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~まろやかに生きる~という話(その弐)

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このお話の中には、

登場人物が当時は一般に使っていた

「百姓」という言葉が出て来ます。

言葉を気になさる方は、

お読みにならないで下さい。


また、

(その壱)を読んでいない方は、

こちらをどうぞ ⬇️


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令和二年九月二日(水)

~まろやかに生きる~という話(その弐)


「南に向いて立つでしょう。

そうすると、左から陽が昇るから陽。

反対に身体の右側に陽が沈むでしょう。

だから陰。


この世界は陰と陽で出来ているの。


そして、それは丸い球体


つまり、地球のことなのよね。」


そうなのだ。


この世はまさしく

陰と陽。


このような真理を知っているI子さんのおばあさま。

(恐らく、江戸末期か明治一桁に生まれた方)


そのおばあさまって、

一体何者?

お寺の生まれとか?

と、思いながら


「そんな凄い話を

何故おばあさまは知っていたのですか?」

と、伺うと


「私のおばあちゃんは、ただの百姓だったけれど、

土を耕す中で、

色々なことを教えてくれたのよ。」


『I子、

人はこの世に生かされているの。

だから、一人では生きて行かれないんだよ。』


「そう言われて育ったから、

そう思って生きて来たの。」



つまり、I子さんのおばあさまは

特に学問を修められるような立場ではなく、

いっかいの百姓であったのだ。


そんな百姓の毎日の生活にこそ、

物事の真理がある。

という訳だ。



そして、

更にI子さんの話は続く。


「この世は

陰と陽の球体。

地球も球体。

みんなまんまるなのよね。


ま~るくま~るく、

まろやかに生きて行く。

それが自然なの。


あなたに右側のリハビリ頑張ってね。

なんて、

言ってしまったけれど、

無理しちゃだめよ。

自然のままでいいんだからね。」


と。



何事も

自然のまま

まろやかに生きて行くI子さんを見ると、

私も、


ま~るくまろやかに


いつか心はまんまるの


球体になりたいものだなぁ。


と、

思うのである。




                                  to be continued






~まろやかに生きる~

というお話はここまでですニャ🤗



I子さんとほりべえのお話は

まだまだ続きます。

I子さんって、一体何者?

と思いましたか?


そこの所も、おいおい書いて参ります。

ゆっくり待っていて下さいませm(__)m


                                       by  ほりべえ

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