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八月の星々(140字小説コンテスト)受賞作を発表します

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月ごとに定められた文字を使った140字小説コンテスト。

【八月の文字】 「星」
作中に必ず「
」という字を入れてください。

「月々の星々賞」として一席、二席、三席の3賞+佳作8編(計11編)を選出しました。7月より150以上も応募数が増え、計468作品の投稿がありました。ご応募いただきありがとうございました。

受賞作は本記事で速報するとともに、後日にほしおさなえさんによる選評とあわせてhoshiboshiサイトへも掲載します。

一席、二席、三席の方にはまんまる○さんにて活版印刷された特製の賞状(ほしおさなえさんによる手書きのお名前入り)を、さらに一席の方にはほしおさなえさんの140字小説活版カード5枚セットを贈呈いたします。

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星々ワークショップの賞状は白ですが、こちらは黒バージョンとなります!

1年2ヶ月続いた140字コンテスト、8月でいったん終了となりました。ですが継続の要望を多くいただいた140字小説コンテストの再開や、短編小説コンテストの創設、書籍2号の発行を目指して設定したクラウドファンディングのストレッチゴールが昨日ついに目標を達成しました!

今後の詳細はおってお知らせしますので今しばらくお待ちください。
今月30日まで、引き続きご支援・ご紹介をよろしくお願いいたします。

受賞作

入選



uriko(サイトからの投稿)
仲の良い兄妹がいた。兄が妹のファミコンのセーブ記録を上書きし、妹は仕返しに兄のゲームボーイを破壊した。激しく争った二人は星座になった。妹のデコられたゲーム機は太陽に、兄の水浸しの液晶は月になった。やがてこの星が滅びた後も二人は喧嘩を続けて、1億年に一度マリオカートで決着をつける。

佳作(8編)

あずき(サイトからの投稿)
彼と会えるのはいつも夢の中ではなくあれは何というか路地なのだ。迷い込むべき道があり、遠くには高い塔が見える。影は心地よく風に揺れる。ウイスキーを無理して飲み、暗い溝に片足を突っ込みそうになりながらよろよろと歩く彼の後ろ姿を見ながら、次の星で出会ったら別れないでいようと思う。
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