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ジャパニーズhiphop界隈はいい加減にヤンキー文化やならず者文化から脱却すべき(逆襲のシャア)

😅😅😅😅😅

もうね、、、いい加減にしてくれよジブラ兄貴!




自分が音楽を好きになったのは中2という、1番と言っていいほど多感な時期に、ケーブルテレビで放送していたMUSIC ON TVのワンオク特集が始まり。そこから「邦ロックを学びたい!」という強い意志の元、当時親から与えられていたパソコンで片っ端からYouTubeのワンオクMVから関連した他のバンドのMVを視聴し漁っていた。当時の自分の感覚に1番合っていたのが上記のワンオク、BUMP、次にDragon Ashだったと思う。

https://youtu.be/Y_tUf_-Xz44

当時は厨二バンドだ泥臭くてダサいだと馬鹿にされてましたが、そりゃあそれまでG○eeeeNやファ○モンなんかを「音楽の全て」だと思ってた人間からしたらこんなの衝撃的でしたよ、、、。

上記にある通り、ワンオク関連で邦ロックバンドの色々を知っていく内にDragon Ashを知ったわけですが、これもワンオクを知ったきっかけだったMUSIC ON TVに希望を見出して暇があればMUSIC ON TVを観てた時期にこのMVに遭遇した。↓

コレ観た時には大した感動は無かったんだが、明らかにそれまで聴いてきたワンオクやBUMPとは違ったサウンドでなんならパフォーマンスも違うバンドという印象だった。それから音楽雑誌MUSICAを買って読んでいたらDragon Ashの記事があり、そこでかなりベテランなんだと知って色々と聴き始めてみた。
、、、そして最高の曲に出会ってしまう。

マジで今の20代の人達はロック好きもhiphop好きも皆に聴いてほしいです。

人生で1番最初に「サンプリング」という手法を知ったのは多分、この曲のイントロか電気グルーヴの「JOE」だったと思う。とにかく本当に詩にもサウンドにも感動しかなく、まさしく自分の中の「音楽に対する価値観」みたいなのが変わった瞬間だった。、、とDragon Ashの良さを語るにはちょっとタイトルから逸脱してしまいそうなのでとりあえずはここまでにしておく。

さてそれからというものは、一昔前の邦ロックなんかも気になり始め、とうとう2chやVIPの音楽スレなんかも読み漁り始めるというまさに中2にありがちなムーブをかましまくっていたある日、とあるタイトルのスレを発見してしまう、、。それが

「ジャパニーズhiphop衰退の原因は間違いなくzeebraのkj公開処刑dis。」

このスレでじっくりと過去にあった事の流れと、そのスレに貼り付けられてたあの超絶有名な公開処刑のLIVE映像を観た時は心底hiphopという音楽ジャンルに嫌悪感と恨みを抱いたし、「zeebraだけじゃなくhiphop界隈そのものがダサい」という偏見を中2〜社会人になるまでの8年間近くもの間保つほどに至ってしまった。今だから言えるけど少し視野が狭かったなと反省している。

Vo.の降谷建志はたびたび起こるファンからの「この曲のこの歌詞はジブラ兄貴の公開処刑へのアンサーなんじゃないか?」という言及に対して否定しているため、本当に心を一新してロックの道を突き進んだだろうという理解はあった。ものの、

この曲の織りなす全てに、「公開処刑」というkjが過去に目指していたhiphopというジャンルの「影の部分」に対しての、kjなりの「決意」や「解答」という感情を感じた。誠に勝手ながら。

そこからはまさにガンダム宇宙世紀シリーズの一年戦争における、アースノイドに対するシャアが如く長い間ロック好きアニメ好きの陰キャとしてhiphopを敵対視していた節が少なからずあったし、どこかのスレで観たラッパーの漢さんがラリった別のラッパーとのフリースタイルバトル中に相手のラリったラッパーに殴られるという凶暴な動画を視聴し、「よくわからんけどhiphopて悲しい音楽なんだな。」というコメントに共感した事で見下しさえしていた。

そこから高校、専門、社会人と経験する上で色んなコミュニティの人間と出会い、色んなエンタメを学んだ事でようやっとhiphopの良さを理解し始めていた。
、、、1番の出会いといえばやっぱりカニエだろう。あんなカルチャーショック2度と来ないと思う。
ジャパニーズhiphopであれば唾奇やフレシノで、hiphopへの「入り」自体はサンクラにアップロードされてた素人が作ったギャングスタラップのRe Mixやインスタのオススメに投稿されていたlo-fiだった。

たまにSNSでも言及される唾奇のsweet williamとの合作アルバム。hiphopとジャズをカッコよく上手く融和させた作品。


そしてYEEZUS。最早自分の中のエンタメの全てが破壊されたアルバム。スニーカー好きだった事でyeezy boostからカニエを知ったというのもあり、まさしくカルチャーショックだった。

このように、現代におけるアーティスティックなhiphopプロジェクトとの出会いにより、hiphopへの印象の全てを見直して色んなラッパーを聴き、今ではトップクラスに好きなジャンル、、、、

だったのに

今の zeebra要するFSL(?)なるよくわからん謎のイキリ集団は本当にバカ丸出しだと思います。「hiphopはリアルな奴らのもんだから。」とかよくわからんクソダサ古参思想がまだ根底にあるのか、未だにhiphopにおけるマッチョイズムに対して間違った見解をしておられるのだろう。俺が上記に唾奇を挙げたのは、「日本人として」 
のリアルを限りなく歌詞に反映しているからだし、カニエについてはサンプリングや808によってサウンドに革命をもたらしつつ、リリックにはしっかりと「アメリカ人として」  
のリアルを基本に書いてるから挙げたのよね。最近でいえばmall boyzがやる事(というか彼らの結成意図やアーティストとしてのテーマ)なんかは、本当に日本人のヤングコミュニティの本質みたいなのを上手く表現していて関心させられる。

そもそも薬物売買や依存、厳しい政府からの規制や人種差別によって殺人や暴力が日常茶飯事になってしまった過酷な環境の中、hiphopカルチャーによる成り上がりで流血や餓死がわずかではあれど減っていき、黒人の社会進出の一つのきっかけでもあるのに。それをどこの馬の骨とも知らんガラパゴス島国の島民ラッパーもどきどもが「ただの暴力」をhiphopと称して金を稼ぐなんて本末転倒も良いところやし、正気の沙汰じゃ無いっすよ。
まるで自衛の為に渡された銃を犯罪用の凶器に使う米国無差別殺人犯のサンプリングでもしてるかのような、、だったら新しいですね(笑)

キングギドラのアルバム「最終兵器」を全部聴いた時は、中2からの価値観が変わった事もあり、「やっぱりジブラ兄貴はジャパニーズhiphopの歴史において欠かす事ができないラッパーなんだな。」と思ってた矢先だったので、失望に近い感情だった、、、。悲しい、、。




という自分のジャパニーズhiphopに対するムーブは、さながら「一年戦争で敵対したが、1度は自分の思想にドンピシャな地球連邦の人物達と理解し合い共同戦線を張ったものの、再びアースノイドに滅亡させたいと思うほどの失望を抱いた結果、コロニー落としを実行しようとする第二次ネオジオン抗争時のシャア・アズナブル」な気持ちになっています。




こんな愚痴日記が長くなってしまい、すみませんでした。



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