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脱皮をできない蛇は滅びる

おはようございます。
すずしゃちょうです。

今回は組織論の本の要約となります。

両利きの組織をつくる
大企業病を「打破する攻めと守りの経営」

著 加藤雅則
  チャールズAオライリー
  ウリケシェーデ

1900円+税
205ページ

#読了 #2020年12冊目
#組織改革
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■著者
アクション・デザイン代表
スタンフォード大学経営大学院教授
カリフォルニア大学サンディエゴ校
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■内容
大企業に陥りがちな現状維持に
なってしまう病や新しい挑戦が
中々出来ない体制になってしまって
いる組織を経営者がどう組織
改革をしていくかが書かれている
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■感想
両利きの経営=攻めと守りの経営は
まさにこの激動の時代に必要な
経営論、組織論である。
トップが熱量で一気に変えて
いくしかない
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■要約
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両利きの経営とは
・企業が長期的な生き残りを賭けて、
これら相矛盾する能力を同時に追求することのできる組織能力の
獲得を目指すものだ。
・既存事業の深掘りと、新しい事業機会の探索を両立させる経営のこと。
実現する上でカギとなるのは、組織カルチャーのマネジメントである
・組織カルチャーは経営者がその気になれば変えることができるし、
最も真似されにくい競争力の源泉となる
攻めの経営と守りの経営の両立
1)既存の事業を深掘りする組織能力
2)新しい事業機会を探索する組織能力
3)相矛盾する二つ能力を併存させる組織能力

多くの日本企業が「成功の罠」に陥っている
・成功してきた組織には、慣性の力が働いてしまう

アライメント
1)リーダーシップ
2)戦略
3)KSF
4)人材
5)制度/仕組み
6)組織カルチャー
●経営者がリーダーシップを発揮し、戦略を策定し、戦略を実行できる
組織をどう作るか=その事業に適したアライメントができるかどうか。

経営者の最大の役割は意思決定と価値判断
1)トップの意思表示が契機となって
2)トップダウンとミドルアップの絶妙な組み合わせが生まれ
3)トップの価値判断によって組織の進化が可能となる
●経営者の意思表示、実際の価値判断がセットになって、組織進化の方向が定まる
●高速でPDCAを回す組織にボトムアップは無理がある

■経営者にとっての組織開発とは
1)組織を変えるのではなく、変わる支援をする取組である
2)組織の能力開発である
3)能力発揮のルート・ファインディングである
4)組織感情のマネジメントである
5)組織に対する信頼醸成である

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