクの3か国を訪問する予定で、現地の友人にも会うつもりだ。
休暇の計画を立てた後はオフィスに向かい、夜まで仕事。かなり忙しい日だった。
日本が大好きなお客さん、毎週日曜にパーティーを開いているエンジニアや、日本で有名なテレビ番組を作っていたアメリカ人のプロデューサーなどとも偶然知り合いになり、様々な繋がりが生まれた。
◯月曜〜金曜
基本的にほぼ毎日仕事だが、仕事後にミュージカルを見に行ったりもした。
内容を全く知らないミュージカルは、正直なところリスニングがまだ難しい。
例えば、以下のようなスラングも多用されるため、ドラマとか映画などを見て慣れていくしかないのかなと思う。
上記のスラングは観に行ったミュージカルでやたらと多用されていたため、音が耳に残っていた。
観に行ったミュージカルの一つ目は「ストレンジャー・シングス」
世界各国でヒットしたNetflixのヒット作。シーズンが多くて長すぎるので、自分は飛ばし飛ばし見たり、倍速で見たりしたのだけれども笑
アメリカの古き良き時代を舞台にした、サスペンス?シリアス?の作品だ。
舞台版は、Netflixシリーズの前日譚。
ネタバレは控えるが、舞台だからこそできる演出、舞台という枠を超えた演出、作品の雰囲気に合わせたダークな雰囲気が魅力のミュージカルだと思う。原作が好きな方はぜひ。
別の曜日には、日本で言うところの「アナ雪」のミュージカルを観に行く。
海外版のタイトルは「Frozen」だ。会場にはエルサの格好をした小さな女の子なども多く、親子連れの参加も他のミュージカルと比べて多めだった。
ミュージカル自体は、曲、舞台演出、衣装や舞台の装置の美しさ、演者の人たち含めてどれも素晴らしかった。
ミュージカルの感想はネタバレになるのでこの辺りにしておくのだが、ちょっと余談を。
実は大学時代にアナ雪の研究をしたことがあり、この作品はディズニー映画の中でもかなりの回数見た。
他にもかなりの回数見返したのは、ダンボ、アラジン、くまのプーさん、101匹ワンちゃんetc…
アナ雪の研究とは何かというと、ディズニープリンセスの描かれ方の変化を社会学的な観点から考察するというものだ。
大学2年の時にゼミ論文のテーマとして設定し、論文を書き上げた。(卒論とはまた別)
ちなみに社会学とは以下のような学問。
上記は自分が習った定義とは若干違うような気もするがまぁいい。ディズニーの映画は、当時の社会情勢や社会問題などを反映している事が多いため、社会学の研究対象として面白いのだ。
ドキュメント調査、インタビュー調査、統計を使った調査など様々な手法があるのだが、そうした方法を駆使しながら研究を進めていく。
簡単に言うと、アナ雪のヒロインはそれまでのディズニープリンセスとは異なる描かれ方をしており、そうした変化は社会情勢の変化などと対応しているということ。
当時は様々な文献を調べたり、映画のコマ割りを研究したり、過去の映画と比較したりと色々な方法で研究したのだが、当時書いた大雑把な論文の要点はもう簡単にAIで生成できる笑(便利な時代)
例えば、白雪姫(プリンセスを王子様が助けに行く)から、アナ雪(プリンセス自ら冒険をしたり、困難を切り拓いていく)という変化などはわかりやすい。
女性の社会進出や権利拡大などとリンクしており、ディズニーはそれらを映画の中に反映させている部分があるようだ。(もちろんそんなに単純化できるものではないが)
他にも、それぞれの映画の中に時代を反映させたテーマが込められていたりする。
じっくり見たり、当時の社会情勢や舞台となっている地域の特性と対応させながら変化を追っていくと、色々な事が見えてくるのだ。
ちなみに、ディズニー映画の中でヒットしたものを調査したりもしたのだが、それらも今は比較的簡単に要約できたりする。(もちろんそんなに単純化できるものではないが)
参考までに、AIに生成してもらった内容は以下の通り。
当時の研究の内容とほぼ一致するので、自分の調査はなんだったんだろうなという感じがある笑
ただ、こうしたヒット作の分析の経験は、前職時代の仕事においても非常に役立った。
前職時代は、学習体験をより面白く、わかりやすくするという仕事だったので、映画やアニメなどのヒット作を個人的に分析したり、研究したりしていた。
やってきたことというのは、どこかで繋がったりするのですねぇ。
もし、こうしたヒット作の分析などにニーズがあれば、個人的に記事にしてみようかなとも思います。(コメント等で教えてください)
ちなみに、今回観劇した『アナと雪の女王』にフォーカスすると以下のような感じ。
『アナと雪の女王』(アナ雪)のヒットの理由はいくつかの要素が組み合わさっているためです。以下にその主な理由を挙げます。
特にディズニー映画において、映画内の音楽が非常に重要であるということは当時の研究でも明らかだった。
ちなみに、ミュージカル後にすぐディズニープラスに契約し、英語版で映画を見て内容を復習した。
結論、あれだけ研究したのに、内容や展開を忘れまくっていて、こんなシーンあったか??という感じだった笑
それでも曲に関しては強烈に頭に残っていたので、そのパワーは凄まじい。
最後に、ディズニーの作品は様々な地域を舞台にしているのも面白いなぁと感じる。(アナ雪は多分北欧?アラジンは中東やエジプトなど?)そういった地域も訪れてみたい。
ということで、今週はミュージカルの記事みたいになってしまったが、まぁ良いかなと。
ロンドンのシアター周辺の夜景なんかも綺麗なのでオススメです。
今日の英語フレーズ
| English Expression | Explanation | Example Sentence |
|----------------------------------------------------------|---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------|-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------|
| **I'll be in Belgium on September 11th and 12th, in Luxembourg on the 13th, and in France on the 14th and 15th. Anyone there at those times? LOL** | A travel itinerary statement, asking if anyone will be in the same places at the same times for potential meetups. | "I'll be in Belgium on September 11th and 12th, in Luxembourg on the 13th, and in France on the 14th and 15th. Anyone there at those times? LOL" |
| **In stead of** | Incorrect spelling of "instead of," which means in place of something. | "In stead of driving, let's take the train." (Correct spelling: "Instead of driving, let's take the train.") |
| **In spite of** | Despite; used to describe doing something regardless of certain obstacles. | "In spite of the rain, the event was well attended." |
| **In terms of** | Used to specify the particular aspect or subject being discussed or described. | "In terms of price, this model is more economical than its competitors." |
| **Let's set up 15:00-15:20** | Proposal to arrange or schedule a meeting or event within a specified time frame. | "Let's set up a quick call between 15:00-15:20 to finalize the details." |
| **Set up** | To arrange, establish, or prepare something. | "We need to set up the venue before the guests arrive." |
| **Awkward** | Causing difficulty; hard to deal with or embarrassing. | "It was an awkward moment when no one knew the answer to the question." |
| **We've got rats in the house** | Indicates a problem or infestation of rats in a domestic setting. | "We've got rats in the house; we need to call pest control immediately." |
| **There are rats in the house** | A straightforward statement indicating the presence of rats within a household. | "There are rats in the house, and we need to address it now." |
| **She climbs up and down flowerbeds** | Describes someone (or something) moving vertically and horizontally across areas where flowers are planted. | "She climbs up and down flowerbeds, carefully tending to each plant without harming the blossoms." |
印象的だったこと
イタリア事情
今週、イタリアで働いている建築士の方と出会う機会があった。
その人の話によると、イタリアには本当にギャングがいるらしい笑
お金などを盗まれた際は、親しい人を通じて問い合わせれば帰ってきたりすることもあるとのこと。(完全にジョジョ5部じゃぁないかァ)
この話を聞いてから、隙間時間にジョジョ5部を英語で見始めた。
また、その方は自前のエスプレッソマシンを2台持っていた。これも噂で聞いていたことだが、現地の人も本当にエスプレッソマシンを本当に一人二、三台持っているらしい。
その他にもイタリアの移民事情(他の国からの移民が最初に辿り着くところがイタリアである事が多い)、ビザ事情なども聞く事ができ大変面白かった。
イタリアは実はまだ行った事がないので、是非とも行きたい国の一つだ。
各国のアクセントの違い
語学学校にいた時に、それぞれの国ごとのアクセントの違いを意識する事が多かった。なぜだかわからないがアクセントの違いは国ごとに明確にあって面白い。
個人的に仮説があったので、それを元にAIで調べてみた。以下にその結果を載せてみる。まずは大きな話から。
その他、それぞれの言語における発声方法などが与える影響について。
日本特有のアクセントなどは、日本語の発声方法や比較的平坦な喋り方なども関係していると思うし、ネイティブの音声で覚えるのではなく、カタカナ英語で英単語を覚えてしまうことなども影響しているのではないかなと個人的に思う。
また、第一言語の干渉についてもう少し詳しく調べてみた。
英語をそれなりにちゃんと勉強をし始めてしばらく経つが、ビギナーながら、この和訳はニュアンスが変だとか、文の語順や理解の順番がおかしいなどと違和感を持つことも度々ある。
和訳は言語の橋をかけることに役立つが、本質的には英語は英語で理解しないといけないのだろうなと最近改めて思う。
日本語にない表現とかももちろんあるし、和訳すると意味不明な表現になっている単語などもある。それはそれで面白いのだけれども。
例えば日本語の「工夫する」を的確にニュアンス含めて言い表す英単語は適切なものがないような気がする(あったらごめんなさい)
これを知った時、工夫や改善というのは日本人が大事にしてきた文化や考え方、労働規範なのかなぁなどと思いを馳せたりした。
それぞれの国の文化とか考え方とか労働の仕方なども、言語に表れたりしているような気がして面白かったりする。
来週の目標
営業時代の記事を作成
自分の仕事を棚卸するプロジェクトの第一弾として、営業時代のノウハウなどをまとめた記事を作成してみようと思う。というより、現在作成中。かなり時間がかかってしまっているが。。
単語帳の反復
ロンドンに来てから、移動中の電車では単語帳しか見ないという鉄の掟を定めていた。今週無事に一冊目が終わったので、今後はその一冊を繰り返し反復して、体に染み込ませたい。
結論、体育会系な基礎の反復(音読や暗唱など)がなんだかんだ一番効果あるんじゃないかという今日この頃。
もちろん、隙間時間に英語でアニメや映画を見たりして、楽しくモチベーション維持をするのも良いなぁとは思っている。
日常表現の拡張
ビジネス英語やアカデミックな英語よりも、日常のシチュエーションの描写や日常会話などの方が苦手かもしれないと思っている。
普段から身の回りの出来事などの描写を英語で行い、語彙や表現の幅を広げていきたい。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
何事も掘り下げていくと面白いし、体験を深掘りするとまた新たな体験をしたくなるという無限ループに陥ります。
(今週を経て、猛烈にイタリアと北欧に行きたくなっている自分がいる)
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※記事内の画像は筆者個人が撮影したものか、生成AIにて生成しています。
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