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すずめの戸締まり、クロスレビュー

映画テキストサイト「osanai」にて、本日公開の映画「すずめの戸締まり」のクロスレビューを掲載しています。

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「君の名は。」「天気の子」の新海誠さんの、3年ぶりの新作。

前2作がスマッシュヒットを記録しました。普段映画をそれほど観ない人も、「新海誠監督なら」ということで、映画館に足を運びます。そういった映画監督は、他には宮崎駿さんくらいのものでしょう。

新海さんの映画は、絶賛の声が大きいように思います。ですが一方で、酷評に近いようなネガティブな批評があることも事実。それくらい振り幅が大きい新海作品、その新作を、複数の書き手によって、公開日初日に「撮って出し」しようというのが今回の企画です。

今回は、

・17歳の少女・鈴芽の成長物語として
・鈴芽と草太の恋愛物語として
・災害を引き起こす「ミミズ」に象徴されるSF作品として
・日本全国をめぐるロードムービーとして
・東日本大震災をどう描くのか、という観点で

といった特徴があります。並の映画監督が、これだけの要素をひとつに収めようとすると、分散された「締まり」のない映画になってしまいがちです。

実際に「締まり」あるものになったかどうかは、ぜひ、皆さんの目で確かめてもらえたらと思います。


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ほりそう / 堀 聡太
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