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【読了】『名著の読み方』

『名著の読み方』秋満吉彦 著
Discover21 (2022.07.25)

はじめに

NHK Eテレで放送されている「100分de名著」のプロデューサー 秋満吉彦さんの著書
秋満さんが、古今東西の名著を「25分間 ✕ 4回」の100分で、分かりやすく読み解いていくと云う番組から体得されたノウハウが紹介されています。
番組紹介】

第1章 本を読む準備

あの本を読みたい。この本を読もう。と思っても、なかなか時間がとれない。
先ずは、1日わずかな時間でも 本を読む習慣を身につける。
「1日5分でいいから本を読む(本に目を通す)時間を作る」
①「1日の時間で本を読む時間を日常化する」
次に、読書のきっかけ、目的は何でもいい。
②「どんな小さなことでも、面白いと思える部分を見つける」
③「難しい本などは、解説書や入門書から入る」
④「厚さの薄い本から入り、読み切ること。達成感を得る」

【コラム】①
 決断力を付ける
▶ 人間にとって想像力がいかに大切か?
▶ 異なる個性を認め合うには何が必要か?
▶ 自分の人生を愛する方法とは?といったさまざまなテーマを、克明な人物描写、心理描写を通して見事に描き出したこの作品から、現代人にも通じる生きるヒントを読み解いていく。

第2章 本を汚す

ダーマトグラフ

読んでいて気になったところや、わからないところなどには、どんどん線を引っ張ったり、書き込みをしていく。
本を読む時の、便利な筆記具に ダーマトグラフ があります。
芯が減ってきた時に、紙を1段クルクルと剥けば、新しい芯が現れる。
鉛筆削りなど使わなくてもいいので便利です。
また、芯が太いので上から下まで(横線も同様) 一度にスーと引くだけで塗る事が出来る。
さらに、マーカーのように裏写りしない。
【コラム】②
企画や商品開発に行き詰まったら

▶「茶の文化」を通して日本や東洋文明の底流に流れている特異な世界観をわかりやすく紹介した「茶の本」を読み解き、日本とは、そして、日本人とは何かをあらためて見つめなおします。

第3章 名著への理解は「問う」ことで深まる

自分に届いた手紙
【コラム】③
よいチームを作るには?
▶ 排外主義が横行し分断される社会
拡大し続ける格差
憎しみや対立の連鎖からなかなか抜け出せない現代
「法華経」を現代的な視点から読み解きながら「差異を認め合い、共存・融和を目指していく知恵」「自己に眠る大きな可能性を開いていくには何が必要か」など、生きる指針を学ぶ。

第4章 本に委ねる

【コラム】④
職場の人間関係がうまくいかない時
レヴィ=ストロース『構造・神話・労働』
▶「支配型」ではなく「受動型」のプロデューサーを目指す
相手の良さを引き出し、受け止めること。

【Amazon】

第5章 本と向き合う

【コラム】⑤
ネガティブな感情とどう付き合うか?
▶ 不幸をなげき悲しみ、他人や社会のせいにするのはたやすい。しかし自己憐憫からは何も生まれないとアランは述べる。

【追記】

① 読み終わった本との向き合い方
本棚を編集
「この本とこの本は、こういうテーマでつながってるんじゃないかと云う発見。」
本をグルーピングする。
本棚はアイデアを発酵させる坩堝(るつぼ)
読書百篇「一度、寝かせて再度 読み返すことで、別の視点からの発見がある」

② 読み終わったら読書メモ

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2022.08.09.

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