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散りての花はいかがかざさめ
三寒四温…
またまた、寒い日が続きます。
ほりべえの身体は低気圧と寒さにはこたえる(。´Д⊂)😢😣
身体が固まって動かなくなります。
それでも、どうしても行かなければならない。
いつものお寺に寄りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708705146355-Oq87cEPEgG.jpg?width=800)
山門を抜け、先ずは右側にそっと建つ「戦争犠牲者諸聖霊」石碑に「今日も無事に辿り着くことが出来ました。どうもありがとうございます。<(_ _)>」と手を合わせます。
ちりりり~ん♪♪
隣の椿の木に吊された風鈴が、まるで返事をして下さるように必ず鳴ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1709214715412-5L2bodKiO9.jpg?width=800)
更にもう一つ隣には何百年生きているのかわからない梅の木
お寺のお庭番さんは、
「この梅の木は相当古いから、毎年もう駄目かなぁ。
と思うのだけれど、今年も咲いてくれたねぇ。ありがとう。」
とお話して下さいました。
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ほりべえがこのお寺に惹かれるのは何故だろう?
縁もゆかりもないのに…
特に信心深い訳でもない…
「戦争犠牲者諸聖霊」の石碑を見る度に、I子さんの話を思い出します。
I子さんって誰??の方が殆どですよね。
ほりべえがこの世で数日だけ一緒に暮らし、ほりべえだけに語って下さったお話がコチラ ⇓
https://note.com/horibe_/n/nfd23cecd0bbf
いやいや、両方とも100以上のいいね♥を頂きながら、
to be continued のまま二年以上もほったらかしてごめんなさい。
<(_ _)>
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
I子さんって、一体何者?
2020年(令和2年)8月30日(日)13:00~ 某高齢者施設 2階東にて
I子さんの話
おじさんが召兵されて秋田に行ってしまったから、私は義理のおばさんと保土ケ谷の家に住んでいました。
ある日私が尋常高等小学校から帰ってくるとおばさんがいない。すると隣の家のおばさんが来て「(義理の)おばさんは一人で先に疎開したわよ」と教えてくれた。えっ?!朝まで何も言っていなかったのに。と思った。
その時の気持ちはね、何だか裏切られたような子ども心にも何とも言えないような感じ。後から来るように言われたけれど、切符はどうだったのかなぁ?あったのかなかったのか判らない。
でも、横浜で一人で生きて行こう!と決心して、その後寮のある所に入ったの。(えっ?寮って何処の寮ですか?)
山下町にある警友病院の寮。昼間は働いて夜は資格を取る為に勉強して、三年でやっと資格を取ったの。(ということは、ナースの資格を取って警友病院で働いていたんですね?)
そう、結婚するまで働いて最後は婦長にまでなったのよ。
ここから先は、自分でも思い出すと… (と言って身を縮めブルッとするが話し続けてくれる)
病院で人が死ぬと
どうなると思う?
次から次へと人が死んで、死んだ人を霊安室に運んで。
死んだ人から蛆が湧くの。蛆の湧いた人の上にまた人を重ねて、蛆虫だらけになっていた。
その死体を今度は病院の隣の畑に穴を掘って燃やして、また次の人を運んでその上に乗せて燃やしたの。
名前も何も判らない人達。
女しかいないから重くて大変だった。
死体を焼いた場所は畑だから、その隣では野菜を植えて育ててた。
水洗トイレも壊れてしまったので糞尿も畑に捨てた。
夜、港に近い病院から保土ケ谷の方を見ると、焼夷弾が落とされて、街が燃え上がっていた。
焼夷弾って判る?逆さまの花火みたいなの。
地面に落ちる前にパァーッと花火みたいに広がってから、バラバラと家に落ちて、木造の家だからひとたまりも無いの。アッという間に焔が広がって燃え上がる。
そんなのを見ているとね、何だか神経がおかしくなっちゃってね、
「わぁー綺麗だなぁ」ってまるで花火を見ているみたいな気持ちになるの。
街が燃え上がっているのに、「わぁ。綺麗だなぁ」って
後ね、もっと酷い話があって。
酷い火傷を負った子どもを連れたお母さん達がね、ガーゼ一枚を盗んで奪い合うの。ガーゼには蠅が卵を産んでね。卵はアッという間に蛆になるから、子ども達の火傷の上のガーゼから蛆が湧くの。
蛆だらけのガーゼを剥がそうとしても蛆で張り付いちゃって、子ども達は痛くて痛くてウワンウワン泣いていた。
三年程前に元警友病院の横を車で通ったんだけど、畑も名前も判らない人達を燃やした場所も、もうコンクリートになっていたわ。
(I子さんの話はまだ続く…)
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本日はここまでニャ🤗
ちょっとほりべえは疲れました。
また次頑張ります🎵✨☀️✨
by ほりべえ
ここまでお読み下さいまして、誠にありがとうございます。m(__)m
共に生きるすべてのものに感謝して♥
(あっ!! そうだっ!!!)
ほりべえと交流して下さる方々に質問でございます。
記事の題名
「散りての花はいかがかざさめ」
実は、ほりべえの歌ではございません。
脳が壊れてもずうっと覚えているのです。
卒業シーズンになると、必ず頭の中でこだまする。
中学校を卒業するときに、国語の先生が贈って下さった歌…
アハハハ、ほりべえは未だに正式な現代訳に出来ない…😿
どなたか現代訳教えて下さい。よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
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