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無計画に生きてきて得た、自分なりの気付き

前回書いた記事では、自分が「どうやってノマド生活にシフトしたか」という経緯についてシェアさせていただきました。

ほぼ、ただの冒険記になってしまいましたが、今回はもう少し踏み込んで、

無計画に生きてきて得られた、自分なりの気づき

についてお話したいと思います。


とはいえ計画は大事(どっちやねん…)

その前に大事なことだと思うので断っておくと、


決して「無計画に生きること」をお勧めしているわけではございません

理想の未来を描くことはとても大事だと思いますし、それをはっきり計画にまで落とし込んでおくことは素晴らしいことだと思います。

思いますが、

「計画の中だけに収まってしまうのはもったいない」

とも思うので、今回は無計画から生まれる面白さについて、自分の経験をもとに書いてみようと思いました。


無計画から得た気づき

では、その得られた気づきが何かというと、、、

出会いは計画できない

ということです。

先日、伊豆の稲取を訪れたのがきっかけで、たくさんの素敵な出会いを経験しましたし、そういった方々の刺激を受けたことが、noteでの発信を始めるきっかけにもなりました。

でも、もともと稲取に行こうと計画していたわけでもなく、それどころか、つい2,3か月前までは町の存在自体知らなかったほどです。


きっかけは、稲取に行く前の月に滞在していた茅ヶ崎のゲストハウスで、たまたま隣の部屋に滞在していた男の子に「伊豆に海が見えるシェアハウスがありますよ」と教えてもらったこと。

話が少し飛びますが、僕がタイで日本語教師をやることになったきっかけだって、友だちの家に遊びに行ったときに、テレビに映っていた「日本人の知らない日本語」という当時放送中のドラマを観て、はじめて日本語教師を職業として意識して、その翌年には資格も取ってバンコクに飛んでいました

こんな、割と人生における大きな転換点ともいえるような選択だって、きっかけは他愛もない日常に転がっていたりするし、もちろんそこに計画された要素なんかひとつも無いってことはよくあると思います。


「出会い」と出会うために必要なコト

計画できないなら、素敵な「出会い」そのものと出会うためにはどうすればいいのか?


普通過ぎて舌打ちが返ってきそうですが、僕はやっぱり「行動する」ことが一番かなぁと思います。

ただ、行動力とひとことで言っても、なかなか新しいことにチャレンジしたり、古い習慣を捨てるのってできないことだったりします。
自分も行動力がそこまである方ではないかもしれません。でも以前の自分と比べると行動力がついたと思っています。


「当たり前」を捨てる

自分の経験を振り返って、どういうきっかけで以前よりも身軽に行動に移せるようになったのか、少し考えてみました。

気付いたのは、

自分が持っている「当たり前」を捨てると、身軽になる

ということでした。


たとえば、僕は

▶「大学に入ったら、ストレートで進学して、そのまま就職する」という当たり前
▶「新卒は日本の会社で就活して、日本で働く」という当たり前

を持っていました。


でも、そのとき全然やりたいことが無さすぎて、就職を先延ばしにしたいという、もともとはネガティブな動機がきっかけから、結果的にはこの2つの当たり前を捨てることになりました。

恐らくそこからだと思います。何をやるにも、そこまで深く考えずに行動に移せるようになったのは。

例で示したような選択は、少しハードルが高いかもしれないし、そもそもそういう機会も少ないかもしれません。
でも、この「当たり前」は小さくても全然構わないと思います。

例えば、「転職するなら同じ職種にするべき」という当たり前を持っている人が、別の職種に興味を持ったら、一度捨ててみることで新しい仕事の魅力が見つかるかもしれない。

もっとバカげた例で言うと、「観覧車はカップルで乗る」という当たり前を持っている人が、おっさん一人で観覧車に乗ってみるとか、「パスタはフォークで食べる」という当たり前を持っている人が、お箸で食べてみるとか、、、笑

そんな小さな「当たり前」でも、一度捨ててみると、もしかしたら身体が軽くなることを実感できるかもしれません。

「行動力を身に着けたい」「最近、同じことの繰り返しの中に生きている」というのが悩みの方は、一度試してみるのもいいかも。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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