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この国で成功を掴むには、この国の長所と短所を知らなければならない

おはようございます。
すずしゃちょうです。

今回は明治維新でも変わらないガラパゴス日本の核心の要約です。

明治維新で変わらなかった日本の核心

著 猪瀬 直樹
  磯田 道史

PHP新書
920円+税
302ページ

#読了 #2020年18冊目
#明治維新 #日本
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■著者
・作家。元東京都知事
・国際日本文化研究センター準教授
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■内容
古代から変わらない日本の組織原理、
行動原理、権威に対する考え方が
対談形式でまとめてある
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■感想
日本は直近80周期で2度大きく変わっている。
戦後、明治維新、そして今回3度目の80周期
でコロナがやってきた。日本は大きく変わる。
そこで思った。しかし、変わるものもあるけど、
ガラパゴス日本は変わらないものもあるはずだと。
検索したら、この本を見つけて、
やはり革命のような大きい変化でも
日本の変わらない核心があった。
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■要約
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80周期で大きく変化している日本
・明治時代で、法治国家、国民国家になった
・戦後、憲法が変わり天皇主権から、国民主権になった
●万世一系の天皇制家と古代官僚制が不可分としてあった
・島国であったため、異民族に侵略される危機感がない
珍しい国(蒙古の襲来くらい)

■家康はこう考えた「天皇は金で、武士は鉄である
・鉄は便利
・金は役に立たないが敬う
●鉄と金を両方うまく使えなければ長期政権は築けない
・自分が金になってはいけない。
・鉄に金メッキをしたものが一番強い

■日本は12世紀半ばから貨幣経済となった
・それまでは物々交換だった
・中国からの宋銭大量に輸入した頃から貨幣経済となった

年功序列は武士社会からの名残り
・能力はあまり関係なく長くいる人に高い処遇を与える
・副業を許さないのも忠誠という武士文化
●家康は五大老より御三家を作った
日本は昔から官僚機構が整っている(良くも悪くも)
・日本の官僚機構はとにかく決済が遅い
(責任の分散をするため)

戦国時代は実力社会だった
・織田信長は現在の日本とは違う欧米に近いシステム

■日本は島国で通婚圏も狭いのが均質性を産む
・閉ざされた中で繰り返し同じ物語が代々語り継がれる
価値観が共有されやすい
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