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2021年、完走しました。

2021年、最後のエントリです。

2021年は「ちょっとだけジャンプする」という目標を掲げていました。

2019年は「地に足をつける」、2020年は「地味なことを、地道に続ける」という目標を掲げていました。2019年以前、僕は「自分は特別なんだ!」と息巻いて過ごしてきました。頭を冷やして足元を見つめ直し、2019〜2021年の3年間は、自分を耕す時間として捉えてきました。

2021年の最初に立てた目標と成果を比べてみると、できずに終わったことも多いです。それでも前向きな試行錯誤の連続だったことは胸を張れます。

昨年に続き、今年もコロナ禍の影響が大きく、1年の大半は「緊急事態」でした。ずっと楽しみにしていた東京オリンピック・パラリンピックも行くことができず、それどころか政治、社会、スポーツの不都合な共犯関係に心を痛めました。この時期にたくさん悩み苦しんだことで、自分の立ち位置というか、今後の役割のようなものを見出せたのは来年以降の財産になっていくでしょう。(これから変わっていくかもしれませんが)

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コロナ禍以前、僕は長い距離を走る市民ランナーのひとりでした。

マラソンというのは、満足できた / できなかったレースに大別できます。ペース配分を見誤ると本当に苦しいレースになるものです。

それでも走り切った人には「完走した」という名誉が与えられます。それは「また走りたい!」と思えるモチベーションになります。

2021年、完走しました。完走しましたね。

来年も完走するぞ!という想いを込めつつ、2021年の「気付き」を中心に、振り返りをしたいと思います。

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家族は基盤であり、最終目的地

妻とは結婚して6年が経ちました。ふたりの息子もそれぞれ3歳、1歳になりました。長男は2年後には小学校に入ります。改めて時の流れの速さを実感します。

今年は会社を創業しました。収入の保証を見込めた会社員生活とは違い、常にお金に関する不安や悩みを抱えています。創業という選択をしたことの後悔はありませんが、どうしたものかと苦しい日々です。

そんな中、いつも変わらず元気な家族の姿を見ると、「ふつう」な生活の有難さを感じます。「有難さ」と漢字で書きましたが、こういった幸せは当たり前ではなく、本来的には有るのは難しいものです。

家族は、僕にとって基盤であり最終目的地です。そのことを常に忘れずにいたいと思います。

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自分の「ストッパー」を外す覚悟を

今年は菅付雅信さん山崎大祐さんの二人に、自分の中に凝り固まっていたストッパーを外してもらいました。

「起業なんてできるわけがない」
「経験もないのに編集の仕事ができるわけがない」
「3年後に10億円の売上を立てられるわけがない」
「こんなこと言ったら馬鹿にされるのではないか」

分相応とも言えます。ですが「できない」理由を勝手に作っているだけだったかもしれない。何かを成功させる上で能力はもちろん重要ですが、それ以上に、想いや覚悟が必要です。

創業以来、色々なことを考え続け、やりたい仕事の輪郭が見えてきました。その辺りのことは、追ってnoteでも書いていきたいと思います。

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常に「ひらいた」存在でいたい

前項と重複しますが、6月末に退職し、8/4に起業しました。

会社を創業した理由はいくつかありますが、僕自身が世の中に「ひらいた」存在でありたいと思ったことが大きいです。

もちろん組織においてもバイネームで仕事している人は少なくありません。組織におけるリソースを上手く調整しながら、ビジョナリーな仕事をしている人もたくさんいます。

それでも僕は「常に」というスタンスにこだわりました。自分の想いを事業にまっすぐ込め、世の中に「問い」を投げ掛ける仕事がしたい。それは問題解決でもないし、MVVなどミッションファーストなやり方とも異なります。

まだまだ形にできていないことが多いですが、2022年も「ひらいた」存在であれるよう頑張りたいと思います。

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「書く」ことに、とことん向き合う

2021年、358本のnoteを公開しました。

それ以外にも、117本のエッセイやWebサイト「ふつうごと」での記事執筆に取り組みました。声をかけていただきBLOGOSでも2本の記事を書きました。社会的なテーマに挑むことも増えた一方、知識の浅さも思い知らされます。

編集領域の仕事に足を踏み入れましたが、その奥深さには背筋が伸びます。それでもこの領域に「自分が何かできるんじゃないか」という根拠なき確信を持っています。たくさんの編集者やジャーナリスト、ライターの方々が作ってきた歴史を、力強く更新する存在になれたらと思います。

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来年早々に、2022年の目標も書きたいと思います。来年はコロナも落ち着き、堂々と出会える年になれると良いですね。社会は課題も多いですが、希望を信じて生きていたいと思います。

変わらずお付き合いいただけると嬉しいです。

年末年始は寒いですがご自愛ください。良いお年を!

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昨年までの年末エントリはこんな感じ。久しぶりに読み直すと「1年」という時間の重み、厚みを実感します。

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