見出し画像

「赦す」「譲る」「認める」「謝る」 を常備すること ④ 今、世界で起こっている戦争を終結させること

私たちは、「人権」と「平和」について、かなり進歩的に学んだはずだ。

しかし、残念ながら、私たちの世代には到底解決しそうにない新たな遺恨を未来人に残そうとしている。

私たちの孫世代にとって、「プーチンがどうとか、EUがどうとか、バイデンがどうとか」はまったくもって関係も無ければ責任も無い話だ。


今、やっている「制裁」もコロナに弱った経済をさらに悪化させ、弱い立場の人を下手すれば「死」に追いやるだけのことになる可能性が高い。
その上に、生きてゆく人に、解けることの無い「遺恨」を背負わせることになってしまう。


もし「制裁」が解決の方法になるとしたら、それは制裁を受ける方が「圧力に屈服する」ことを意味する。
個人のレベルで考えても、圧力に負けて「態度を変える」なんていうことがあるだろうか?

おそらくない。


態度を変える可能性があるとしたら、まずこちらが「謝ってみる」ことだ。
「何に対して謝るのか?」なんて、後付けでも構わない。何でもいい。
相手の反応が変わることに気付くだろう。また謝った自分の心持が変わっていることに気付くだろう。

大抵の場合、「あなたに不快な思いをさせて、すみませんでした」と言えば、間違いではないだろう。人は他人の立場には、なかなか立てないものだからだ。


そして、そのうえで「WINーWINとなるよう譲歩できる約束事を見つけてみませんか?」と持ち掛ければいい。

自分が死んだ後も解決できない「遺恨」に、人は固執するはずは無いのだから。

死んでもなお、あの世に持っていくべき「固執」があるとも思えない。「プライド」は守るべきものだろうが、「固執」は「プライド」とはまったく違うものだ。





※「チップ」は有難く拝受させて頂きます。もし、この記事が多少でも役に立った、或いは「よかったので、多少でもお心づけを」と思われましたら、どうぞよろしくお願いいたします。贈って頂いたお金は1円たりとも無駄にせず大切に使わせて頂きます。