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ちょっといいハナシ

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2021年10月の記事一覧

市民の創意や熱意がまったく反映されていないから、箱モノ行政は、ことごとく失敗する

約10年前のこと。 ようやく自転車を楽しめるようになった娘と息子3人でサイクリングを楽しめる場所を探していた際、目に留まったのが、長崎市土井首から野母崎半島に至る約20kmのサイクリング・ロード。 土井首中学校横から3人でスタートすると、ルートは山岳地帯を上っていき、「林間コース」と言った感じ。 小2と小6でも何とか行ける感じで、8kmあまり走ったところで、開けた場所で出て、小さな神社わきでおにぎりを食べて引き返しました。 帰りには野生の鹿に出会ったりして、それなりに

命は連続している ~ 姿を変えて やってくる

金の為に、猪や鹿などの動物を罠を掛けて捕らえ、殺している者がいる。 対州馬ひん太の放牧地のすぐ近くにも、それらの者はやってきて、罠だらけにしている。 地主さんの話では、罠にかかった母猪の檻の周りに、うり坊達がうずくまって寝ていたこともあるそうで、うり坊共々捕獲されて殺されたらしい。 作物を食い荒らすなど明らかな被害をもたらしているなら、まだわかる。 しかし、このような人けも畑も無いような場所で、血眼になって罠を掛けまくっているのは、やはり「小遣いかせぎ」の為なのだろう。

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ⑩  教師が楽しんで仕事をすること

これが最も問題として深刻と言えるかもしれない。 「楽しむ」どころか、非常な心痛を抱きながら職務にあたる教師がかなり多いと言わざるを得ない。 結果、「心の病」により教師が長年に渡り休職することが、社会問題になりつつある。 そこまでいかなくとも、常に強度のストレスを感じている教師が児童・生徒の前に立つことは、非常に好ましくない状況である。 毎日、消化すべき内容が細かく計画されており、そのペースは児童一人一人の理解度など無視せざるを得ないほどの速さで流れている。 加えて、本来

学校教育に決定的に欠けているものの一つ ⑨  学校に当然あるべき「社会性」

アメリカの教育学者デューイは、「学校だけで本来人間が身に付けるべき社会性を期待するのは到底無理であって、多くの部分を実社会に委ねるべきだ」と述べていますが、実にその通りです。 人が生まれて最初の「社会性」と言うべき関りを持つのが母親であって、それから徐々にその生活圏の広がりとともに社会性も身に付けていきます。 特に「学校(保育園・幼稚園も含めて)」というのは、その「社会性」を養い錬成すべき一番の機会であるのに、実際は実社会とはほぼ隔絶されているというのが現状です。 具体

馬の国から春馬くんのご縁でやってきた「叶だるま」

三浦 春馬くん繋がりのご縁で、群馬県高崎市、大門屋(だいもんや)の「叶だるま」が「対州馬」の名前を背負って贈られてきました。 紫色の叶だるまは、三浦さんの本「日本製」で群馬県の訪問場所として高崎市の大門屋を訪れた際、絵付け体験で選んだものです。 群馬県は「毛の国」(毛は馬の意)と呼ばれますが、その馬の国・群馬から、春馬くん繋がりで対州馬のために贈られてきたことは感慨深いものがあります。 私は群馬大学卒で家内は高崎市の出身です。 「だるま」は、高崎市民だけでなく群馬県民

若くして毎日、自宅前を掃いている若い人がいたら、その人間力はかなり高レベルであろう

個人の持ち家でなくてもよい。借家であっても、集合住宅でもマンションでも。 但し、店舗は違う。それは「業務」でやっているのだから。 何故か?①毎朝汚れがあるということは、植木の葉っぱなどの可能性が高い。 普段から植わっている植物(生物)のことを認識していて、理解・観察している。また、往来は公共の場であり、公共の汚れを浄化する喜びを知る人間である可能性が高いと推測される。。 ②植物の葉を気にしているということは、植物の年間の生育に関するサイクルなどを把握している。このような人

裕福さを自慢する者が、なぜ尊敬されないか

それは「心根の貧しさ」を見抜かれるからだ。 どんなにすごい豪邸や高級外車をを見せられても、年商が〇〇億だと言ってみても、誰もが「たった40~50年前には、鼻水垂らして、お母ちゃん!」と泣き叫んでいたその姿が浮かんでしまう。 そして、あと数十年後のかなり近く現実的な未来には、その一欠けらもあの世に持っていけず亡くなってしまう姿も。 そもそも金銭は、誰かが汗水たらしてつくった作物であったり、品物であったり、労働した対価なのだから、それは世の中に存在する人みんなのものなのであ

今年も無き馬がいつも居た場所に

一年ぶりにこの秋も、いつも私の馬 対州馬ひん太が居たテント下の場所にハナカタバミの可憐な花が咲きました。今年は五輪も。 ハナカタバミの花言葉は、 「あなたと過ごしたい」 「けっして あなたを すてない」 「輝く心」 「喜び」 「母親の優しさ」 ひん太、いつも側に居てくれて、ありがとうね。