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"きょうだい"だからこそ共に楽しもう"

みなさんは、

“きょうだいの日”

を知っていますか?

世の中には、母の日、父の日、敬老の日などありますが

4月10日

“きょうだいの日”

なのです。

きょうだいの日(シブリングデー)は、父の日、母の日の、きょうだい版の日です。
(病気や障がいのあるなしにかかわらず、すべてのきょうだいの日です。男女や年齢の区別なく兄弟姉妹を表すひらがな表記を使っています)。
自身のきょうだいや、「きょうだいみたいなあの人」のことを思ったり、
病気や障がいのある子どもの「きょうだい」たちに応援が届いたりする、
やさしい記念日になればいいなと思っています。


そんな4/10、11に開催されたのが

“インスパイアラーズフェス”



「この世に生まれてきた、命がある、そのことの奇跡と軌跡を称え合える人=インスパイアラーズ」

そんな素敵なフェスをSNSを通じて知ることができた。



そして、その中で上映される映画も知ることができたのである。
その作品とは、「障がい者と健常者が共に歩むキッカケに!」を目的に、普段なかなか光の当たらない

障がい者の「きょうだい(児)」に光を当てた映画


『ふたり~あなたという光~』


です。


40分という短い作品だけど40分という短い時間の映画ではあるけど、すごく、なんだろう…人生が凝縮されたというか…そんな感じの作品です。

https://www.movie-of-siblings.com/


https://www.movie-of-siblings.com/
ご存知の方もおられるかとは思いますが、私自身、先天性の脳性麻痺なのです。そして3人きょうだいの末っ子でもあります。

そうなのです、障がいを持つ私を持つ“きょうだい”がいるのです。
さらに、私は双子でもあります。

そんな私は、自分が

障がいという“個性”

(いろんな意見はあると思いますが私はそう思っている。)を持っていることで“きょうだい”にいろんな我慢や、迷惑をかけてたんじゃないかとずっと思っていた。

リハビリや、そのほかの通院、学校の送り迎えなど私ばかり手をかけてくれた時なんかは、より一層、そんなことを気にしていた。

ごめんね。。
私が居なくなればよかったよね?

って自分を責めた時期もありました。
(※家族にさえこれは言っていないことです。)
今は生まれてきて、よかった!楽しいとさえ思える日々です♪

少し話は飛びますが
ある日、双子の兄が結婚するって聞いた時、正直、おめでとう!にならなかった自分がいました。

同じ日に生まれ、同じ環境で育ち、喧嘩もしたり、遊んだり

結婚することで遠く離れていくんじゃないか。。。とか



自分自身においても、結婚、家族という形ができるのかなぁ…。このまま1人のままなのかなぁ…とか思うとすごく不安に陥ってしまう…そんな自分がいたからです。

そして、一番気になっていたのが、お嫁さん家族は、障がいを持つ自分がいることをどんな風に捉えて見てくれるのだろうか?

うまく受け入れてもらうためには、どうしたらいいのか?
そんなことを気にしてる自分がいました。

結果、気になってたことを忘れるくらい対等に接してくれたのですごく感謝しています。

兄は兄で母にこう言っていたらしい

“弟を置いて結婚していいのだろうか?”


その言葉を後に母から聞いた私は自然と込み上げるものがあり号泣してしまった。

そう、おそらく兄は兄でいろんな葛藤があったのだろうと思います。
でもそういうのは、

家族だからこそ

直接話すことも、聞くことないのかもしれません。

大人になった今も。


ただ心のどこかには、聞いてみたい、話してみたいという気持ちはずっと持っています。
でも、

その気持ちがあるのも家族であり、そして、“きょうだい”だから

かもしれません。


今回のこの映画を観て、そして観る前からも思っていることがあります。

それは、家族だろうが、きょうだいだろうが、障がいがあろうが、なかろうが
それぞれの人生があり、その人生を楽しむことが大切だということ。

その人生の中で

みんなが“手を繋ぐ”

ことで自然に助け合い、笑顔で過ごしていけるんじゃないかとも感じてます。

なので、たくさんの“きょうだい”いや、きょうだいではない人にも観てもらいたいです。


うまくまとまってませんが。。。
この映画を通じて
みんなでインスパイアラーズ“この世に生まれてきたこと、命があること”の意味を改めて考えてみませんか?


ほりっちは、障がいを持っていることでしかできない経験をたくさんしていろんな人に発信していく。そしてそれを通して社会貢献できればと思っております。

"きょうだい"

だからこそ共にこれからも楽しもうね!

最後にこの、イベント、映画に出会わせてくれたスタッフの方々にお礼を言わせてください。

ありがとうございました。

そして、今後のインスパイアラーズの活動も楽しみにしております。
私に何かできることがあれば協力させてくださいね。

まだまだ書ききれない思いはありますがこの辺で失礼します♪


 





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