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「会社を辞めようと思ったときの話をしようか」

こんにちは。hopiです。
まじで最近寒いですね。

今回のタイトルは、「会社を辞めようと思ったときの話をしようか」です。
以前に読んだ森岡毅さんの名著と掛けてみました笑
おススメです!


皆さん、こう思いませんでした?
「hopiは、『転職したことは後悔しておりません!』と宣言してましたよね?」と笑

でもですね、皆さんよく考えてみてください。
「転職したことを後悔していない」ことと、「転職した会社を辞めようと思った」ことは、別物です!
ちょっと理屈っぽくなってスイマセン笑

さて本題に入りましょう!

ちょっとキツイと思ったときのこと

働いていれば、嫌なこともたくさんあります。
ましてや、転職したとなれば、環境もガラッと変わり、
それだけでも心身的な負担は大きいです。

そのなかでも私が最も苦労したのは、
入社から2ヵ月~3ヵ月の時です。
(多少ブレはありますが、分かりやすくお伝えするために、大体こんな時期でした。)

転職して新たな環境で働いていくフェーズは、
今回の私の例(特にスタートアップ)を参考に当てはめると、
こんな感じなんじゃないかなと思います。

<転職後のフェーズ>
Phase 1 (入社~1ヵ月)    :まずは社内の環境に慣れる
Phase 2 (1ヵ月~2ヵ月)  :仕事が任されはじめる
Phase 3 (2ヵ月~6ヵ月)  :組織の一員として業務を回す
Phase 4 (6ヵ月~12ヵ月):もう完全な組織の一員
Phase 5 (12ヵ月~)    :ベテランの域
※大企業であれば、教育体制が整っていると思いますが、
 スタートアップにおいてはそんなものは基本的にはありません!笑

よって、
私が最も苦労したと言っているのは、
Phase 2の終盤からPhase 3の序盤ということになります。

このPhase において、何が最も苦労したのか?

仕事が任されはじめ、組織の一員として業務を回すとなると、
社内の関係者からも、「入社したばっかりだから」というフィルターは外されます。

よって、その関係者の本来のキャラクター、性格そのままで接してくるため、それに対峙する必要があります。
さらに、社内関係者は、プロフェッショナルな方々が多いので、自分にも相手にも厳しい方々もいますので、それらに対峙していく必要があるということです。
ここで、前回の記事でもお伝えした、「登場人物の理解」と「何が正しくて何が間違っているのか判断が付かない」という課題が重くのしかかってきます。

経験や知見が足りないなかで、業務に対しては成果が期待されます。
よって、その期待に見合わなければ、非常に厳しいフィードバックを掛けられることがあります。
そのフィードバックをどう捉えるかは、「登場人物の理解」ができていないので、十分に消化しきれません。

また、相手の意見がおかしいなと思っていても、
経験や知見に圧倒的なハンデがあるため、「何が正しくて何が間違っているのか判断が付かない」ので、ここも対等な議論が難しい状況が頻発します。

そうやっているうちに、
何やっても上手くいかん、理解されないという思いに発展します。
入社2ヵ月くらいから立て続けに出張にいきましたが、2回目の出張の時は、本当に生きた心地がしなかったですね笑
1回目の出張の成果に対し、厳しいフィードバックをもらい、
2回目の出張においては、なんとかして成果を上げなければならない一方で、どんな結果でも、厳しいコメントは食らうだろうと思って、帰るのも億劫になってました笑 
心身共にとてもキツイ時期でした。

(この経験をしたことで、良い意味で仕事の本質をみた気がしました。
これについても、別でまた書きたいと思います。)

ということで、こんな状態の中で、私の心理状況がどうなるか?
何があっても3年間は頑張ろうという古風な考え方を持っていたのですが、
「ちょっと無理だな。とりあえず1年間に切り替えよう。」と思い始めたのです。

ですが、
まだこの心理状況では「辞めよう」とは思っていないんですよね。
なぜなら、私には、心の拠り所にしていたものがあったから。
ということで、それが崩壊していったさまをお見せしましょう!笑


会社を辞めようと思ったときのこと

前職でも仕事においては、本当に多くの辛いことがあったんですが、
それでも必ず乗り切ってきました。

背景としては、
前職の入社2~3年目のときが非常に苦しくて、それ以上の苦しいことはもうないと思っていたから。
厳しい熱血的な上司に、終電でも帰れない、かつ週末もこなさないと捌けない仕事の量、そして問題頻発。3日連続徹夜とか笑
今考えるとなかなかの環境でしたが(笑)、あれで鍛えられました。
(当時の上司とは今も仲良しです!)
ですので、「どんなことがあっても、あれより辛いことはない。」、
ということで、乗り切ってきました。

今回においても、それで乗り切るつもりでしたが、
なぜか利かなかったんですよね。「あれ?」って、思いました笑
なぜ効かないのか色々と考えたのですが、この3つに集約されるかなと。

  • これまでは同じ職場での出来事でしたので、過去とapple to apple の比較ができたのですが、今回は完全に別の環境なので、それができなくなった。

  • 今困難に直面してるわけですから、今がやっぱり一番辛い。

  • どんな辛い経験でも、過去はある程度美化されちゃってる。
    当時のことをリアルで追体験はできない。

この時が、私の心の拠り所が崩壊した瞬間でした。
心の拠り所が無くなった私は、こんな辛い状態はずっと耐えられないし、
心身の健康を壊すまではやりたいとも思わないので、
ここで、「辞めようかな」と思うことになります。
(ようやくここまでたどり着きました!笑 書いてたら長くなりました!)

「認識する」ことの大切さ

「hopiは、なぜ転職に関心のある皆さんに対して、
こんな脅すようなことを書くんじゃい!?」
と思われた方もいるのでしょうか?笑

人間の一番怖いものって、得体の知れないものだと思うんですよね。
例としては、自分の将来とか、海外で流行り出した当時のコロナとか。

それに対峙するためには、
私は、それを認識しているかどうかが非常に大事だと思っています。
さらに、言語化するとその認識は深まります。

認識しているということは、
それが得体の知れないものではなくなって、客観的に見れるということです。
その状況になったときに、「あぁ、あれね。」と思えるだけでもだいぶ心の持ちようは違うと思うんです。転職したときに、「あぁ、hopiが言ってたやつだ。」と。

こうやって私がフェーズを整理したのも(あくまで仮説ですが)、
同じく認識するためです。
私の現状としては、今はPhase 3の壁は越えたと思ってますが、
Phase 4でも別の壁がやってくるはずなんですよ。
その壁が出てきたときに、「やっぱ出てきたね!」と思うことで気持ちは楽になります。
また、物事には良し悪しや陰陽が存在していますので、それらを認識することは非常に大切です。


ということで、
次回は、「辞めよう」という思いから、復活した時のことを書きますね。
全部この回で整理するつもりでしたが、少々長くなってしまったので!笑

ここまで読んで頂きありががとうございました^^

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