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#22 理解してもらいたいのなら


私が以前、児童養護施設で働いていたときに
とても尊敬する上司にこんなことを言われました。

「お前は、子供を倒したいのか?」

当時、私はその子供がとった行動が間違っていると
私の価値観で決めつけ、行動を正そうとしました。

その子がどういった価値観で、なぜそのような行動を
とったのか?
その時、それを理解しようとせず、どうやってこの子の
間違った行動を正そうかと考えていました。

人にはそれぞれ違った「価値観」が存在します。
それは子供であっても同様です。
大人だから正しいなんてことはありません。

価値観と価値観が正面からぶつかれば、そこには
争いしかありません。

大切なのは、「正す」のではなく、どんな価値観のもと
何を考え行動したのかを理解することです。

そして、人は自分を理解してくれる人の話を聴き、否定
する人の話は素直に聴けません。

人は他人を変えることはできません。
しかし、変化を与えるきっかけを与えることはできます。

こちらの価値観を理解してもらうとするのなら、まずは相手の
価値観を理解することがとても大切です。


Li(y)s 心理カウンセラー 北原正一郎
荒川区東日暮里 東京23区 カウンセリング/メンタルトレーニング
HP
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